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人生の棚卸しがうまくいかない事例と完璧に実践する方法

☆このnotoでは、真のキャリアの方向性を求める女性対象に13年2000人以上指導した経験からの教えを伝えます。


今日のテーマは人生の棚卸しについて。

「人生の棚卸し」とは、過去を振り返り、自分自身をよく知るための活動を指します。

自分の強みを見つけ出したり、今後の人生やキャリアの進路を定めるときに避けては通れません。

最近、私のところには他のセミナーや本などを読んでみたもののうまくいかなかったという方が浅野塾の門を叩くケースが増えてきた。

どういうものかヒアリングすると、主に2つの手法に分類されました。

■人生の棚卸しがうまくいかない2つの手法

その一つは、年齢(西暦)順に人生の高低をグラフに描きながら棚卸しをする手法です。以下のようなもの。

グラフをもちいて棚卸しする方法。見栄えはいいけどね。

もう一つは、年齢(西暦)順に経験したことを年表として書き出す手法です。以下のようなもの。

年表形式で人生を棚卸しする手法

実物を見せてもらいましたがスポット的に浅くエピソードを書き込むことしかできないため、自分の人生を深く振り返るのは難しいだろうな思いました。

これらでは、人生におけるキーポイントになるエピソードや自分にしかない強みまでは拾えない。

もしも私がこの2つの方法を実践しても、私が初めて出版した「人を動かすメールテクニック」につながる強みを見つけ出せなかったと思います。

なぜなら、本人は記憶の彼方に消えている経験であるし、そもそも成功したとも思っていないから。

自分の強みを活かした行動をしているときはほぼ無意識なのですよ。それがネックになる。

しかも、私たちには「ネガティブ・バイアス」という心理作用があるため、辛い経験や失敗ばかりが記憶に残りがちで、成功体験を取りこぼしがちになります。

自己評価が低い人や自信のない人は、これらの手法を使うと自分の強みや大切な経験を思い出すのが難しいです。そのため注意が必要ですね。

■人生の棚卸しを完璧にする方法

人生の棚卸しを完璧に行う唯一の方法は、「自分史」を書くことです。

自分史とは、生まれてから現在までの記憶に残る限りのことを書きつくす人生史のことを言います。

はっきり言います。

人生の棚卸しを完璧に行うことは、自分史を書く以外の方法では非常に難しいです。

「そんな手間をかける必要があるの?」と疑問に思うかもしれませんが、答えはYESです。

なぜなら、私たちの記憶は数珠つなぎのように連鎖しており、単純に過去を振り返るだけではヌケ・モレが生じるから。

先ほどお伝えしたことの繰り返しになりますが、私たちが真価を発揮しているときは、無意識に行動していることも多いため、その瞬間を記憶していないことが多いのです。

また、表面的な棚卸しでは、自分の未来の方向性や目標に繋がる小さな体験やエピソードを見落とすことが多いです。

それは、過去のさまざまな経験から導き出される自分の考えや行動のパターンを十分に読み解けないからです。

具体的な「自分史」の書き方やその効果については、以下のリンクで詳しく解説しています。

浅野塾のアドバンスコースでは自分史を書くカリキュラムが含まれています。

受講生もハードですけど、私もスーパーハードです。だから何度もこのカリキュラムを省こうとしました。

でも・・・

無理なんです。細かいエピソードの積み重ねを見極めないと、その人の行動の傾向やモチベーションの軸、その人にしかない強みなどを判別できない。

だから省きようがないのです。

「ざっくり棚卸しできればいいよ」というのであれば、浅野塾で行う必要はないし、私もそんなレベルのセミナーをやりたくもない。

あぁ。私はなんてめんどくさい人間なんだろう。

でもこれからどのような人生を歩もうか、壁にぶつかっている女性たちを無視できないんです。

私自身も20年以上悩んできたことでもありますからね。

浅野塾は、自分史を含む”人生ストーリー解析メソッド”を実践形式で学べる唯一の場所です。

行動に移したい方は、まずは以下から始めましょう。

■おまけ

さて明日から毎月恒例の山梨ワーケーション。

私はぶどうが好きなので、現地でしか食べられない種類のぶどうもあって、秋のこのエリアはワクワクします。

シャインマスカットも9〜10月になると一気にお買い得になる。

直売所などあれこれ周りましたけど、意外にも地元のイオンや地場チェーンのスーパーの方が安くてそこそこおいしいものが手に入ったりします。

買うときは味気ないですけどね。

お金があまりまくっている人は関係ないかもしれませんが、そうでない方は山梨にご旅行に行くときの参考にどうぞ。

さてさて、滞在中は4人の個人セッション予約も入っています。じっくり向き合っていきたいと思います。

ではまた。

浅野


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