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「恋愛における黒星」:自己評価と社会の審判
過去にスタエフで「恋愛における黒星を数えてみた」というテーマで、これまで生きてきた中で自分の恋愛における片思いで終わった数を公表しました。
恋愛の記憶があるのが中学時代あたりからなので、そこから今までをカウントしています。自分は年齢を開示していないので、トータル何年間というのは読者の皆さんのご想像にお任せします。
黒星は、これまでを振り返りながらノートにまとめたところ、「23敗」という結果が出ました。この数字を友人などに聞いたら「多くないか(笑)」「惚れっぽいのか💗」という感想が寄せられ、さらに「毎年恋愛している感じで逆にすごい」との声もありました(笑)
この結果に対して、そこまで思ったほどの数にはならなかったというのが正直なところで、黒星の数は謎の自信がありました。
そのため「恋愛弱者」だから黒星は100敗くらいあるかと息巻いていたのですが、実際はその約1/5程度でした。
最近は自分の老いを感じる瞬間が多くなり、「恋愛」に現を抜かす気にもなれないというのが正直なところです。特に高齢男性は婚活市場でもメチャクチャ忌み嫌われていると過去に参戦して感じました。
そのことは自分も重々承知していますし、世間的にも高齢男性たちが「何かと恋愛的な文脈で受け取る」ことに対して、否定的な評価をされがちです。
過去に、高齢男性が若い女性に猛アプローチをして、その女性が「正直気持ち悪いけど、上手く断れないし困っている」といった困惑しているエピソードに関わりました。(※注:自分が猛アプローチをした当事者ではないです)
自分の欲望と社会的な欲求に対する折り合いをつけることは難しいと思います。自分の場合は「恋愛敗者宣言」をして恋愛に張ることをやめているためか、高齢男性が残念だと言われても、「あーそうなんだ」と距離を置いて情報に向き合うことができています。
この問題の根深いところには「孤独と孤立」や「恥」、「欲求」などいった複雑な要素が絡んでいることだと考えます。
孤独や恥、欲求といったテーマをもう少し詳しく深掘りしてみました。
1. 孤独
恋愛は人間関係の中でも特に深い結びつきを求めるものであり、相手とのつながりが生まれる過程です。しかし、恋愛がうまくいかない場合、孤独感が増すことがあります。片思いで終わることが続くと、自分だけが一方的に想いを寄せる状況になり、その感情を共有できる相手がいない孤独感が深まるかもしれません。
2. 恥
恋愛においては、自分の感情を相手に伝えることや、アプローチをすることが重要ですが、その過程で拒絶されたり失敗したりする可能性があります。そのような経験が続くと、自己評価が低下し、恥を感じることがあります。周囲の期待や自身の理想とのギャップからくる恥も存在します。
3. 欲求
恋愛は人間の基本的な欲求の一つである「愛情やパートナーシップを求める欲求」と関係があります。一方で、年齢や社会的な制約によって恋愛の機会や成功が制限されることがあるため、この欲求が満たされないことがストレスや不満の原因となることもあります。
これらのテーマが結びつく点は、恋愛は個人の感情や欲求、社会的な評価とも密接に関わっているということです。片思いや恋愛の失敗が続くことで、孤独感や恥を感じ、自分の欲求が満たされないことによってさらに精神的な不安や不満が生じる可能性があります。また、年齢や社会的な制約が絡むことで、これらの感情がより複雑に絡み合うことも考えられます。
ただし、これらの感情やテーマは個人によって異なるため、一般的な枠組みだけでなく、個々の経験や状況を考慮することが大切だと言えます。
自己受容や心の健康を意識することで、これらの感情に建設的に向き合い、ポジティブな視点を見つけることも可能だと思います。
現実に自分自身、"恋愛敗者宣言"をした結果、不快な憑き物が取り払われたかのような開放感を感じました。
"恋愛における黒星を数えてみた"という経験から"恋愛敗者宣言"に至るまで、新たな境地に踏み出せるかもしれないと感じています。
執着を断ち切り、自分に合う希望に満ちた人生を歩みたいです。
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