新一年生になって、そろそろ1週間
嫌なことがあったらしい。
クラスの子に
「『気持ち悪い』って言われた。嫌だった」
との事。私も瞬間湯沸器。
はぁ!💢ってなっちゃって。
『それは嫌だよ!先生に言った?』
「先生に言って良いの?」
『その為に先生いるんだから。嫌なことがあ ったら、言って良いんだよ』
『友達に話してみた?
母ちゃんから、先生に言おうか?
それとも手紙書く?』
「うん。書いて」
私は、怒りやら、悲しいやらで、熱くなっていました。その時ちょうど四年生になった息子がそばにいまして。
「たーけー、どうしよう。なーおーがクラスの子に嫌なこと言われたって。母ちゃんどうしたら良いと思う?」
『家庭訪問の時に言ったら?』
「はぁ!それまで待てる?家庭訪問っていつよ!」
怒る私に、
『少し様子見た方がいいんじゃん?』
どちらが大人かわからない、冷静な四年生。
その日は、四年生の子の空手があったので、イライラ、モヤモヤしながら、そのまま道場へ。
先生へのお手紙に、なんて書いたらいいかな?
上の子の時も似たようなことがあって、先生に言うか言わないか悩んだ時、うちの姉ちゃんに、先生に言うのは良いけど、【うちの子がこんなことされました】だと先生はそのやった子に注意をして、それで終わりになりそう。それだと、その子が別の子にやるか、隠れてやり始めるか、になりそうだから、それよりは、こんな事やってくるって子は何かしら問題を抱えている場合が多いから、やってくる子を気にかけてもらえませんか?
の方がいいかも。
そんな風な、アドバイスをもらった事がある。
あの時どうしたんだっけ?
結局先生には言わなかったんだった。
これは、たーけーの問題だし、どう乗り越えていくかの試練なんだと。
2年生に上がって、
その子と離れて喜んでたな(笑)
3年生に上がって、同じクラスになり、
鉛筆ホルダーを貸して、
返ってこなかった話をしてたけど…
その子は机の上に置いたよって言ったらしいが、どこにもなく(泣)
【大事なものは貸さない】
って事を学んだらしい。
そうやって成長していくんだろう。
空手の1時間、私はどういうアプローチで、先生へお手紙を書くか悩んでいた。
空手の帰り道、四年生の方はあまり学校のことを話さないから、
この子も困り事があるのかもと、
「困っている事があれば、母ちゃんに言いなさいよ。話すと楽になる事があるから、どうにか助けて欲しいと言うなら、解決になるかわからないけど、動けるだけ動いてみるから」
そう息子に話しながら、おや?
もしかしたら、娘はただ聞いて欲しかっただけなのかも。と思えてきた。
『手紙書こうか?』
も私が提案しただけだし、
娘から、書いてと言われたわけじゃない。
娘も言うだけ言って、
スッキリしているかもしれない。
家に帰り、子どもと一緒にお風呂。
「嫌なことを思い出させて悪いけど『気持ち悪い』って言われた時のこと、聞いてもいい?なーおーに向かって言ったの?」
『うん。言われた』
「嫌だよね、そんな言われたら。人に対して気持ち悪いって何か💢こんなに可愛い、うちの子つかまえて!」
「母ちゃんにやって欲しいことある?
何もしない方がいい?」
『何もしなくていい。
明日また言ってきたら、
その時考える』
と娘。
確認してよかった。あやうく怒りのまま手紙を書くところだったよ。
きっと、そういう経験から、相手の立場になって、考えることができるようになっていくのだろうと信じて。娘の成長を願って、見守る事にしました。
もし、助けを求められた時は、全力で助けられるように、心構えだけしておこうと思った出来事でした。