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気の置けない古い友人に、アスペルガーだと伝えた。

かれこれ15年、20年の友人に会う機会があり、こどもの話を通じて、自分もアスペルガーだと話してきた。 どんな切り出し方をしようかと一瞬考えたが、実体験をそのままに時系列で伝えることにした。つまりは「こどもの診断をきっかけに、どう考えても自分も同じだと思ったから病院に行ってみたところ、やっぱり発達障害だった」という流れ、そのままである。 友人ひとりはアスペルガーに多少の理解はありそうで、もうひとりはそれが何かよくわからないような反応だった。まわりにそんなことがない限り、ヒト

    • こどもの診断がおりるまで、「ただ手のかかる子」としか思っていなかった。

      アスペルガー子を育て始めた当時の様子を思い出すと、アスペルガーとしての片鱗は生まれた頃から見られていたように思う。これは医学的な診断ではないけれど、()にそのような傾向がありそうだぞというものを書きつつ、一例を挙げてみる。 新生児室で泣き止まず助産師さんが夜通し抱きかかえていた(感覚過敏) 新生児期が過ぎた頃から活発でよく動く(多動) 保育所の午睡時にゆらゆら揺れていないと寝ない(感覚遊び) 歩き始めた頃から、ひとりで勝手にどこかへ行ってしまう(多動) ミニカーを一

      • 40代で自閉スペクトラム症、いわゆるアスペルガーと診断された私。

        振り返ると、小さな頃から生きにくさを感じてばかりでした。 こどもが発達障害を持っているのではと気付き、発達障害支援センターの職員とのヒアリングや発達テストの様子を見ていたり、いくつかの書籍に目を通す中で気付いたことがありました。 それは「私自身も発達障害っぽいぞ」ということ。 気になったら確認しないと落ち着かない性格です。 専門のクリニックを受診し、大人向けのテストをいくつか受けてみたところ、私は「アスペルガー」だとわかりました。このとき私は40歳でした。 一般的な標準か

      気の置けない古い友人に、アスペルガーだと伝えた。

      • こどもの診断がおりるまで、「ただ手のかかる子」としか思っていなかった。

      • 40代で自閉スペクトラム症、いわゆるアスペルガーと診断された私。