スポーツのチカラ~被災地に元気と希望を~
皆さん、こんにちは!
バスケビジネスコース広報担当です。
今回は、 ”スポーツのチカラ” について発信していきたいと思います。
2024年1月1日16時10分。
石川県能登地方を震源とする ”能登半島地震” が発生しました。
地震が起きた日、私は、富山県富山市にある実家にいました。
これまでに経験したことのない強い揺れや、多くの人達がパニックになりながら避難している光景を目の当たりにし、今も恐怖と不安が残っています。
この震災で大切な人、大切な街を失った方や
今もなお、恐怖や不安を感じている方がたくさんいます。
そのような方々に
「スポーツのチカラを通じて、
生きる活力と未来への希望を感じてもらいたい。」
これが私の願いです。
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スポーツのチカラで何ができるのか。
今回の記事では、過去にプロスポーツチームが行ってきた復興支援活動をご紹介し、これから何ができるのかを皆様も一緒になって考えていただけたら幸いです。
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東北楽天ゴールデンイーグルスの歩み
私が注目したプロスポーツチームは、「東北楽天ゴールデンイーグルス」。楽天イーグルスは東北地方を代表とするプロ野球チームです。
東日本大震災後の楽天イーグルスの歩みを振り返ると、東北の街・人々と共に成長しているように感じました。楽天イーグルスがこれまで行ってきた活動は、多くの人々に勇気を届けてきたとともに、東日本大震災を風化させないための重要な役割を果たしています。
今回は、東北楽天ゴールデンイーグルスがこれまで行ってきた復興支援活動の中から2つご紹介します。
1.TOHOKU SMILE PROJECT
「スポーツの力でこどもたちを笑顔に!」をテーマに、子供たちが体を動かすことができる施設を東北各地に寄付することを目指し始まった募金団体。
募金総額は、(2022年まで)263,995,897円。これまでに、10か所の施設を作り上げてきており、多くの東北の子供たちに元気・希望・夢を与え続けています。
2.がんばろう東北シリーズ
震災を風化させず東北から元気を発信するために始まった「がんばろう東北シリーズ」。2021年の開催で10回目を迎えました。
この活動では、「繋がる」をテーマに、様々なイベントを実施しました。
この活動の中で特に印象的だったのは、”復興マルシェ”です。
東北6県から52市町村の飲食・物販が集合し実施した「復興マルシェ」。
地震の影響で、売上が落ち込む特産物や生産することすら困難な特産物も多くあったと思いますが、こういった活動を通して、全国に広め、地域の特産物を守り抜いていってほしいと感じました。
新たな取り組み
能登半島地震の復興活動として動きを見せたのは、日本野球機構(NPB)です。被災地の復興支援として、プロ野球のオールスターゲームを2026年に富山県で開催すると発表がありました。こういったニュースで、一人でも多くの方が前向きな気持ちを持ってほしいです。
他にも多くのプロスポーツチームが募金活動を行ったり、被災に遭った石川県のプロチームの選手やスタッフは復興の手伝いをしていたりと、たくさんのチームが復興支援に取り組んでいます。皆様にはぜひ、今後の復興支援活動に注目していただきたいです。そして、北陸一丸、日本一丸となって乗り越えていきましょう。
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スポーツと共につくる街。
これから先困難があったとしても、
スポーツのチカラで明るい未来を切り開いていってほしいと願っています。