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僕が特別支援学校時代の友達から学んだ大切なこと。そして福祉の問題点…

その友達との思い出

僕は特別支援学校の高等部時代に
重度の障害のある複数名の生徒と
友達として関わる機会がありました。
その中の1人の友達が僕と、
特に仲良くしてくれたことを
今でも鮮明に覚えています。
その子から信頼のようなものを感じました。
重度の障がいがあって言葉に
できないことがあっても
人を見る目はとても鋭い感覚で
あると個人的には感じます。
とても発見と楽しい時間が過ごせて、
大切な経験をしました。

僕がモヤモヤしているけれど
1人ではどうにもできないコト。

どうしても、重度の障害のある人が
福祉支援施設や通所施設で
正当な理由なく利用を拒否されるケースは
多いように僕は感じています。
それはSNS上でも
学校時代に聞こえてきた話でも
性質が似ているように僕は思います。
ここで悲しい実例を
個人情報にふれない範囲で書きます

学校の進路担当の先生が
重度の障害のある生徒に対する福祉事業所の受け入れの件で
電話すると「(受け入れは)大丈夫ですよ!」と
相手先の福祉事業所の担当者が話していましたが、
情報を共有するために、
その子の氏名を伝えると「無理です。」と話して
電話が切られるという事態が起きました。

実際に聞いた実例


障がい福祉に関わる職員が楽をする
ために当事者が犠牲になる現状。

タイトルにある通り悲しいことに
学校や福祉職員だけの都合で事業所が
運営されていることもよくあるな話です。
上記のように面倒だという偏見だけで
利用を断るケースや今の事業所の
安全な空気が乱れたら迷惑に感じる
事業所も中にはあるようです。
相手からしてみれば
ビジネスでもあるので仕方のない
諦め部分や話し合いをして解決していく
必要性があると思いますが
職員が手を抜く楽をするために
面倒な仕事は無視し都合の良い当事者だけを
受け入れる場合も少なくないと
個人的には感じます。

僕が福祉事業所で困った話

僕個人の場合は人間関係の困り事で
福祉事業所の職員さんと
人間関係に関する相談を
させていただく機会がありましたが、
後日責任者から「迷惑だからやめてください。」と
言われ僕の障害の特性や
人格否定をされることもありました。
「赤ちゃん返りした子供のようで見苦しいと。」
「お前のせいで役所から金(国からの公金)を
役所から返せって言われたらどう責任取れるんだ!!」と
激昂されて「次同じことしたら本気で怒るから、
仕事じゃなかったらこんな話だるくて
お前なんかと話したくない。」と
言われたりして結構メンタルやられましたね…
その責任者はかなり福祉制度の知識はあったものの
それをぶつけてくるような対応で
毎回かなり対応に苦慮していたことはありました。
特定されないように一部しか
お伝えはできず切り取りになっていることを
ご了承ください。
以前の記事にも書きましたがこれが
僕が会社員として働けない・社会不適合者だと
僕自身が思うきっかけでした。
よければ以前のこちらの記事をご覧ください。

【追記 2024年6月6日(木)】
上記の僕の辛い経験を
TBSラジオ「荻上チキ・Session」の
特集・Main Session で
「B型事業所から一般事業所への
 転換から考える障害者の働き方」の中で
メッセージを読んでいただけました!
詳細は別記事にもする予定です
動画リンクはこちらです!

たとえ重度の障がいがあっても
特技ではすごい才能がある場合も!

僕の経験上、言葉は話せなくても、
特技ですごい才能を発揮できる方もいます!!
イラストが得意! ピアノが得意!
特定の分野に関しては関心が強く
博士のように詳しい!ということが
"天才肌"・"職人気質"のように
すごい突出していることもあります。
もちろん全員がそうだと
言い切ることはできませんが…
みんなどこかに素敵なところは
あると僕は思っています!


今回のひとこと

このブログをご覧のお子さん・保護者の皆さん
にこれだけは言いたいと思うことは、
"自分を責めるという思考"にだけは
陥らないでほしい、本当にそう思います。
僕も経験しましたが、無理をすると
心身ともに悪循環になり、お子さんが
不安や恐怖心をもってしまうかもしれません。
そして、世間の目は気にしても仕方がないので
考えなくていいと思います!
しかし、学校関係者や福祉関係者
特別支援教育に関わる先生や職員さんでも
障がいや特性に理解のない人も
一定数以上います。悲しいことですが…
もし違和感を感じることが直感でもあれば
それはおそらく赤に近い、黄色信号で、
適切ではないことがあれば、
レットカードだと僕は思います。
なので自分がどのように生きていきたいのかを
第一に、他人にとやかく言われようが、
ご自身の気持ちを大切になさってください。

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