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 体幹トレーニングがスポーツ界でブームになり、最近ではスポーツ愛好家にも幅広く取り入れられてきました。

では体幹は身体のどの部分を指すのでしょうか?
中には体幹は腹筋だけの事だと思い、腹筋が割れたから体幹が強くなったと勘違いする人がかなり多いです。

体幹とは胸部、腹部、背部、腰部、臀部すべての総称で文字通り身体の幹となる部分ですね!

ではなぜ体幹トレーニングが重要なのでしょうか?
それは、人間が身体を動かすときはまずお腹周りの筋肉が働く事が分かっています。腕を上げる動作でも足を上げる動作でも、肩や足の筋肉に刺激が入る前にお腹が働くという事です。

つまり身体を動かすとき体幹、特にお腹の筋肉は常に力が入っているという事です。

体幹トレーニングに代表されるプランクなどももちろんお腹を引き締める効果はありますが、よりスポーツの時に力を発揮したければ動きのあるトレーニング中に腹筋を意識する方が大切だと僕は考えています。

例えばベンチプレスやデッドリフト、スクワットなどのウエイトを使った種目でも腹圧をしっかりと意識することで体幹トレーニングになると思います。

では腹筋がバキバキに割れていればいいのか?
ここからは僕の考えですが、逆三角形で大胸筋や広背筋が発達している筋肉の付き方はとてもカッコいいですがスポーツに生かすのであれば効果があまり発揮されないのではと思います。

様々なスポーツのトップアスリートを見ると体幹周りはクビレのある引き締まった身体というよりは、ズンと一本の幹の様に太くクビレのない身体つきの選手が多いと感じます。

そのような体幹を身に着けるには腹筋を固める種目だけではなく、背中、腰、お腹と全体的にトレーニングすることと、深い呼吸で上手くお腹の中にある筋肉を使う事、柔らかく柔軟な筋肉を付けてあげる事が大切なのではないかと思います。ご自身の体幹トレーニングを見直すいい機会にしてあげて下さい。

四ツ木店 荒明 陸

得意分野・急性期、慢性期の怪我・リハビリ・スポーツ選手のケア・子供の怪我・スポーツ愛好家のパーソナルトレーニング

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