![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102244966/rectangle_large_type_2_76e653b06dce5f52c3356f1072bbc273.png?width=1200)
お店やさんごっこで、想像力豊かに!子どもたちが自分のお店をプロデュース!〜まちとおみせあそび(あそびツクール#16)〜
3月のあそびツクール®︎のプログラムは、「まちとおみせあそび」でした。
テーマは「社会(算数)」。街を探検してどんなお店や商品があるか調べたり、お金のおもちゃを使ってお買い物ごっこをしたりと、商売をテーマに遊びました。
最後は、子どもたちが「買う」側から「売る」側になって自分のお店をプロデュース!さて、子どもたちはどうやってお店をつくったのでしょうか?そして、どんなお店がオープンしたのでしょうか?
みなさんの「お店屋さんごっこ」の参考になったら嬉しいです。
自分のお店をプロデュース!
あそびツクールで実施した「お店屋さんごっこ」の流れはこんな感じです。
①どんなお店をやりたいか決める
②お店の名前を決める
③商品・サービスを決めて、画用紙・折り紙などで作る
④商品の値段を決めて、メニューを作る
⑤お店をオープン!お買い物ごっこで遊ぶ
みんなそれぞれ、自分の好きなもの・作ってみたいもの・売ってみたいものがあり、どんなお店をやるかはとてもスムーズに決まりました。レゴが好きな子は「レゴ屋」・紙飛行機が好きな子は「紙飛行機屋」といった具合です。
商品は、折り紙やひも、レゴといった、身の回りのもので制作しました。工作が難しい子は、白紙のカードに商品の絵を描いて商品にしている子もいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1680954837645-HBdPMxD1ry.jpg?width=1200)
いろんなお店がオープンしましたが、今日はそのなかでも、お客様が来店した時のことを想像して、お店のサービスや空間をつくりこんでくれた2つのお店を紹介します。
①晴れカフェ
![](https://assets.st-note.com/img/1680751035865-OuEkOrprtv.jpg?width=1200)
最初にご紹介するのは、たくさんの美味しい飲み物・スイーツを提供する「晴れカフェ」です。りんごジュース・オレンジジュースは色のついたひもをコップに入れて表現し、ドーナツは折り紙を折って、穴を開けて作りました。
右上のモンブランは、アルミホイルで作ったお皿の上に、茶色のひもをぐるぐる巻いて、ボンドで綺麗に固定した傑作です(なんと10,000円!)
![](https://assets.st-note.com/img/1680751208168-B1xxkbF8Xh.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1680966209770-RKc7SZkqrx.jpg?width=1200)
商品を作りながら、Hさんには、「お客様にゆっくり食事を楽しんでほしい」という気持ちが芽生えました。そのため、講師と相談して飲食スペースをつくることを決め、教室にある机・椅子・ソファを組み合わせて自分なりに空間をデザインしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1680751064246-6wPp7BQDiX.jpg?width=1200)
飲食店をつくるにはそれなりに品数も必要で、商品を作るだけで大変ではないかと内心思っていただけに、店内を心地のいい空間にすることまで気が配れたのはさすがでした!
②なんじなんぷんとけいショップ
![](https://assets.st-note.com/img/1680751132449-ruRx4BA7hN.jpg?width=1200)
2つ目のお店は、さまざまな時計を販売する「なんじなんぷんとけいショップ」。なんといっても、お店のネーミングがとても可愛らしいですよね。
商品は、腕時計と置き時計の2種類で、腕時計は4色展開です。青色の腕時計にはピンクのハートとお花が装飾されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1680953112522-LpIAeajePt.jpg?width=1200)
時計といった小物類は、自分にどれが似合うのか購入前に試したくなるもの。Mさんはそれを分かっていたのか、「どれが似合うか試していいですよ!」と声をかけ、お客様に試着を促していました。そう言われると、ちょっと気になって試したくなりますよね。私も試着した上で、「ピンクベルトとけい」を購入しました。
お店の売上をあげるうえで大切なのが、お客様にどのように売るか(接客)。どのように接客したらお客様が買いたくなるか、お客様目線で考えてくれたMさんは素敵でした。
おみせやさんごっこで、想像力豊かに!
子どもたちのお店、いかがでしたか?かなり本格的なお店屋さんごっこになったのではないかと思います。
私自身、今回「お店屋さんごっこ」で遊ぶ子どもたちを観察しながら、お店を自分でプロデュースしようと思うと、商品・サービス・接客を通じてお客様にどんな体験を届けたいかを想像することがとても大切だと気づきました。
「お客様にどんなもの・サービスを届けたい?」
「お店のなかで、お客様にどんな風に過ごしてほしい?」
「そのためには、お店をどんな雰囲気にするといい?」
そのようなことを考えているうちに、自然と想像力が豊かになるのではないかと思いました。
私も「あスタジオ」(エイスクール上野・秋葉原校)という校舎づくりを主に担当していますが、生徒のみなさんにどんな風に過ごしてほしいのか、その空間デザインについて改めて考えてみようと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1680966451704-CBAsWbC6Uw.jpg?width=1200)
これからも、「ゼロからイチがうまれる教室」を目指して、空間づくりに力を入れていきます!
これからも、あそびツクールの時間ではさまざまなテーマで子どもたちと一緒に遊び、授業の様子を投稿していきます。気になった方は、ぜひ授業体験にお越しくださいね!
▼「あそびツクール」についてはこちら
▼授業体験は毎週受付中!申込はこちら