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【スピーチネタ34】集団での行動には〇〇を意識する!
こんにちは「asha-Gi」のUNTKです!
5月も終わりに近づき,新しい集団での生活にも慣れ始めた頃かと思います。
すると,最初の緊張感は何処へやら…慣れとは怖いもので,必ず手を抜き始める人が現れてくるのが2ヶ月たった今頃ですよね!
今日はそんな集団で行動をすると,必ずおこってしまう社会的怠惰と,その解決策について考えてみました!
①リンゲルマン効果
フランス農学者,マクシミリアン・リンゲルマンが行った実験で,
「集団で作業をすると一人当たりの作業量が低下してしまう」
という現象のことです。
実験ではロープを引っ張る力を測定し,一人ひとりの力の%を調べたそうで,
1人で引く時は100%の力を出しますが
3人だと85%,なんと8人で引くと半分になった。というものです。
恐ろしいことに,それが無意識のことでおこってしまい,「誰かがやるだろう」という人間の心理が働くんだそうです。
集団で作業をすると,人は無意識のうちに手を抜いてしまうという結果になりました。
②働き蟻の法則
働き蟻の法則とは,集団での作業をすると,
20%の人間が一所懸命に働き
60%の人間が普通に働き
残りの20%の人間は怠ける。
という,文字通り「働きアリ」の性質から導き出された法則のことです。
「社会的な怠惰」と呼ばれ,集団で行動をすることのデメリットとして,紹介されますね。
必ずしも人数が多ければ,作業が早く終わるとは限らない!ことを示しています。
1人ひとりが無意識に手を抜き,しかも20%は働かなくなってしまいますからね…。
③良い集団のリーダーはここが違う
さて,2つの法則は避けては通れないものですが,集団で作業をするということも,なかなか,避けては通れない。
では良い集団のリーダーは,なにを意識すれば,「最小限に影響を減らすことができるのか」を考えてみましょう。
まず,①声かけ!
どちらも,自分の作業が全体の作業効果に,直結して現れることを意識しないために引き起こされます。ということは,影響がでることを意識させると効率はあがります。
例えば,流れ作業のように,そこでつまづいてしまうと,最終に影響が出る場合,人は手を抜くことができません。
影響がないかのようにみえる作業だと影響を受けやすいので,常に声をかけながら,行動率を高めます。
次に②役割を細かくする
先程述べましたが,流れ作業のように,ここでこの人が動かないと全体に影響がでる…と明確にわかるような,役割分担を細かく作ります。
環境的に影響の少なくなる状況を作り出すということは非常に大切です。
そして③個人への評価を高める
人は誰しも褒められたいもの,認められたいものです。個人に向けて,全体に向けて評価をしていくことは,リーダーとしては大切なことです。
④まとめ
集団で作業について考えてみましたが,人は少数精鋭が1番効率がいいものです!
しかし,そうは言っていられない現実もあります!多種多様な集団生活!リーダーを任せられることがあれば,2つの法則があることを理解して作業にあたる,心の余裕!
それが一番大切なのかもしれません!
それではユンタク失礼しました!