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自閉症・知的障害当事者の僕が発信活動をする上で学んだこと、気をつけているコト。


発達障害に関するインプレ狙いだけの
無責任な情報について考えてみた。

この記事を書くきっかけになったことがあります。
それは以前僕のnoteでこのような投稿をしました。

このつぶやきのもあるように、
当事者や親御さん発信の情報は確かに医学的な
専門性はないのかもしれない。
もちろん、インプレッション稼ぎでしかなく
根拠のない無責任な情報も一定数あります。
しかし、だからといって当事者の声を
軽視することはできないように感じます。
専門家・精神科の先生とはいえ、
万能では決してありません。
当事者一人一人で状況や障害特性は違います。
その意味では障害のある当事者が
知っている情報を出すことにも
意味があると僕は思いました。
今回の記事は僕が情報を
発信する上で最低限、
気をつけていることや
大切にしていることを書きます。

主語を大きくせず、
自分の感じたことを情報として出す。

2年ほど前までは特に、
僕も話す時に主語をついつい
大きくしてしまいがちでした。
日々勉強ですが、今も僕には
"伝える力"がないのが理由だと思っています。
今もまだ、言葉の使い方や
人とのコミュニケーションが未熟だと思います。
それによってたくさんの
迷惑をかけていると思います。

推しのアナウンサーさんの著書に
僕の考え方が変わるキッカケがあった!

意見を言う時には主語を自分にする

「伝えるチカラ」著者 井上貴博より

これは一見当たり前のように見えますが
意外と主語が大きくなったり、
潜在的に、自分が正しいと
思ってしまいがちなことが
あると僕は思います。
今は主語が大きくなりすぎないように
気をつけています。

言葉は人を傷つけることも十分にある

発信した内容が時に人を傷つける
リスクもあります。
当然、明らかに人が傷つくような
発信は避けて通るべきです。
自分の思いを伝える上で重要になるのが
"自分を主語にして話す"ということです。
"私は" "僕は"こう思いますという
スタンスで話すと丁寧に自分の思いを
発信することができます。
それでも人を傷つけてしまう時が
あるかもしれませんがそれはある意味では
仕方のないことだとも思います。
個人的にはどんなに努力しても
分かり合えない人も一定数いることを
覚悟して発信して人と関わろうと
個人的には思います。

伝わるコツは
誰にでも伝わる言葉で発信する。

どの業界にも専門的な言葉や
その業界にしか通じない言葉があると思います。
でもそのまま世間に向けて発信すると
見た人聞いた人はハテナマークが浮かび
一気に冷めてしまうと僕は思います。
少しでも多くの人に関心を
持っていただくためには
だれでもわかるような言葉に変換して
説明して自分の思いを正直に話せば
共感が生まれている感覚があります。
もちろん特定のターゲット層に
刺さるような発信が中心であれば
マニア的な発信もとても有効だと思います。

自分の好きなことを発信する!

この部分がSNSで情報を発信する上で
大切な要素になってきます!
自分の興味・関心のあるものを
発信しないと継続した活動が
できないと思います。
自分なりの視点で好きなことを
発信することで誰かの発見に
つながることもあると思います!
僕の場合はYouTubeではガジェットを
中心とする情報を発信しています。
iPadを購入しレビュー動画を
投稿するとコメント欄に
「この動画を見てiPadを奮発して購入しました!」と
嬉しいコメントをいただきました!!
自分の動画がキッカケで
iPadを購入するという
行動をしてくれた人がいた。
この喜びは何者にも変え難い
嬉しさがあります!!


実体験に基づいて
自分にしかできない経験や考え方を発信する。

誰にでも自分にしかできないことや
特技・経験があると思います!
僕の場合は自閉症・知的障害のある
当事者として素直に思うことを
SNSなどで発信することもあります。
障害のある当事者として見たこと
感じたことを個人的な見解として発信しています!
その部分を生かして発信活動をすると
誰かの発見や共感に繋がると思います!

発信活動をしている上で
蚕都Grantsさんという京都府の綾部市で
精神・発達障害のある人が
「マジョリティに合わせない働き方」を
研究し、障害者の経済的自立を
目指していらっしゃる団体の方と
つながる機会がありました。
正直なところ僕は、原則として
特定の障害者団体であったり
福祉事業所を応援することはまずないです。
理由としては僕も複数の福祉事業所に
通所したことがありますが、
上辺だけの理念や利用者軽視の対応
パワハラなどがそれぞれの
事業所であったことや
ネット上や人との関わりを見聞きしても
福祉に良い印象を持ったことがないためです。

しかしながら蚕都Grantsさんに関しては
DMなどのやり取りや投稿
フリーペーパーを拝見していて
ここだけは素直に応援したい!と
心から思えたのでこのnoteでも
取り上げさせていただいたこともあります!
その記事もよければご覧ください。
新しいフリーペーパーも
いただいていますので、
その中から新しい情報も
取り上げさせていただきます!

蚕都Grantsさんのnoteなど各種SNSも
ぜひ覗いて見てください!!


SNSで趣味活をするのも楽しい!

SNSで共通の趣味などで
安全に繋がった人もいます!
SNSのリスクもありますが、
それ以上に発見もあると思います!
その分野とネットやSNSは相性が良い場合も
あると思います!そこから人と繋がることも
あるかもしれません!
僕の趣味のひとつがラジオです。
僕の好きなラジオ番組
TBSラジオ 井上貴博 土曜日の「あ」の
公式のYouTubeのコメント欄に
タイムスタンプをつけ続けています!
そうして好きなことを継続すると
番組の配信担当のスタッフさん
(2024年3月末で配信担当をご卒業されています)
とSNSでつながるという
ご縁もありました!
なかなか普段関わることのない人と
つながる可能性があるのが
SNSの良い面だとも思います!
皆さんにもぜひ!「好き」を
発信して見てほしいなと思います!

今回のひとこと

個人的には2024年は人との関わりに
変化が多い1年でした。
正直心の不調になる時期もあり、
思うようにSNSを更新できなかったことは
大きな反省点です。
来年…というよりはこれからは
精神的な波が穏やかに安定させることを
第一に各種SNSを更新をコツコツと
当たり前のように更新させていきます!
僕は自閉症・知的障害のある当事者としての
発信はnoteのほかスタンドFMでも
行っていきます!
僕の場合は、障害をあえて公表して
少しでも多くの人に知ってほしいという
思いがあります。
その思いをどのようにネット上に
公開するのかについて、
まだ僕の中で課題もありますが
今後も根気良く続けていきたいです!

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