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【学習②】10,000時間の法則と20時間のスキルアップ

こんにちは「asha-Gi」のUNTKです。

 先日,第一生命保険株式会社が発表した「第32回大人になったらなりたいもの」小学生アンケート。毎年楽しみにしながら見させてもらっております。

 それにしても、今年は面白い結果になりましたね。
小学生男子1位「会社員」2位「YouTuber」3位「サッカー選手」
小学校女子1位「パティシエ」2位「教員」3位「幼稚園の先生・保育士」

ちなみに中学校男女,高校男女ともに1位は「会社員」という結果になった。理由としてはコロナ禍において在宅勤務する両親の姿を見て「かっこいい」と思ったことにあるようです。子をもつ親としては「嬉しい」ような…素敵な回答です‼︎

① 1流になる?10000時間の法則

 「10000時間の法則」というものをご存知だろうか。2009年,日本でも話題となったマルコム・グラッドウェル氏の著書『天才!成功する人々の法則』で紹介され,教育の場面で何度も引用されてきました。
 簡単に説明をすると,一流の演奏家やスポーツ選手が20歳までにそのスキルについて10000時間の練習を積み上げるというもの。10000時間とはざっと計算すると3時間の練習を9年間以上‼︎確かに一流を目指す人はそこまでの時間を積み重ねていそうですよね。
 この論については様々な意見が出されているが,「成功をした者は皆 すべからく努力している」と鴨川会長もおっしゃっていました。(『はじめの一歩』より)
 小学生アンケートでは例年「スポーツ選手」や「パティシエ」「漫画家」「YouTuber」など一流を目指す職業名が連なります。もちろん今年の「会社員」も,その仕事の一流を目指す上で努力を重ねていくものです。この10000時間というものを頭に努力を重ねていくことも素晴らしい人生観,価値観だと思います。

② 20時間のスキルアップとは…

 さて,ここからはググッと時間を短くして「20時間」‼︎
これも興味深い時間のお話です。著書『たいていのことは20時間で習得できる』を書いた,TEDスピーカーのジョシュ・カフマン氏。カフマン氏が2005年に開設したスキルアップ法が話題となりました。
 「1日45分、1ヶ月頑張れば、ある程度の概略を掴むことが可能だ」という彼のスキルアップ法は「小さな成功体験」を積むことで、スキルに対する考え方を新しくすることができました。ただこの45分の使い方には仕組みがあります。
 1ーやるべきことを細分化する
 2ー自己修正できるだけ学ぶ
 3ー環境を整える
 4ー20時間は続ける
この4つの仕組みを守ることで、ある程度までのスキルを身につけることができるというのです。

③学習方法をどのように印象付けるか

 学習についての二つの時間の使い方を書いていきましたが、新年度から「勉強を頑張ろう」「何か趣味を作ろう」と目標を立てている人ももちろん多いはずです。春から高校生であれば「1日3時間」勉強を続けて、一流を目指すのもいいですし、どの教科も「20時間」を作っていくという計画を立ててもいいかもしれません。 
 声かけや意識の持ち方としての参考に、「時間」の扱い方…覚えておいて損はないかと思います。

それではユンタク失礼いたしました。

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