問いの力で未来を切り開け!〜問いを生み、問いで学ぶ、問いの授業〜
3月のなりきりラボ®︎のプログラムは、「なりきり道場 問い編」でした。このプログラムでは、好奇心や懐疑心を持ち自ら「問い」を立てるスキルを磨きました。
今回の記事では、プログラムを経て成長変化した生徒たちの様子を紹介します。
なぜ問いを学ぶのだろう?
1ヶ月間かけて問いの立て方を学ぶ授業、聞いたことがありませんよね。
問いがうまく立てられるようになったら、どんないいことがあるのでしょうか?
生徒たちは、問いを立てることの意味を考えることから始めました。
実は、問いを立てる力を伸ばすことにはいろんなメリットがあります。
一番大きなメリットは、課題を設定し、解決できる能力が身につくことです。
コロナウイルスやAI技術の発展により、現代では課題は複雑化し、解決方法は多様化しています。決まった課題に対して、どれだけ効率的に決まった解決策を講じても、解決できない問題が増えています。
正解のない時代です。それぞれ、様々な世界の問題に対して、自分で思考して、自分で判断し、自分で表現し、自分の答えを導き出すことが求められています。
問いを立てる力を伸ばすことで、世界にある問題に対して、自分の答えを導き出そうと、考え始めるきっかけになります。問いを立てる力は、今後の未来を切り開いていく生徒たちには不可欠だと思います。
他にも、問いを立てる力を伸ばすメリットはたくさんあります。
なぜ?から始まる問いをたくさん思いつくようになると、興味が広がり、学びが楽しくなります。
そもそも?かた始まる問いををたくさん思いつくようになると、当たり前だと思われていた定義を見直したり、物事の本質に迫ることができます。
問いの技を身につけよう!
生徒は渡された白紙の単語帳に思いついた問いをたくさん書きます。
お題になっている技を使って、自分で考えた問いを書く、というワークです。
全4回を通して、様々なの問いかけの技を身につけました。
いざ実践!問いチャレンジ!
最後は身につけてきた問いの技を使って、問いを生み、問いの答えを出す、問いチャレンジをしました。
たった1ヶ月でしたが、問いの技を身につけ、実践できるようになった生徒たち。
授業受けた生徒たちは自分たちが生んだ問いに答えを出そうと対話しているうち、いろんな気づきを得ていました。
「もっとこういう問いかけができたら思い通りに対話してくれるんだけどなあ」
「普段考えたことないことをみんなと考えられて楽しい」
「研究者とか、物を売る仕事とか、いろんなところで質問する力が使えそう」
今後、どんなことに問いの技を役に立ててもらえるのか楽しみです!
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