おっぱいは、アイデンティティ
いろいろなところに散らばっている息子の成長や子育て日記、少しづつまとめたものです。時系列ではないかもしれません。また途中で思い出した内容も綴ったりする予定です。※息子は2005年9月生まれです。
2006年02月08日
すごく個人的なことですが、
やっぱり、なんだか結構、悲しいかな。
おっぱいが出なくなってきちゃった。
そりゃ、そんなことは当たり前で、
だって会社行き始めてずっと一緒にいるわけじゃないし、
マメに搾乳してるって言ったって、
多少我慢とかしちゃうしね、最近じゃ6時間ほっておいても平気。
…じゅんじゅんがそばにいたら3時間置きには
くわえさせているだろうにね。
ほおっておいたら、出なくなるのは当たり前だよね。
しかも新しい保育所は、
衛生上の問題とかで、搾乳したのは飲ませてくれない。
だから搾乳したって、最近はそのまま捨ててるのだ。
とれたてほやほやのを大量にじゃーっと流すと、
なんだかぐうっとこみ上げてくるもんがある。
息子はおっぱいが大好き。
なのにごめん、流しにそのまま流しちゃった。
きゅうきゅうと吸って、しばらくして安定すると
目を細めて「うっとり」ってするんだよね。
泣いて泣いてどうしようもない気分になってしまっても、
おっぱいをくわえれば、元気になれる。
精神安定剤として、もちろん食料としても、ミルクなんかより
好き好き、大好き。僕これ欲しかったの、ねえこれ欲しかったの。
そんな風に言ってるみたいにいつだって必死。
ハムスターの小屋の檻の間からチーズを入れてやると、
ハムスターたちは必死でそれに飛びついてくる。
鼻を檻の間から痛そうに出して、こちらの指の間のチーズまで
一生懸命奪い取ろうとする。
息子のほっぺたにピタピタと寄って行くと
勢い良くこちらに首を向けて、かぷっっっ。
ほらほら、おまちかねですよー。
うーーーかぷっっっっっ、って。
ハムスターみたい。
私の息子にとっての存在意義がそれだけだとは言わないけれど、
お父さんにはない、息子の大好物。
それがあることが、本当に誇らしいと思ったんだけど、
…出なくなってきちゃったんだなあ。
あーあ、出なくなっちゃうんだなあ。
あーあ、あーあ。
この、なんだか悲しい気分、
きっと男の人にはわかんないよなあ。
ただただ、ひたすら、情けなーい気分。
おーい、もーちょっと頑張れよ。
ねえ、頑張って、頑張って。
ねえ、もうちょっと。
まだ、あとちょっと。
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