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稼げるフードライターの条件(後編)ーリアルなお金問題とその解決法を語ります
★フードライター業界のリアルなお金事情をかなり具体的に公開したため、有料記事にします(今後値上げする可能性もあります)。
フードライターは令和の今、どうやったら稼げるのか。マインドや概念でなく、どなたも再現できる具体的な方法を8,500字強で書き切りました。
(食に限らず)ライターは「文字単価」や「ページ単価」で依頼を受けます。しかし重要なのは、「時給」に直して判断することです。
現在原稿料で悩んでいる方、お読みいただければ幸いです★
「フードライターとお金」問題はみんな悩んでいる
前回、「稼げるフードライターの条件(前編)」を書きました。その続きです。
面識のない方、SNSで交流がなかった方からも「面白かった」「後編も楽しみにしています」と声をかけていただきました。後編は何をどう書こう。いつものフードライター仕事を続けながら、3カ月考え続けました。そして結論が出ました。
フードライター生活は20年。いろいろ思うところがあります。特に今年は、「これはおかしい!」と憤慨することが続きまして。半ば殴り書きのような形で前回の記事を書きました。
私は原稿料をいただいてメディアに書く記事もブログも、じっくり時間をかけて書いています。正直、思いの丈をそのまま書いた記事の、意外な反響に驚きました。
そして思いました。
きっと「フードライターとお金」問題は、悩んでいる人が多いのだろうなと。
原稿料の話って誰もぶっちゃけない。同業者のリアルな状況ってわからない。みなさんモヤモヤしているのではないかと。
食が大好きで、食の文章を書くことも大好き。フードライターとして生計を立てていきたい。あるとき、ついに食がテーマの執筆仕事をゲット。頑張って書いて納品した。
しかし。
え、原稿料安すぎない?これじゃ一生の仕事になんてできないじゃん!そういうもの?他のフードライターはどうしてるの?
「フードライター」でググると、検索1位で出る浅野陽子って人は?『フードライターになろう!』なんて本も出してるし。どのくらいもらってるのかな。
今回の記事では、その謎解きをします。
フードライターはいくらで仕事を受けるべきか。食の雑誌がどんどんなくなるメディア不況の今、どうやって活動するべきか。
私はおそらく、フードライター界では最高ランクの文字単価で書いていると思います。決して自慢したいのではありません。
前編で書いた通り、それでもフードライターのお金事情は、非常に厳しいと思うのです。業界の価格設定を見直してもらいたい。その立場から、私の考えや解決法を書きたいと思います。
先月私が納品した記事は2本。その2本で稼いだ原稿料と内訳は以下のとおりです。
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