失敗と成功のあいだに
起業にキラキラした夢を見て、人の意見を聞いてない
イケイケモードの君に読んで欲しい
失敗と成功のあいだに
起業3年目までの教科書は、
分厚い、時間がかかる、重たい
でも起業するなら、心に羽を生やせる
起業・独立を考えたらすぐに読むべき本
JINS田中仁 CEOの帯コメントに偽りはない
分厚いのは、誠意から
時間がかかるのは、大事なことだから
重たいのは、妥協しなかったから
僕も、独立4年目で読んだからこそ、
響きすぎるの一冊でした
退社から独立までの時期を思い起こし
読むのも、書くのも、しんどかった（笑）
だからこそ読み進めるのが、重たくても
起業するなら、無理にでも読んだ方がいい
目次
・啐啄同時
・３つのキーワード
1キャッシュエンジン経営
2ビジョン共有
3いい物を生み出す努力と売る努力
・情熱と勢い
・先人に学ぶ
啐啄同時
啐啄同時という言葉がある
雛が孵化する前に、中から出ようとするのと
外から殻を割るのが同時になると、はじめて生まれる
学びも、近しいものがある
起業前に読んでいたとしても
危機感を得ることが出来ない人もいるだろう
僕もそうだ
これを知ってたら、あんなに苦しまなくて良かった。
そう強く感じるのは、経験後だからだ
３つのキーワード
特に知っておけば良かった３つのキーワード
1:キャッシュエンジン経営
『私は起業するに当たって、自分の好きな商売ではなく確実に上手くいく商売から始めた方がいいと言っている』堀江貴文
これは、起業前に聞いても『俺なら大丈夫だ』と、盲信しがちな部分
色々な理由をつけながら、言い聞かせて走るのだが、なかなか上手くはいかないもので
『貧すれば鈍す』
これは、本当に
実感した
防ぐのは、確実に上手くいく方法（キャッシュエンジン）で日銭を稼ぐことに他ならない
ビジネスモデルを思いつき、突っ走ってコケる前に、先ずやることがある
ここを抑えるだけで、成功確率がグンと上がる
2:ビジョンの共有
ここは、思っている以上に難しい
美辞麗句だけでは、人はついてこない
僕も、アスケアという名前に込めた思いを
繰り返し伝えることを怠っていた時に
仲間と袂を分かって行った
独立する気概のある人は、どちらかといえば今いる環境で結果を残した自信もあると思う
だからこそ、ビジョンと行動を『伝える』努力が必要
背中で語るや、唱和させて強引にいく事ではなく
本人が自ら、その理念を納得出来るところに持っていく
「そもそも、ビジョンに共感して、一緒にそのビジョンに向けて楽しく働いてくれそうな人を雇え（＝あなたが一緒に働きたいと思う人を雇え）」p104
本文にも、納得感に言及する部分があるが
そこにたどり着くには、自分自身も納得し、繰り返し伝えることの重要性が書かれている
後回しにしがちだが、組織である以上
進むべき道としてビジョンは、共有する必要がある。
3:いい物を生み出す努力と売る努力
「いい物をつくる努力とそのサービスを売れるものにする努力は、別個のものだと考えている」p198
これ、ほんとにそう
いい物をつくれば売れるという訳ではない
紛れもない事実
ここを間違えて、僕は、とんでもないギャップに悩まされた
力のかけどころを間違えると、あらぬ方向へ向かう
自信など微塵もなくなったのは、そんな時
これが出来ないと、経営とは言えない
もし当たっても、ラッキーなだけ
続きはしないのだ
これら3つは、実際に僕が後悔していた部分で
修正かけ続けて、トライ続けたので
なんとか今があるし
いまだに試行錯誤している
情熱と勢い
もちろん必要
だがそれだけじゃなんともならない
事もある
理解した上で、走っていても
コケる
ただ僕は、起業前に、この本と出会っていたとしても
あの時の傷が
かすり傷で済んだとは、言い難い
僕は当時、イケイケすぎて
似たような話を聞けてなかった
今こそ啐啄同時だと感じる
「確かにな」と素直に読めた
きつかったけど、生きててよかった（笑）
※もちろん能力が高くできる方もいますので、、
先人に学ぶ
先人に学べとは、このことだなと
本にも、藤田晋、堀江貴文、前沢友作、柳井正、河原成美、ほか
錚々たるメンバーが取った方法が出ている
それは起業前にテストマーケティングして
仮説を確かめていること
小さくはじめて、確実にし続け
また、大きくするものを見つける
一勝九敗 UNIQLOでも、この戦績
しかし、九敗を支える事業がある
ここが、肝 先人に学ぶ部分
殻を破り、羽を大きく広げられる為に必要なことがある。
分厚いのは、誠意から
時間がかかるのは、大事なことだから
重たいのは、妥協しなかったから
起業にキラキラした夢を見て、人の意見を聞いてない
イケイケモードの君に読んで欲しい
飛び石を打たずに、試すこと
まず、これだ
ちなみに
解釈を広げて、2回読んだら
また別のみえる世界があります
さすが教科書
もう3回目に手をかけてますわ
お読みいただきありがとうございます お気持ちは、【スポーツと体育をアップデートする】活動に活用させていただきます。