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「自社の価値」は「他人の目」を入れてはじめてわかることがある
明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
新年最初は、入江が担当させていただきます。
最初に、能登半島地震により、被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。これ以上、被害が大きくならないように……と祈るばかりです。自分たちには自分たちのできることを、やっていくことが大切なことかな……と思い、通常通りnoteを投稿させていただきます。
さっそくですが、質問です!
「自分が勤めている企業(部署)」の魅力って何ですか?
「うーん……」と悩む方がいる方もいらっしゃるでしょうし、
自分の会社の魅力はこれです!と自信満々に答えられる方もいらっしゃるかもしれません。
私は、答えられないと悩む方にも、自信満々の方にも、
ぜひ「他人の目」を利用してほしいな、と思います。
というのも、実は最近、私自身の部署でそれを実感したので、
今回はそのお話をさせていただきます。
私が所属しているアスコムの「メディア開発部」は、企業出版をメインに活動している部署です。
企業出版を具体的に言うと、企業(自営業など、個人の方もいらっしゃいます!)が「本当はこんなにいい商品なのに」「こんないい情報があるのに」というものを、より広く届けられるように情報を磨き上げて、書籍を通して発信していくというものです。
ありがたいことに、たくさんの企業さん(個人の方からも!)からお声がけしていただき、書籍をつくることも多いのですが、それだけでは回らないので、営業をかけることも必要になってきます。
あるとき、今まで使っていた営業用の資料を見直してみよう、
という話になり、本格的に刷新することになりました。
その刷新するための会議の中で、「他社と比べて、アスコムの企業出版の魅力ってどこなんだろう?」というお題が出ました。
自社の魅力を客観的に把握する必要がありますので、当然の話ではあるのですが、
会議は一瞬、シーン……となってしまいました。
言い訳をさせていただくと、もちろん、いいところはたくさんあります!
……あるのですが、
これまで「売り」だと思っている部分「以外」に何か思いつくことがあるか?
と言われれると、なかなか思いつかない……となってしまったのです。
どうしようか……となっていた矢先、それは、案外あっさりと解決することができました。
その秘密は、そう。
「他人の目」です。
営業資料の刷新のアドバイザー的な存在として、社外のある方に部署に入っていただくことになりました。そうすると、あっけないほどアスコムのメディア開発部の魅力を見つけていただくことができました。
しかも、自分たちで考えるだけでは絶対に思いつかないものでした。
例えば、「書店に本が置かれる」。
アスコムのメディア開発部からすれば、「書店に本が置かれる」って当たり前やん! と思っているわけです。
でも、お客さんのなかには、「本を出しても書店に置かれないもの」と思い込んでいる方もいらっしゃるとのこと。そのことすら目から鱗でした。
こんな風に、「他人の目」を借りると、もう無いかもと思っていた魅力がどんどん出てくるのです。ちょっと感動もしました。
編集者という仕事は「他人の目」「新しい視点」を提供することだと思っているのですが、受ける立場になると、「ほほー!」とちょっとこそばゆい感じになります。
ぜひ皆さんにも、「他人の目」を利用して、新しい自社(部門)の魅力を見つけていただければと思います。