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世間が騒ぐほど たいしたことない シリーズ①~Apryl Fool
1969年デビューの、細野晴臣、松本隆ら在籍の、はっぴいえんどの前身といわれるグループ。
ほんとは、「はっぴいえんど」のことから書こうと思ったんですけど、この「エイプリルフール」から聴かなきゃと思いまして。
この「エイプリル・フール」、正直ナンダコレなレコードでした。
当時は、日本の音楽、歌謡曲やGS全盛だったかもしれませんけど、こういう外国っぽい、洋楽っぽいものをやりたかったのかなぁと、人と違ったものを、カッコイイものをやりたかったかもしれません。
でも、今聴くと、これのどこがいいの?みたいな。
悪いとは言いません。
メロディーがいいとか、サウンドにインパクトがあるとか、リズムがとか、そういう特筆すべきところはないと思います。
当時は、他にこういうのをやっている人がいなかったから、それだけでOKだったのかもしれません。
こういう過程があって、次に繋がっていくみたいな、そういうふうに資料的価値として捉えることはいいかもしれません。
世間的にも、はっぴいえんどほどの過大評価はされてはいないでしょうが、その黒歴史っぽいものとして、笑い話としてなら聴いてもいいんじゃないでしょうか。
とにかく、世間の評価なんて、当てになりません!ということを、音楽を通してここで、継続的に書いていこうかなと思いました。