努力が無駄になる瞬間…『準備不足』が招く最悪の結果
どうも、足ひれ社長のヨシです!
「すべての質は、準備の質で決まる」
スポーツを愛する皆さん、今日は真剣な話をさせてください。
(いつも真剣ですが)
プールサイドで見かける光景。
スマホを見ながらなんとなくストレッチ。
いつもと同じルーティンを淡々とこなす姿。
時間がないからと、適当に済ませてしまうあなた。
見ていて、本当に心配になります。
「まぁ、軽く体動かせばいいでしょ」
「いつもと同じことやっとけば」
「時間ないから、適当に」
こんな声、あなたの周りでも聞きませんか?
もしかしたら、あなた自身がそう思ってません?
何事も『準備が9割』。古今東西の真理です!
大事な試験前、あなたは準備もせずに臨みますか?
大切なプレゼン、下準備なしで始めますか?
好きな人とのデート、何の準備もなしで向かいますか?
スポーツも同じです。
いや、むしろスポーツこそ、準備が命なんです!
TIM呼びますよ!
とはいえ、私も昔は、ウォーミングアップを軽視してた1人。
でも、途中からその考えが180度変わることになりました。
今日は、その衝撃の気づきをあなたへ共有したいと思います。
もしかしたら、あなたの「当たり前」が、大きく変わるかもしれません。
また、この気づきを得られたら、準備に困ることもなくなるでしょう!
一緒に確認していきましょう。
ウォーミングアップ、90%の人が間違えてます
ウォーミングアップにも種類がありますが、準備体操をイメージしてください。実はこれも立派なウォーミングアップです。
結論から言ってしまうと、皆さん、ウォーミングアップを軽視しすぎなんです。
そして、
「あなたの身体は、ウォーミングアップ開始時点ですでに"マイナス"の状態である」
これが今日、私が皆さんに伝えたい最も重要なメッセージです。
「選手の伸び悩みの90%以上は、準備の質に問題がある」
これは決して誇張ではありません。
例えば、こんな経験ありませんか?
調子が良かった日の練習。
「今日は絶好調!」
でも、なぜ調子が良かったのか、理由がわからない。
逆に、
「今日は何かが違う...」
「なんかフォームが決まらない...」
でも、その原因が特定できない。
これって、実は深刻な問題なんです。
なぜなら、自分のパフォーマンスをコントロールできてないから。
言い換えれば、あなたの成長は「運任せ」になってる危険性があるということ。
実は、日本代表選手でさえ、この罠に陥っている人が少なくありません。
しかし、世界で戦うトップアスリートは違います。
彼らは、自分の「最高のパフォーマンス」を、意図的に引き出すことができる。
その違いは、紛れもなく「準備の質」にあるんですね。
「プラスを積む」前に、「マイナスをゼロに」しろ!
では、なぜ「準備の質」がそこまで重要なのか。
ある日、トレーナーさんから衝撃の一言が飛び込んできました。
「関野さん、まずは『ニュートラルな状態』を作りましょう」
「え?ニュートラル?」
この言葉が、私にはめちゃくちゃ新鮮でした。
考えてみてください。
あなたの身体は、毎日24時間少しずつ「歪んでいく」運命にあります。
朝起きた時から、昨日の疲れを引きずっている。
デスクワークでの猫背、電車での立ち姿勢、スマホを見る首の角度。
すべての日常動作が、少しずつあなたの身体を歪ませているんです。
そんな状態で、いきなり「パフォーマンスアップ」を目指しても、それは砂上の楼閣。(←言ってみたかった)
まずは、その歪みをリセットして、本来、身体が持っている機能・ポテンシャルを取り戻す。
それが「ニュートラル状態」とのことです。
これは、建築に例えるとわかりやすいかもしれません。
どんなに立派な建物でも、基礎工事が不十分なら、すぐに傾いてしまう。
同じように、どんなに質の高い練習をしても、身体が歪んでいては、その効果は半減どころか、逆効果になることさえある。
後からよく考えてみれば当たり前のことなんだけど、やはり気づくまでは考えもしないことって、こういうことだよねとつくづく思いました。
よくある間違いと、その本質
「肩が硬いから、肩のストレッチをしよう」
一見、理にかなっているように見えますよね。 でも、ちょっと待ってください。
実は、肩の硬さの原因は、ほとんどの場合、胸周りの肋間筋や前鋸筋、肩甲骨周りの肩甲下筋などの硬さにあることが多いです。
「腕をクロスにして肩のストレッチ」
これ、皆さん子どもの頃からよくやってると思います。 でも、これやってても、一生肩は柔らかくなりません。
「この硬さは自分の体質だから…」
そう諦めてしまう前に、本質を見極める必要があるんです。
私自身、指導者として多くの選手を見てきました。 結果を出せる選手に共通しているのは、「なぜそうするのか」を理解していること。
ウォーミングアップでいえば、理解があるからこそ、自分の状態に合わせて調整できる。 それが、本当の意味での「準備」なんです。
明日からできる、3つのアクション
では、具体的に何をすればいいのか。 今日は基本の考え方として、3つのポイントをお伝えします。
❶型から脱却する
毎日同じことをするのではなく、その日の状態を確認
身体の声に耳を傾ける習慣をつける
❷本質を理解する
なぜその動きが必要なのか
どこにアプローチしたいのか
本当の原因はどこにあるのか
❸自分で考える
SNSの真似や、誰かのマネではなく
自分の身体と対話しながら
必要なものを選択する力を育てる
「でも、どうやって自分の状態を知ればいいの?」
「具体的なアプローチ方法は?」
「実践的なメニューは?」
そんな疑問が浮かんでくるはず。
それらについては、次回以降、詳しくお話する機会を作れればと思います。
大切なのは、まず「当たり前」を疑うこと。 そこから、本当の意味での進化が始まります。
ということで、今回もここまで読んでくれてありがとうございました。
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また、これからも様々な視点からの記事を発信していく予定なので、「コメント欄」に質問や気になることを教えてください!
それではまた次回お会いしましょう!
またね〜
フィンスイミングスペシャリスト
足ひれ社長 関野 義秀