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「The セイホ」にゲームチェンジが起きる

対面を基本とする生保業界は、かつてGNP(義理、人情、プレゼント)が営業職の心得とされていた。その伝統的な手法が当面使えないことになる。

一般社団法人営業部女子課の会は4月に営業職の男女を対象にテレワークの実態調査を行った。

60%がリモート営業に「とても困っている」「困っている」と回答。
半面、88%は今後「リモート営業のニーズが増える」とみています。

リモート営業に苦労している理由は、

「信頼関係を築きにくい」
「アポイントメントが取りにくい」

などが理由からだそうだ。画面越しでは熱意がなかなか伝わらない。同法人代表理事の太田彩子さんは「『とにかく頑張ります』といった従来型のスタイルは通用しません。一般的に営業の鉄則は『通ってナンボ』。特段用事がなくても『あいさつに来ました』と顧客を頻繁に表敬訪問しろと教わります。でも今は会うこと自体が感染リスク。対面を封じられたのですから、混乱するのも当然です。これからは、論理的にしっかり話す力が重要です。」と指摘する。

◯まとめ
 「リモート営業のニーズが増える」と評論家や会社の管理職ではなく、現場の営業マンが感じているということが重要だ。もっとも信頼がもてるアンケートだと思う。そんな中、リモート営業に困っているという営業マンが多くいる。この「ねじれ現象」をどう考えるか?

ニーズはあるけど、難しい(困難)

ここに大きなビジネスチャンスが転がっている。参入障壁が高いが、確実に市場があるということ。しかも、生命保険というもともと巨大なマーケットである。ここを誰がとるのか?未曾有のゲームチェンジが起ころうとしている。前例や既成概念に捉われず、大胆な仕掛けが必要だ。そして、スピード感をもって制覇することが重要だろう。



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