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実録 万引きGメン

本日は現役の万引きGメン(私)から
窃盗犯罪の実情をお話出来たら良いと思います。

ランキング形式で私の記憶に
強烈に残っている
個性的な窃盗犯をご紹介します(^o^)/

最近やってるのか知りませんが
よくテレビで万引きGメン特集とか組まれてますよね~(笑)  
皆さんのそのイメージと同じだと良いけどσ(^_^;)?

デハイキマース!!!

映えある1位!(不名誉)

官能小説『艶』義眼爺さん👴

この男性はですね、
かの有名なイ○ンさんの書店にて
月刊!!官能小説『艶』という本を
(簡単に言うとエロ本♥️)
売場にて外袋を破き
コートのポケットへ入れ万引きをした爺様です。

何故私の記憶に残っているかと言うと
突っ込みどころが多すぎて( =^ω^)

その盗んだエロ本をですね、
あろうことか
フードコートに移動して
水を飲みながら(無料の)優雅に読書し始めました👴
万引きGメンは基本的に
犯人が盗んだ商品を持って
店の外に出た時でないと声を掛けられません…😢
なのに1時間以上この爺さんは盗んだエロ本を読書しております。
何故窃盗犯のエロ本鑑賞を
影から監視していないといけないのか…
イライラしたので私は警察官を呼びました(*^-^)
(窃盗を行いその後、
店内にあまりに滞在している場合は110番をして警察官に職質してもらいます。)
私は現場に来てくれた警察官に事情を話し
例のごとくエロ本爺さんは職質され…
官能小説を盗んだことをあっさり認めました(笑)

私と一緒にイ○ンさんのバックヤードへ
ε=(ノ・∀・)ツ

私と『艶』爺さんはとりあえず椅子に座り
現認した私から色々聞き取りを行います。

ア「何故本を万引きしたんですか??
お金あるでしょう??」

艶爺「お金はある。
これでも昔は結構偉い立場だったんだよ。」

ア「質問に答えて下さい。」

艶爺「我慢出来なかったんだ…」

ア「爆笑。゚(゚^Д^゚)゚。」

艶爺「頼む。女房には連絡しないでくれ。」

ア「連絡が取れるの奥さんなので、
連絡しない訳にはいきませんよ。」

艶爺「弟がいるんだ!!
弟なら男同士で通ずるところがある。
弟に連絡してくれ。」

ア「確かにエロ本を読みたいという気持ちは通ずるかもしれませんが、
盗んだことに関して心は通じないですよ??」

艶爺「そうだな…もう女房でいいよ。
実は俺右目が義眼なんだよ。」

ア「そうですか…
お身体が不自由だからと言って万引きして良い
理由にはなりませんよ??」

…………

聞き取りが終わり、艶爺さん連行👮🚔️

艶爺「またな。お嬢ちゃん!!」

何故か艶爺さんはこれから
パトカーで警察署に連れていかれるというのに
清々しい笑顔そう言いました…

ア「いや、このイ○ンさん
貴方は出入り禁止になったので
もう来ないで下さいね☺️」

艶爺「ありがとな。またな。」

ア(補聴器付けな。艶爺さん…)


何だか憎めない窃盗犯でした(^ω^#)


続きはまた今度(*;д;)ノ





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