読書会に参加して感じたこと
作家・プロデューサー・編集者でもある、長倉健太氏による読書会に参加しました。
今回の課題図書は、
「「日本」ってどんな国?ー国際比較データで社会が見えてくる」(本田由紀著)でした。
読書会というものに参加したのは初めてだったこともあり、
かなり身構えて参加している自分がいました。
これまでも、女性起業家のコミュニティなどで、読書会と言うものが企画される機会もありましたが、
あえて参加は避けていたような気がします。
なぜ避けてきたか…
忙しくてじっくり本を読む時間がない、という言い訳はともかくとして、
仮に読んでいたとしても、人前で自分の意見や感想を言うことを求められることへの抵抗が大きかった気がします。
根底にあるのは、正解を出したい、という欲なのではないかと、今日あらためて気づきました。
自分がいうことが、他の人にも「なるほど」と思ってもらいたい、
少なくとも「この人何言ってんの?」などどは思われたくない、
なんなら「この人すごい!」とでも思われたいような気持ちすらありました。(今もあるかも)
翻って、自分が常々「アウトプットはあまり得意でない」と思っていることも、ここに原因があるのだろうな、と気づきました。
例えば何かの講座を受けて、
それをすぐSNSなどでアウトプットすることで、
学びは何倍にも深まるとよく言われますが
「書いた内容が適切でなかったらどうしよう…」
と気にするあまりアウトプットを躊躇しているのだろうと、
これもあらためて自己分析しています。
話は逸れましたが、そんなわけで今日も実は読書会の参加をかなり迷ったのですが、
立春ということもあり(?)
新たな一歩、とばかりに思い切って参加してみて、
人それぞれに違った価値観があって当然で
それらすべてに優劣はない
感じ方も千差万別でよいのだ、と思えたことは、
自分にとってかなり有意義だったと感じます。
…と、書きながらも
「人それぞれ違った価値観を認める」なんてのは、誰もが認める一般的な考えだし、
いわば正解とも言えるので、結局正解を出しに行ってるだけだよな、
と思ってこんがらがってきました。
何はともあれ、これからも読書は習慣にしようと思います。