
「対 -TSUI-」キャラ紹介③ヤト
こんにちは。あさとゆうです。
私が住む北海道は、最近初雪を観測。
とはいえ、今はすっかり雪も解け、降るとしたら雨ばかり☔
個人的に雨は嫌なので、降るなら雪が降って欲しい~。
先週はかなり仕事がバタバタして、シナリオや小説の締切が立て続けに…。
どのお仕事も大変でしたが、何とか今月の山を乗り越えてホッとしてます。
楽しいけど大変、でもやっぱり楽しい、というこの気持ちのループ(笑)
来月はもっと余裕を持って取り掛かろうと固く誓った週末でした。
そんなこんなで小説の方は今第二章の横浜編なのですが、いよいよ佳境に差し掛かったところ。ここに来てようやく「異能バトル」感を出せている気がします…(笑)
そんな私の小説はネオページさんにて、月・水・金の21時に更新しています。閲覧ページはこちらです。
今回は、小説「対 -TSUI-」に登場するキャラクター、ヤトの紹介をさせてください。
ヤトは八咫烏の一族の末裔で、その名の通りカラスの姿をしています。
とはいえ、ヤトはまだ半人前。八咫烏は足が三本ありますが、半人前のヤトはまだ二本しかありません。ヤトのお父さんは「真の八咫烏」として結構知られた存在で、ヤトはお父さんのような「真の八咫烏」になるべく、日々奮闘しています。
性格は素直で感情的。主人公の凪や焔と関わりが深い主要キャラで、無邪気な一面がありつつ、いざという場では「導く存在」としての本能を発揮する二面性があります。なので、少し神秘的な要素も入れてみたり…。
本編ではヤトが「詠唱」しているシーンが度々登場するのですが、八咫烏は言霊を操り、自分の魂に合った言霊を唱えることで、力を出すことができる…。という設定です。
なので、ヤトの詠唱はヤトが考えた、ヤトだけのものなのです(^-^)
この小説を書こうと思った時、主人公の凪が対の世界(並行世界)に行き、焔の家に居候する…という設定にしようと決めていたのですが、いやいや、年頃の女の子が大人の男性の家に居候するって、なんか恋愛観強くなるな…。それに凪はまだ未成年、そんな子を安易に泊めるか?焔よ?と思い、一応ファンタジーですし、恋愛観は控えめにしたかったので、焔の仲間、家族として、ヤトに登場してもらいました(笑)
小説を書き始める直前に出てきたキャラクターだったので、最初はキャラがうまく引き出せず、ちょっとだけ苦労も。だけど、今ではすっかりキャラが定着して、凪や焔にとって欠かせない大切な存在になっています。私も、とってもとっても大好きなキャラクターです。
小説の割と前半で、丹後というキャラがヤトに対して「焔のペット」って言うシーンがあるのですが、ヤトは「違う!」と反論します。ヤトは人間ではありませんが、ペットではなく、焔の大事な家族であり仲間。このシーン自体は短いやり取りなのですが、焔とヤトは主従関係ではなく、対等な関係なのだという思いを込めました。
ヤトがこれからどう奮闘していくのか、凪や焔とどう関わっていくのか、ぜひ見守っていただけると嬉しいです!