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形だけの縁が連帯保証人って、なんの罰ゲーム?

ひとつ前の記事で思いっきり、うちの内情…というか実家の内情を暴露した。
恥ずかしすぎて、人には言えない、私の秘密。
友だちに「あーでさ、こーでさ!」って話せたらどんなにすっきりするだろう。
言えないからといって、抱え込むには重すぎて困った。

それでnoteに書いてみた。
するとコメントを下さった方が何人もいて。
コメントを読んだら、自分で気づけなかったことに気づけたりした。

あぁ…やっぱり人に話すって、いいことあるよなぁ。

実は、あの記事にはまだ少し続きがある。
せっかくだから、続きの部分も吐き出させてもらっちゃおう。

~*~*~*~

骨折が原因で身体が不自由になった父は、ルールにより、今の病院にずっといることは出来ない。
病院にいられる期限があるから、それまでに老人ホームを探さねばならない。

母から連絡がくることがあまりにストレス過ぎて辛いと、父に訴えた効果があって、ここ数日は母の連絡はなくなり、今度は父から連絡がくるようになった。

そもそも私は、父と兄弟に対してずっと以前から「実家に関わりたくない」宣言をしている。
母からでなく、父からくる連絡だって相当なストレスだ。
母よりはマシ、というだけ。

さて父からの連絡は、これまた面倒なものだった。
「老人ホームに入る際の連帯保証人を頼みたい」と。

これまで父の病院への入院の際には、私が連帯保証人になってきた。
やりたくないという意思表示は毎回必ずしつつも、結局やらされてきた。
父がどういうわけか、兄弟にではなく私に、と強く言うからだ。

お金の心配は要らないから。
絶対困らせないから。
そういう説明だった。

しかし今度ばかりは、そんなことを言われても納得できない。
ついこの前、母から「お金が足りなくて困ってるから、あげたお金を返せ」と言われたばかりだ。
これは金銭的な余力が少ないことを意味しているのではないか。

病気やケガで一時的に入院するのと違って、老人ホームは何年続くか分からない。
この連帯保証人の話は危険だ。
私はそう思った。

なにしろ私は専業主婦だ。
収入はゼロ。
私が連帯保証人になるということは、事実上ダンナが連帯保証人になるということだ。

息子は私立理系の大学生で学費がべらぼうにかかる。
まだ不明だけれど、理系は院に進む可能性もある。
ダンナは院まで進ませてやりたいと言ってるし。

はっきりいってよその家の連帯保証など出来る余裕はない。

私には、正社員として働いていて、実家に残っている(結婚していない)兄弟がひとりいる。
(ただし住居は親と別)
連帯保証人は、実家に残っていて収入もある人間に頼め!と思い、そう伝えた。

すると兄弟ではなく、私に頼みたいのだと再度連絡がきた。
「実家と関わりたくない」という私の意思は尊重するが、「形だけでも縁をつないでおきたい」から私に頼むのだと言う。
そして、連帯保証人以外は何も頼まないから、と。

ちょっと待て。
「形だけの縁」が「連帯保証人」!?

それはいくらなんでもハード過ぎやしないか。

こっちは縁を切りたいのを我慢してるのに。
罰ゲーム並みのハードさだろう。

以前(入院時)は、父の「貯金はちゃんとあるから大丈夫」という言葉を鵜呑みにして連帯保証人になってしまっていた。
しかし考えてみれば、それも甘かった。

連帯保証人になるなら、全財産の必要はないが「最低限いくらの貯金がある」という証拠を見せてもらわねばならなかった。

そうしなければいざという時困るのは自分だ。
そしてダンナと息子に迷惑をかけてしまう。
自分の家庭を守りたければ、もっとしっかりしないといけなかった。

だって住宅ローンを借りるときは、厳しい審査があるじゃないか。
それと一緒だよ。


さて。
ここでいったん私は別のことを考えた。
老人ホームに入るとはどういうことなのか。
老人ホームとはなんぞや。

たいした知識がないから、慌てて調べてみた。
そしてどうやら、老人ホームに入る際には連帯保証人というよりは、連帯保証込みの身元保証人が必要になるらしいと分かった。

日頃のもろもろの連絡や、亡くなった際の引き取りなど、もろもろを請け負うことになるのが身元保証人らしい。
それは私の出番ではない。(そんなことをやる気は一切ない)
父にしても「連帯保証人以外は頼まない」と言っている。

さらにもっと調べてみると、身元保証人になる人は審査されるらしい。
たとえば収入を証明する書類を提出するなどだ。
私に収入はない。
審査されても落ちるのでは?
やはり職のある兄弟に任せるのが適当ということに落ち着くのでは?


もともと連帯保証人を私がやる、という話は父だけの希望だ。
私でなければいけない理由はない。

ということはこれ以上騒いで関係をますますこじらせなくとも、待っていれば自然に、私はその役割からはずれるのか?


ところで、保証人関連の話とは別に、ダンナが心配している。
一連の事件の発端の、母が朝7時に電話をかけてきて、「今までの金を返せ」と騒いだ件が、ものすごい衝撃だったらしい。

なにしろ母が提示した金額が1000万以上、である。
そのうちの半分でも3分の1でもいいから返してくれ、と騒いだのだ。
今後、またこの話が蒸し返されたらどうすればいいのかと心配になるわけだ。

そしてそのような経済状況で、今後の両親の人生設計がどうなっているのか、ということをとてつもなく心配している。

父の老人ホームももちろんだが、その先母自身はどうするつもりでいるのか。
その際の資金はあるのか。
ちゃんと計画しているのか?

お金の話と人生設計については、父を訪問して聞かせてもらう約束をした。
しかしそれも7月になりそうとのこと。

まだまだ混乱の日が続く。

私自身も自分と向き合ったり、ストレスと上手に付き合う方法を学ばないといけない。





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