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おすすめ保存食作り・5選

保存食作りは楽しい。
なぜ楽しいかと言うと、イベントだからだ。
毎日やらねばならない家庭料理作りとはわけが違う。

しかも面倒な工程に家族を巻き込める可能性も大きい。
それはもちろんイベントだからだ。
人は誰しも珍しいものを喜ぶ。

というわけで保存食作りの経験をまとめてみる。

ぬか漬け(かき混ぜ不要のぬか床)


ぬか漬けって地味に美味しいよね。
でも作るのは手間のかかる面倒くさいモノなんじゃないのか。

その思い込みをあっさり覆してしまうのが「かき混ぜ不要のぬかどこ」として売られているモノたち。
買ったときの袋のままで使える。ぬか床用の容器は要らない。
ほんとにそのまま使えちゃう便利グッズ。

我が家では生協で購入して、時々ぬかを追加購入しながら数年続けている。ただし、ダンナが。

ぬか漬けは我が家ではダンナ担当。
言っちゃ悪いが、ダンナ担当でも問題ないレベルに簡単なのだ。

野菜を入れとくだけ。適宜、取り出して食べる。

繰り返すうちにぬか床が(野菜から出た水分で)なんだか水っぽくなってきたら、水分を吸ってくれるものを漬けるといいよ。

うちでは切り干し大根を入れる。ぬか床の水分と塩気を吸って、これがまた美味しいんだ。納豆に添えるのが我が家の定番。

ちなみに「かき混ぜ不要のぬかどこ」はスーパーでも売ってるし、無印良品でも売ってる。あれ?じわっと流行ってるの?それとも実は定番?

ジンジャーエールのもと


新生姜の季節になると何回も作る。何回も作るから、夏中飲める。

ジンジャーエールのもとは、つまり生姜シロップってこと。砂糖と水と生姜を鍋で煮るだけ。凝りたければスパイスとか入れる。

私はシンプルに砂糖と水と生姜だけ煮て、熱湯をまわしかけて自然乾燥した保存瓶に入れて冷蔵庫で保管する。
炭酸水で割って飲むと、美味しいジンジャーエール。

生姜は冷え性にいいとか、脂肪燃焼効果があるとかいうよね。身体にいいから…というのを言い訳に夏中美味しく飲んじゃう。

ちなみに生姜が冷え性にいいのはホントだと思う。私の身体で証明済み。

夏中ジンジャーエールを飲む。ただし氷は入れずに冷蔵庫から出した炭酸水で。冬中、はちみつ生姜レモンを飲む。

それを繰り返して1年半経ったところで、自分が冷え性じゃなくなってることに気づいた。

手足が常にぽかぽかしている。真冬でも、息子が私の手を握って暖をとるレベル。

ちなみに、はちみつ生姜レモンは飲むたびに作っていた。
はちみつとレモン汁とチューブ生姜をよく混ぜ合わせてから、お湯で割って飲む。

マジであったまるから、寒い日に試してみて。

ちなみにチューブ生姜は、お湯で割る前にしっかりはちみつと混ぜ合わせておかないと、チューブから出てきたままの姿でふわふわ漂うので気をつけて。


きゅうりのつくだ煮


実家から山のように届く野菜。
ありがたいけど、たまに困る。
それも幸せっちゃそうなんだけど。
それはそれとして、これどうしよう…だよね。

夏によくあるのは「おばけきゅうり」。
収穫のタイミングが1日ズレると、とんでもない大きさに育つ。
それまではけっこうじわじわ~ってな感じの成長なのになぁ。

で、届いたおばけきゅうりは、お味のほうが大味でね。
生で食べるのはイマイチなので佃煮でいく。

スライサーで3本くらい一気にサーッと輪切り。
スライサー、神。

ごま油で炒める。
醤油で味付けしてゴマとかふりかける。

きゅうりのキューちゃんの隣で売ってた新商品買ってきた!ってな感じに出来上がる。
ご飯のお供として最高。納豆にも合う。
冷ややっこにもいいねぇ。

醤油麹


だいぶ前だけど、塩麹とか醤油麴とか流行った。
私も流行に乗っかってみた。
塩麹で漬けた豚肉とかよくあったけど、私はそこまで感激せず。

ただし醤油麹の重宝さには脱帽した。

ご飯のお供として最高。納豆にも合う。冷ややっこにもいいねぇ。
…ってコレ、きゅうりの佃煮の最後の文と一緒やんけ!

でもコピペじゃないのよ。
ちゃんと心の底からそう思って、キーボードの底までしっかり叩いてんの。
カタカタカタカタカタ・・・カッターン!
…ってキーボードぶっ叩いて、周りの迷惑になってる感じで。すいません。
あ。今、ひとりだから問題ない。

ただ、ひとつ難点がある。

1袋買った麹を一度に使うことはたぶんないと思われる。
何回かに分けて使うのだが、保存が難しい。
いや、適当でいいんだけど。

くさい。麹の匂いがけっこうする。
塩麹とか醤油麹とかになってしまうとまったく分からない。
でも麹だけだと匂うんだよ。

残りの保管はタッパーをお勧めする次第。

冷凍果物


保存食って言っちゃうか?なんだかエラソーに。
果物を冷凍しただけじゃん!

ハイ、そのとおり。でも意外とやらないでしょ?忘れてるでしょ?
季節の果物をこっそり冷凍しておく。
半年経って季節が逆転した頃に食卓に出す。

じゃーんッ☆

もう食卓は「わぁわぁ、きゃぁきゃぁ」って大変。
イーブイがスピードスターでお星さまをいっぱい出してくれちゃうくらいの大騒ぎ。

箱買いしたみかんがうっかり腐る前に。
安くなってた路地モノのいちごも。
庶民の味方だったはずの(最近高いよね…)バナナのスライスも。
いただきものの大粒のぶどうも。

一応書いておくと、味が濃いものほど冷凍に向く、と思う。

念のため(!?)その他のおすすめ保存食。

作るのが楽しくて、食べても(飲んでも)美味しい保存食はまだまだいっぱいある。

とくに子供が園児から小学生くらいの頃は、いい思い出にもなるしおすすめ。
料理に対する抵抗感を減らす意味でも、積極的に関わらせておきたい。

…といいつつ、子供という労働力に期待するのが私の本音。

中学生くらいの労働はまったく見込めない。
反抗期なのもあるけど、部活や塾で忙しくてこちらも頼む気になれない。
高校生くらいになると、子どもも「家族活動」に戻ってきてくれるので、意外と頼りになったりする。

味噌


面倒ではあるが、やることは難しくない。そんな感じの作り方。
ダンナさんとか、男手があるとより良い。
The・保存食作りって感じで、イベントとして楽しむにはとてつもなくおすすめ。

バター


とりあえず材料を振るだけ。材料も生クリームと塩だけ。
簡単。なのに特別感がすごい。

園児にやらせるのにもけっこうおすすめ。
休みの日に作って、トーストに乗せるとか・・・。
なんかシアワセ。

ジャム


なんでもよい。果物でも野菜でも。
砂糖と一緒に煮込んで、ある程度水分がとべばそれがジャム。
多少水分が多めでゆるくても、いいじゃないか。
それは美味しいフルーツソースだ。

ひとひねりして、野菜と果物を組み合わせた2種のジャムもよい。
トマトとオレンジのジャムとか、美味。

梅干し


定番。しかし今は出来ない。冬だから。
チャンスが短いのがまた、季節のイベントって感じでよい。

買ってきた青い梅を追熟させるために放置してると、ものすごーく甘い匂いが漂ってくる。
その匂いをかぎたくて梅干しづくりしてる気がする私。

大量の梅を買ってきても、干す場所がなくて困るので、買う量は加減するように気をつけて。

梅ジュース


梅干しは面倒だが、梅仕事はしてみたい。
それならこちらで。
保存瓶に梅と氷砂糖を互い違いになるように入れるだけ。
あとは待てばよい。なんて簡単なの。

お子様でも参加できる。
ついでに氷砂糖をひとつなめさせてあげると、めっちゃ喜ばれる。
ただしそれ以後、「氷砂糖くれー」と頻繁に催促されるかも。
うちの高校生男子は、たまに台所でこっそりなめている模様。

というわけで、おすすめの保存食作りを並べてみた。
詳しいレシピは他サイトを確認してください。ぺこり。

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