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【大河ドラマ・光る君へ】こぶしを握って姫さまの回復を祈る。
イケメン道兼、登場。
なんか少し、痩せたような気が?
道兼が汚れ仕事を自ら請け負うとは…どういう心境なのか。
「これ以上、私をみじめにさせないでください。ほっといて」
冒頭。
さわさんが爆発した。
まひろにしてみれば、なんのこっちゃ!だが、さわさんは我慢していたものがあふれて出てきてしまったのだ。
道綱のヤツめ。
間違ってしまった以上、覚悟を決めてさわさんの相手をすればよかったのに。
そうすればこんなケンカにならなかったのに。
・・・っていうのもなんだか違うよね。
*****
「私は日記を書くことで、己の悲しみを救いました」
道綱の母はそう言っていた。
それを思い出しながら、まひろは墨をする。
まひろもまた、日記を書こうとしているのだろうか。
*****
年明けの登華殿
一瞬だけ映ったたくさんのおやつ。
金柑に干柿に干しあんずに・・・。
砂糖みたいなものを固めた干菓子のようにみえるものもある。
たくさん並ぶ、美味しいもの。
誰か、詳しい人に解説して欲しい。
平安時代のスイーツ。
*****
行成殿は、見目麗しい一条帝にくらくら…。
分かりやすいヤツよのう。
斉信殿は、定子に越前から届いた鏡を贈る。
越前って、鏡が名産なの?
それとも舶来品って意味なのかな。
*****
「さてお上。今日は何をして遊びましょう」(中宮定子)
このセリフ、ちょっとびっくりしてしまった。
(年齢的に)まだ遊ぶんだ…と思って。
「ん~。定子に任せる」(一条天皇)
えっ。尻に敷かれてる感じ???
そして得意げに、少納言への謎かけをする定子。
・・・ごめん。
なんかこういうやりとり、好きになれないわ。
ステキな謎かけ、思いついちゃった♪
「少納言。香炉峰の雪は?」
うふっ。
自分に酔ってる感じなんだもん。
もちろん、こういうのがあの時代の知識人のおしゃれなやりとりだというのは、知ってるけど。
現代人の私の感覚からすると・・・ちょっとね。
逆に、清少納言がおしゃれなやりとりを書き残したことは納得できる。
私だって、今日こんなことあった!あんなことあった!ってnoteに書き残してるし。
書きたい熱をもって生きている。
そういう意味では清少納言も私も一緒。
まぁ、文学的レベルは全然違うけどさ。
*****
庭で雪遊びする、帝と中宮、そして伊周と公任殿たち。
足、冷たいでしょ~っ!
手も、冷たいでしょ~っ!
そんな余裕で雪を触ってるの、おかしいから~~~!!!
*****
「あ、誰か来た」(隆家)
帝と定子の前で、伊周と隆家が舞う。
ちょうどそのとき、帝の母・詮子がやってくる。
詮子はこのとき「女院」という称号をもらっている。
「誰か来た」はないだろう、隆家よ。
「女院」を名もない庶民扱いかよ。
*****
「お上と中宮様の後宮は、これまでと違う新しき後宮。ここでは誰もが楽器を奏で、誰もが歌い、舞う」(伊周)
えっ・・・えっと。
伊周は無礼者だけど、言ってることは良いかもしれない。
なんだか納得させられちゃった。
しーーーん…とするなかで、道綱だけがすごい顔してたのが印象的。
*****
道長のところへ油を売りに来た(?)道綱。
まひろとの出会いを口にして、道長をドキドキハラハラさせる。
「ついぞ見かけぬいい女」とまひろのことを褒める道綱だが…。
そうだったっけ?
まひろ、そんないい女だったっけ?
*****
道隆ファミリーの会合。
宮中の火付けについて話し合う。
隆家の不遜な態度。
貴子と伊周の不安そうな様子。
不安を押し隠して、悠然とかまえようとする道隆。
黒い。
この家は黒いよ。
*****
久しぶりの登場、道兼
少し年を取った。(あたりまえだけど)
そしてなにやら精悍さが目立つような。
道長に支えられて、立ち直った道兼。
今は、どのように暮らしているのか。
伊周と話して、伊周のおごりを目にして、何を思うのか。
表情のない道兼の顔からは、何も読み取れない。
*****
「だぁ~まれっ!そのようなことは起きぬ」(道隆)
疫病が内裏に入り込んだら帝も危ないという道長の意見は聞き入れてもらえない。
道隆はこんな時も酒を飲んでいる。
あごひげが・・・・・・気になった。
キレイに整えられている。
今の世の中なら、ひげを整えるのは造作もない。
しかしあの頃はどうしていたのだろう。
すべてを剃るならともかく、一部は残して一部は剃るなど、おしゃれ(?)な整え方があったのだろうか。
*****
「やめておけ!都の様子なら俺が見てくる。汚れ仕事は、俺の役目だ」
なんと!!
道兼が自ら、汚れ仕事を引き受けた。
しかも道長を(疫病から)守るため、だ。
なんとまぁ!!
どうした風の吹き回しだ。
立ち直ってからの道兼に、いったい何があったんだ。
*****
悲田院で疫病患者たちの看病を続けるまひろ。
薬師は、顔に布をあてて、マスクのように使っている。
まひろ、そなたもマスクをせい、マスクを!
マスクをしないと、マスク警察に叩かれるぞ!(違う)
ところで悲田院って、「あの悲田院」だよね。
聖武天皇の光明皇后が建てたとかいう。
(ちなみに光明皇后は、藤原不比等の子)
悲田院って、ずっと続いてたんだね。
その時だけで、まもなく廃れてしまった…とかだと、勝手に思い込んでた。
*****
「兄上!」(道長)
「お前が来ては元も子もないではないか」(道兼)
「私は死ぬ気がいたしませぬゆえ」(道長)
なにこれ、なにこれ。
こんな漫才みたいなやりとりが出来るようになったの、この人たち。
「相変わらず、間抜けな奴だ」(道兼)
なんだか…道兼の、道長への愛を感じますな。
次々に悲田院の中へ入る道兼、道長と従者たち。
最後には道長の従者・百舌彦が、布を両手でしっかり口に押し当てて、嫌そうについて行く。
百舌彦こそが正しい。
誰だってわざわざ入りたくない。
入っても、感染したくない。
従者だって感染しないように布を口に当てるのに、なぜまひろはマスクをしないのだ。
・・・ちょっとおバカさんなのか?
あっというまに感染して、自分もあの世に行きたいのか?
「看病」がしたいなら、感染予防をしっかりすべきではないのか。
どうなってるんだ、まひろ。
それに、かわいそうなのは(いつもどおり)乙丸だ。
付き合わされて、ずっと悲田院にいる。
*****
「まひろ!しっかりいたせ!まひろ!」
悲田院で再会してしまった、道長とまひろ。
道長が意識を失ったまひろの名を呼ぶ。
しかし私の意識は、ふたりの後ろの乙丸に持っていかれる。
口を開けて、姫さまを見つける乙丸。
横を向く乙丸。
目を大きく開けて固まっている乙丸。
乙丸は、いつもまひろと道長に振り回されるねぇ。
*****
「藤原道長である。乙丸!」
まひろの家に、まひろをお姫さま抱っこで連れ帰った道長。
いとが泡をくっている。
「藤原…みちなが…誰?」
そうか。
いとは藤原道長の名前なんか知らないか。
仕方ないよな、それは。
いとから話を聞いたまひろパパも、さぞかし驚いたろうなぁ。
「殿様?姫さまと大納言様はどういうアレなんでしょう。こうやって抱いて見えたんですよ。こうやって」
いと、あなたはいつも笑いを提供してくれる。
それだけで、「一家にひとり」的な存在だよ。
*****
夜明け。
乙丸と百舌彦は、並んで腰かけていた。
旧知の間柄だもんね。
ふたりの付き合い(?)も長くなったもんね。
百舌彦は居眠りしてた様子。
でも乙丸は一晩中、一睡もせずにじっとしていたみたい。
きっと姫さまの回復を祈ってたんだろう。
握りしめた両のこぶしが、祈りの強さを表していると思う。
*****
「この先は娘は我が家で見ますので、お帰りくださいませ」(まひろパパ)
朝廷での重いお役目があるのだから戻れ、というまひろパパ。
一晩まひろを看病させて道長を納得させたうえで、立場を考えてモノを言う。
さすが大人だ。
できれば官職に就いてるときにも、そういう意味での「賢さ」を発揮して欲しい。
*****
「うふふふふ…おほほほほっ」(倫子)
なに!?
なんで笑うの。こわいー。
まひろの看病をして倫子のところへ帰ってきた道長。
なにやらうわの空で歩いていく道長を見送った倫子の目には、いつもと違う道長が見えていた。
*****
道兼のいい男っぷりが良かった。
しかし本当の意味でいい男なのかは分からない。
来週が気になる。
そして、笑う倫子。
こわい。
今、一番怖いのはこの人。
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