【学習①】作業記憶〜疲れていませんか?〜
こんにちは「ashaGi」のUNTKです。
年末年始!会社では引き継ぎをしたり、次年度の準備をしたり。学生は今年度の復習をし、進級・進学の準備!そんな忙しいこの時期には特に「あれ?今何をしようと思っていたんだっけ」、「さっきまで持っていたのに、どこに置いたかな?」そんな経験ありませんか??それ作業記憶(ワーキングメモリ)の低下かもしれません!
周りからは「疲れているんだよ」なんて笑われてしまいますよね!
①.作業記憶とは
作業記憶(ワーキングメモリー)とは1986年アラン・バドリー教授らが提唱した「理解・学習・推論などの認知的課題の遂行中に情報を一時的に保持し操作をする脳のシステム」です。北大路書房から2020年発行された『ワーキングメモリーの探究 アラン・バドリー主要論文集』では、「脳のメモ帳」と紹介されています。メモ帳と表現するように、一時的・短期的に人ができる記憶のことです。
この作業記憶が低下することで、「集中することができない」状態に人は陥るそうです。すると、「あれ?今何をしようと思っていたんだっけ」、「さっきまで持っていたのに、どこに置いたかな?」という現象が引き起こされてしまうんですね。
②.作業記憶の低下で招かれること
作業記憶が低下=「情報の保持」しにくい状態ですので、
・文章が頭に入らない
・聞き間違え
・忘れ物
・注意散漫
日常生活は記憶の連続ですので、作業記憶が低下してしまうと、生活に大きな影響が及んでしまうと言われています!
さてさて、今日のタイトルは[学習]でしたよね?ここまで読んで頂いたかたはお気づきでしょうか!作業記憶が低下し集中できていない状態で、生活や学習をしてもうまくいかないことが多いんです。だから、新年度から勉強を!新年度から新しい事業を!!なんて高い目標、モチベーションを持っていたのに、単純なミスが増えてしまって、やる気が低下…なんてこともあるのかもしれません!!
③.どうして作業記憶は低下するのか
作業記憶の低下原因としては色々あります。
仕事量が多い、情報量が多い、悩みがある、加齢、病気…などなど。
人が一度に覚えられる量を超えてしまい、記憶がどんどん上書きされていくと、作業記憶は低下してしまいます。情報量の拡大したこの現代社会において、スマートフォンを手にした時の作業記憶の低下は仕方のないことなのかもしれません…!
④、低下する前に外に出す!
低下してしまうから、勉強も新しい事業もしない!なんて本末転倒なことを考えずに、作業記憶をどんどん開放していく癖をつけましょう!!つまりアウトプットをしていきます。
「メモをとる・書き出す。」(悩み事も、スケジュールも、勉強も、趣味も「書き出す」癖をつけていきましょう)
また、瞑想をすることも、効果的なんだそうです。色々詰め込まないで一旦落ち着いて物事にあたると、アイディアも効率もあがっていくそうです!
人それぞれ作業記憶の量は違います。もちろん鍛えて高めることも可能だそうです!!瞑想をする習慣を作って、メモをする癖をつけていき、より良いスタートをきれるように訓練していきましょう!
それではユンタク失礼しました!!