FINAL FANTASY ⅩⅣ (=FF14)のジャンプポーションについて
こんにちは、あしじゃがです。
今回はFF14内の課金アイテムである冒険録、通称ジャンプポーション(もしくはジャンピングポーション)についてのnoteです。
自分がFF14を始める際に、ジャンプポーションについての情報が古かったり、具体的な数値としてのメリット/デメリットが記されているものが出てこなかったのでまとめてみました。
1. FF14の構成とジャンプポーション
FF14は2022年1月現在、大雑把に分けると下記5章から成るオンラインゲームです。
1章 『新生エオルゼア』2013/08/23実装
2章 『蒼天のイシュガルド』2015/06/19実装
3章 『紅蓮のリベレーター』2017/06/16実装
4章 『漆黒のヴィランズ』2019/06/28実装
5章 『暁月のフィナーレ』2021/12/03実装
章のアップデートは約2年に一度で、その間は幕間にあたるストーリーや高難易度コンテンツが追加されます。次の大型アップデートは2023年末以降と予想されるため、ゆっくりプレイすることができます。
無料ユーザーがプレイできるのは『新生エオルゼア』までで、それ以外の章は追加で購入する必要があります。
ただ、これらの章はそれぞれ独立しておらず続編という立ち位置のため、追加コンテンツを購入したからといってすぐプレイできるわけではありません。『蒼天のイシュガルド』以降をプレイするには地道にストーリーを進めていく必要があり、最新章である『暁月のフィナーレ』をプレイするには膨大な時間(※後程明記)が必要となります。
そこで登場したのが、ジャンプポーションこと冒険録です。
これを使用することで、『新生エオルゼア』~『漆黒のヴィランズ』のストーリーをクリア判定にでき、即座に『暁月のフィナーレ』を開始できます。
実際はストーリー進行にレベル制限等もあるため、新規プレーヤーがメインクエストコンプリートの冒険録を使用する際は、追加でジョブのレベルを上げる「ジョブの冒険録」も購入必須となる。
また、メインクエストコンプリートの冒険録は章ごとに用意されているので、途中までクリア判定にするということも可能。
ただし、公式サイトにあるように「今すぐ最新の拡張パッケージを楽しみたい方」向けの課金アイテムということは忘れないでください。
2. 新規がジャンプポーションを使うべきか否か
これからFF14を始める方々はこのジャンプポーションを使うか否か非常に迷うと思います。私の友人の中でも使うべきと勧めてくる人、使わない方が良いという人どちらもおり、とても判断に困りました。
結論から言ってしまうと、「FF14のストーリーに興味がある場合」は絶対にジャンプポーションを使用しないでください。
ジャンプポーションを使ったとしても、ストーリー中のムービーを見返す機能を使うことで概要をつかむことは可能ですが、ムービー化されていない小話は分からないままです。
「強くてニューゲーム」というコンプリート済みのクエストを、現在のキャラクターデータで再プレイできるシステムはあるものの、『漆黒のヴィランズ』以降システムが大きく改良されているため、改良前のシステムで進むストーリーを後追いでプレイするのはかなりストレスになると思います。というか多分途中で投げ出してしまうでしょう。
そのため、ストーリーが気になる場合は、ジャンプポーションを使用せず地道にプレイしていくことをお勧めします。
逆に、ストーリーに興味がない場合は何も躊躇せずにジャンプポーションを使って最新章である『暁月のフィナーレ』をプレイして高難易度コンテンツに行っちゃいましょう!
3. ジャンプポーションのメリット/デメリット
私はつい最近『漆黒のヴィランズ』をクリアしたド新規です。
そこで、クリアするのに要したプレイ時間等の観点等からコメントしたいと思います。
【メリット】
・約350時間の節約
私は『漆黒のヴィランズ』のクリアまで約350時間要しました。
期間は2021年12月9日~2022年の2月1日の54日間です。
1日あたり6~7時間プレイしていたことになります。
仕事か?
多少寄り道ははしましたが、どんなに多く見積もっても24時間以内だと思われますので、ストーリー最短クリアに300時間必要と見積もっていいでしょう。
この300時間をメインクエストコンプリートの冒険録とジョブの冒険録の合計で5,500円で買えるのです。安い!
※FF14は放置していると30分ほどで強制ログアウトされるので放置時間はほぼ含まれないと考えてください
・マウントにすぐ乗れる
FF14にはチョコボをはじめとしたマウントが用意されており、これに乗ることで移動速度が爆速になり、お使いが楽になります。
本来はストーリー進行度に応じて乗れる場所、飛べる場所が増えるのですが、ジャンプポーションを使えば、『漆黒のヴィランズ』までに解放されるマップを全てマウントで飛行できます。
とはいっても活用されるのは「強くてニューゲーム」の時くらいですかね。
【デメリット】
・ストーリーがわからない
知らん人がいっぱいストーリーに出てくるし、パッケージにいたはずの人が一生出てこない。知らん奴の葬式では泣けないし、知らん奴との同窓会では感動しない。
・迷惑をかける(※現行では気にならない)
私が始める際に「知識の蓄積がないため、ダンジョンのギミックがわからなくて周りに迷惑をかける」というのを挙げているサイトを多く見かけました。
しかし、『漆黒のヴィランズ』以降は、最新のダンジョンをNPCと自分で攻略する機能があるため、周りに迷惑をかけずにギミックの勉強ができます。
例として挙げてはいるもののデメリットではないと思います。
結論
ジャンプポーションを使うことで約300時間のスキップが可能。
費用対効果を考えると確実にお得ではあるが、ストーリーが気になる場合は絶対に使わない方が良い。
おまけ(各章の概要)
ストーリーを理解するといっても、ジャンプポーションを使用しない場合は先は長くプレイ中挫折しそうになります。そんな冒険者の為になんとな~くの各章の概要と個人的な感想を書いておきます。
ネタバレはしないようにしているつもりですが、読みたくない人はここでとじましょう。
『新生エオルゼア』
FF14の舞台であるエオルゼアとは何か、というお話。
主人公に仲間が増えていくのではなく、既存の団体に主人公が加入するので最初の方は仲間外れ感がすごい。キャラもいきなりドーンとたくさん出てくるので全然覚えられない。
お使いクエストが多すぎてイライラする一方で、MMORPGってこんな感じだったな!というわくわく感があり何とか押し進められる。
ちなみに、私にとってFF14はTales Weaver以来のMMORPGです。
『蒼天のイシュガルド』
イシュガルドという鎖国している国のお話。
使えるスキルが増えて楽しくなってくるが、飛行するのに特定のアイテムを収集する必要が出てきてイライラさせられる。
前章よりもテンポよくストーリーが進むのでストーリーを進めること自体にストレスは無かった。
『紅蓮のリベレーター』
植民地その1とその2を開放する感じのお話。
ストーリーの中心になるキャラや新たに出てくるキャラの中に魅力的なキャラが少ない。加えてストーリーが一番面白くない。
個人的にはストーリーを進めること自体が苦痛であり、後半は次章の漆黒のために仕方なくプレイしている感じだった。
『漆黒のヴィランズ』
面白いお話。
面白い。
ここまで来れば、あとは楽しいだけ!
おわり
おわりです。
300時間頑張ってください。
あしじゃが(@ashijaga)でした。