『ブリガンダイン ルーナジア戦記』プレイ日記 第0話
ブリガンダインってどんなゲーム?
『ブリガンダイン ルーナジア戦記』の発売まであと三日と迫りました。
今回は「これ、気になっているけどどんなゲームなの?」という方のための解説記事となります。
『ルーナジア戦記』の体験版をプレイした限り、前作までと基本的なシステムは変わっていませんでしたので、気になる方はPSアーカイブスでGEを購入してみるのもアリでしょう。600円ちょっとでお安いですしね。
ゲームの目的
ブリガンダイン・シリーズは国盗りSLGのひとつで、いくつかある国の中から一国を選択し、大陸統一を目指します。
よく近いゲームとして挙げられるファイアーエムブレムでいいますと、戦闘そのものは似たシステムなのですが、あちらがステージクリア型なのに対し、ブリガンダインでは戦闘に勝利することで敵の拠点を占領し、領地を広げていく――といったところでしょうか。
一作目の『大陸幻想戦記』では、統一の時点でゲームクリアでしたが、GEにはその後にボス戦が追加されています。これがかなり歯ごたえのあるもので、そこへ向けたユニットの育成をおこなうことがプレイヤーのモチベーションともなっています。
ゲームの流れ
ゲームは大まかに「編成フェイズ」と「攻撃フェイズ」にわかれ、このふたつのフェイズを繰り返しながら進行していきます。
「攻撃フェイズ」は攻め込む都市を選んで戦闘、という流れでわかりやすいので、ここでは「編成フェイズ」について説明しましょう。
「編成フェイズ」でおこなうことは主に三つ。
①モンスターの召喚
②部隊の編制
③クエスト
拠点からは毎ターン、マナというかたちで収入があり、それを消費して様々なモンスターを召喚できます。
これらのモンスターを、ルーンの騎士と呼ばれる人間キャラが率いて戦うのですが、無制限に部隊に編制できるわけではありません。
ルーンの騎士には統魔力、モンスターには統魔コストというステータスが設定されており、部隊編成は統魔力の範囲内でおこなうことになります。
例えば統魔力300の騎士がいたとします。
モンスターの統魔コストは強力なものほど大きくなり、前線で主力を張るドラゴンなら75、回復役のユニコーンであれば40となりますから、この騎士の部隊を編成する場合、
ドラゴン三頭(75×3=225)、ユニコーン一頭(40×1=40)。225+40=265
といった感じで、300に収まるように組んでいきます。また、一人の騎士が率いることのできるモンスターは6体までです。
他にも高機動の飛行ユニット・ワイバーン、低コストで囮役に最適なグール、白黒それぞれの魔法を得意とする天使と悪魔等、ファンタジー世界ではおなじみのモンスターが多数登場しますし、各プレイヤーの戦略によっても様々な編成パターンが考えられます。
①と②の説明はこんなところでしょうか。
最後に③のクエストですが、これは手の空いている騎士を派遣して、アイテムや在野の騎士を拾ってこさせるというものです。
戦場で敵ユニットを倒すと装備品を奪取できることもありますが、確実とはいえません。
基本的に、アイテムはクエストで入手するものと考えて下さい。
序盤はあまり余裕がありませんが、ゲームが進むと必ず余剰の人材が出てくるので、積極的に派遣しましょう。
「編成フェイズ」を終了すると、「攻撃フェイズ」に移行します。
こちらは攻め込む拠点と侵攻する部隊を選択するだけで、侵攻先に敵防衛部隊がいれば戦闘となります。
基本的には、この繰り返しですね。
支配拠点が一定数に達したり、同じ拠点に特定の騎士を駐屯させるとイベントが発生しますが、長くなるので省略します。
今回はこんなところでしょうか。
これらはあくまでシステムの解説で、ブリガンダインの魅力のほんの一端にすぎません。
そこから先は、ぜひゲームをプレイし、堪能して頂きたいですね。
次回はいよいよ、実際に『ルーナジア戦記』を遊んでみた、本当の意味でのプレイ日記となるはずです。