某SNSマンガについての個人的所感〜むしり取られた余韻〜
ずっとハラハラしながら毎日読んでいたTwitter連載4コママンガ「100日後に死ぬワニ」が今日3/20を以って最終回を迎えた。
最終回は4コマじゃなく13コマ。それくらいは最後だから描くだろうなって思ってたから、そこだけは予想は当たった。
あんまり予想しないようにしてたし、関連ツイートを検索してまで見るような事はしないようにしてた。
最後は…なるほど、究極の「哲学」。
いろんな考察がTL上に溢れかえっていたし、論戦を交わすTwitter民の考察を読んで学ぶところもあったし、自分なりに頭の中で想いを巡らせていたけど…
でも。
そしたら、それから30分くらいしただろうか、作者さんのアカウントにこの動画がリンクシェアされていた。
終わって速攻で、こんなクオリティ高いものが即UPされているってどんだけー💦
100日の間にこんな完成度高いモノを短期間ですぐに作れるもんなのか?とかいろいろ頭の中がぐるぐる~
それはいい、その後、作者のアカウントで発表があった。
100ワニ公式アカウント開設・書籍化決定・映画化決定…
え?映画化???
その後も出てくる、追悼グッズ販売・公式ショップ・LINEスタンプ(発売済)…
何だぁこの怒涛の商売っ気エスカレート💦
本は出るだろうなと思ってた、そしたら買おうって思っていた。だけど…
映画化?そんでもって、もうグッズを連載最終日のその翌日から発売開始??
そういえば、前日・前々日からやたらテレビのニュースや情報番組で取り上げられていて「そんなに大人気なんだぁ、へぇ~」なんて思っていたけど、正直何だかもやっとするものがあったんだよなぁ…
そんで動画のエンドロールのスタッフクレジット見て、あぁ納得。
あの大手広告代理店が絡んでいるのか…
全てそれで察しました。感動も余韻も興醒めで薄くなってしまいました。
本は買うよ、でも、なんかもにょるのはどうしたらよいんだ。
「死」は、いつから消費型エンターテイメントになったんだろ。
自分もそれにうっかり加担してたのかと思うと、情けないやらガッカリするやらで、自己嫌悪と反省しかないよ。