ただ耳鼻科に行っただけの話(過去の記録)
これは長男が4歳、次男が半年くらいに耳鼻科を受診した時の記録です。
月曜日から風邪の長男。
昨日、突然耳が痛いと言い始めた。
どきっ。ついにきたか。
去年までは、電動の鼻水吸いで根こそぎ吸い取ってたからか、中耳炎は未経験。
でも、今年はもうすぐ4歳だし、自分で鼻をかめるようになってきてるし、もう機械はいらんかな?と、使わなかったら早速で発症したらしい。
さてさて、痛みで号泣する長男と、まだ寝てるだけの次男を連れてどうやって耳鼻科に行くか。
時刻は16:30。
しかも外は大雨。
これはタクシーしかない。
耳鼻科の診察の時は、私が診察台に座って、がっちり息子を抱き、抑えつけないとダメだから、その間次男の居場所はベビーカーしかないので、ベビーカーも持参。
めんどくさーーーーーーーー
ダメ元で夫に早退を打診するも、答えは「定時で上がる」
はぁ?いらんねん定時とか。
今すぐ会社出て、診察終わりに車で迎えにきて欲しいねん。
覚悟を決めてタクシーを呼んで玄関に待機するも、「病院行きたくないねん」と号泣。
タクシー乗れるねー!とテンション上げてみるけど、「嬉しくないっ!いや!」とご立腹。
タクシーが来ても、海老反りでいやいやする長男を無理やり乗せて、やっと病院前に到着。
すでに母、ぐったり。
初めての病院だったけど、駅のすぐ目の前で、スーパーもあり、のちのち通う事も考えてここをチョイス。
エレベーターあり(HPより)らしいし、大丈夫やろ。
長男はお昼寝してへんから眠いのに耳が痛くて寝れず、更に病院いややし、ママ抱っこしてくれへんから、ご機嫌がこれ以上悪くなれないくらい悪い。
ひとまず次男を抱っこ紐、長男をベビーカーに乗せ、病院のエレベーターに向かうと、そこにはなんと、、、
階段が三段!!!
ふざけんな!何がエレベーターありますや!
階段ありますって書けーーー!!!!
抱っこ紐使いながら、グズグズ泣いてる17キロが乗ったベビーカーを持ち上げるなんて絶対無理。
「ちょっと降りて、階段登ってほしいなー、眠いのにごめんねー」と、これ以上機嫌が悪くならないように、慎重に慎重に、優しく誘導するも、「いやー!僕降りない!眠いの!」
ですよねー(涙)
「そうだ!病院終わったらグミ買いに行こうか!ねっ!」(物で釣る母)
「いやっ!僕病院いや!グミ嫌い!降りない!だって僕眠たいしママが抱っこしてくれへんから悲しいの!」
どうしたらええねん、と思いつつ、長男の表現力にとても関心してしまった。
思ってる事、キチンと言葉にできてるね、成長やなぁ。
いや、関心してる場合じゃ無いねん。
降りてほしいなー、嫌、のやりとりを3回くらい繰り返して、やっと渋々降りて階段登ってくれました。
つら。
やっとの事で病院到着。
到着すると、「ママの抱っこがいい」とご要望が。
なので、長男をベビーカーから下ろして、次男を乗せて、やっと受付。
ネットで事前に予約してたから、順番まであと2組!ビバウェブ受付!
すぐ呼ばれるやろと思ってたら、なかなか呼ばれへん。
まだかいな、と親が思うくらいやから、3歳児に辛抱できはずもなく、「まだ?長いの嫌やねん。もうお家に帰ろう?僕帰りたい」とまたまた泣き始める。
周りの目が刺さるぜー!
うるさくて本当にすみませんとペコペコ。
病院の待合室でほんまは見せたくないねんけど、youtube様を召喚。
ありがとう、信号機の動画をアップしてくれた人。
「ママ!この信号は黄色が二つやねんで!」といちいち説明してくれるくらいに機嫌は回復してきた。
はぁ、良かった。あとは診察やな、、、。
歩行者信号の赤と青のモノマネを見せられてる途中で名前を呼ばれる。
呼ばれた途端に大号泣!まあ、これは仕方ないか。
次男のベビーカーを押しつつ、長男の手を引き、診察室まで移動したいけど、床にねころんで「いやー!!!!」の号泣。
地べたで駄々こねる子どもって何度か見たことあったけど、こんな近くにいたなんてね。
ベビーカーを看護師さんにお任せして、とうとうきました診察台。
「お母さんが椅子に座って、お子さんを抱いてください。脚はお母さんの足で挟んで両手を抑えて下さい」
という、詳しい羽交い締め方法のレクチャーを受け、地獄の診察スタート!
長男を形容するなら、まじで釣りたてのマグロ。
ピッチピチでデカイ。
抑えててもどんどんすり抜けていって、先生診れたもんじゃない。
最終的にわたしの周りには、抑える看護師三人(足、足、頭)励ます受付のお姉さん1人のフォーメーション。
やっと終わったと思ったら、「今度は反対側ねー」と言われて、「ウギャー!帰るー!ママが見えない!」と大爆発。
耳は二つあるんだったわ。
看護師さん達のうんざり顔を私は忘れないよ。
私もうんざりしたけどさ。
そんなこんなで、やーーーーーーーっとこさ診察終了。
息子は汗でぐちゃぐちゃ。
私も息子の汗と自分の汗でジトジト。
待合室に戻ると、診察が終わってスッキリしたのか突然機嫌が良くなった息子が「ママ、グミ買うんでしょ?」と微笑んでいました。
お菓子を買う約束だけは忘れないね、君は。
そろそろ夫が迎えに来れる時間かな?と思ったら、トラブルで定時に上がれなかったらしい。
今日の診察以上のトラブル、あるわけない。
帰りはご機嫌になった息子にグミを買って、タクシーで帰宅。
次回は金曜日。
耳鼻科に行った、ただそれだけの話。