『ルーナジア戦記』プレイ日記 番外編・かなり主観の入ったステータス解説

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 およそ20年ぶりにブリガンダインの新作が発売され、古参ファンの一人である自分は喜びのあまり連日猿のようにプレイにいそしんでいるわけですが、もちろんご新規さんが増えてくれるとなお嬉しい。
 しかし、マイナーなジャンルであり、システムを理解するまでなかなか面白さの壁を超えるのが難しいのも確かでしょう。
 そこで今回は、ユニットのステータスについて解説してみたいと思います。
 というのも、ステータス画面をひらいたときに、そのキャラなりユニットが強いのか弱いのか判断がつかないと、それだけでめんどくさく感じてしまうもの。
 逆に、画面に並ぶ数値を眺めていろいろイメージできるようになれば、没入感が段違いに増すことでしょう。
 というわけで、さっそくやっていきます。

三値

 なんのこっちゃかとお思いでしょうが、要するにSTR、INT、AGIから成るユニットの基礎パラメータ三つのことです。種族値、個体値、努力値ではありません。私が勝手にそう呼んでるだけです、はい。
 とにかく、ぱっと見の情報量が多いのも『ルーナジア戦記』(以下ルナ戦)の特徴で、初心者にとってはハードルが高く感じられてしまう要素のひとつだと思います。字も小さめなのでよけいに。

 しかし、この三値に関しては、実はすごくわかりやすいんですよね。
 これらがゲームでどういった影響を与えるかを解説しますと、

 STR=腕力。物理攻撃によるダメージに影響
 INT=知力。魔法の威力と耐性、成功率や回避率に影響。
 AGI=素早さ。物理攻撃の命中率や回避率に影響。

 こんな感じ。シンプルですよね。
 では、この数値が高いか低いかの判断はどうするのかというと、100点満点で考えるといいです。
 もっというと、コーエーの歴史モノ、『三國志』や『信長の野望』シリーズとほぼ同じ感覚です(天翔記のような例外もありますが)。
 プレイしたことある人ならピンときたのではないでしょうか?
 人によって多少の違いはあるでしょうが、私はだいたいこんな感じで理解しています。

 60~:そこそこ。数合わせにはちょうどいい
 70~:一通りの仕事はこなせる
 80~:一線級
 90~:超一流
 100以上:人知を超えた怪物

 逆に、数値が60に満たない場合、その分野は苦手と考えていいでしょう。
 騎士同士のステータスを比較すれば、その騎士の国内における立ち位置なんかもうっすらわかってきます。
 君主キャラは総じて全能力高めに設定されてますね。
 また、魔法キャラはINTが高いイメージがありますが、中には高位の魔法職にありながらINTは平均以下という、「無能な上官」を絵に描いたような騎士も存在したりします。
 こうした「能力値による性格付け」は、前作GE以上にはっきりしており、私的には評価点のひとつと考えています。

HPとMP

 こちらはあまり説明はいらないでしょう。要するに生命力と魔力です。
 HPに関しては、壁役をこなせるかどうかの目安は500だと考えています。
 モンスターでいうと、ドラゴン、ゴーレム、ギガース、マンドレイクはLV1でも平均値はこれを上回ってきますし、壁になれなくもないがどちらかというと機動力を活かした遊撃役が向くワイバーン、ルフなんかは500に届かない、といったところです。

 MPはちょっと難しく、そのクラスにとって重要な魔法や技を何発撃てるかがひとつの基準となります(前作GEでいうと、魔法職なら範囲攻撃魔法が2発撃てる332、みたいな)。
 長くなりますし、私自身明確な答えを持っていませんが、なにも書かないのもアレなので、ふたつほど例を挙げます。

 代表的なアタッカー・モンスターのデーモンなら、2種類ある攻撃魔法を2発ずつ撃てる308
 同じく補助モンスターの代表グレムリンであれば、再行動(リアクト)と防御力アップ(プロテック)を1発ずつ撃てる197

 といったところでしょうか。
 いざというとき魔法が使えない! といった事態に陥らないよう、戦闘の際はMP残量に意識を留めておくといいでしょう。

統魔力

 用語自体はブリガンダイン・シリーズ独自のものですが、簡単にいうとモンスターを率いることのできる上限値です。
 こればかりは数値だけ見てイメージしろといわれても無理でしょうが、私個人の目安としては、最終的に300を超えれば優秀と考えています。
 統魔成長率に関しては検証データが少ないのでなんともいえませんが、期待値としてはこのぐらいLV毎に上昇するのではないかという数値がこちら。

 :8
 :7
 :6
 :5
 :3
 :2

 上限に達するまでの残りLV数にこの数値をかけて、現在の統魔力と足せば最終値が出ますので参考にしてみてください。


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