『世界一流エンジニアの思考法』を読んで
書店で平積みになっていて、興味があったので購入して読んでみました。
エンジニア的な思考法に特化することなく、誰にでも通用するような考え方やスキルが書かれていたので、非常におすすめです。
ちなみに、筆者の牛尾剛さんはnoteも積極的に書かれていて、本書の内容の多くも読めるようです(本を買った後に知りました)。
今回取り上げる内容も、ほとんどこちらの記事で網羅されています。
未来の生産性を高めるために投資する
自分なりに本書で書かれていたことを整理してみると・・・
未来の生産性を高めるために、今、投資をする
基本的なことでも、他人に説明できるレベルまで時間をかけてしっかりと理解する→メンタルモデルを構築する
メンタルモデルが構築できれば、物事の理解・整理や問題解決をすばやく行えるようになる
ということだと考えました。
ちなみに重要なキーワードである「メンタルモデル」とは、本書の中で次のように説明されています。
確かに、自分の今の仕事においても、初期の頃に、200ほどあった事例対応を一つずつ読みこみ、その助言内容を理解し、それをもとに次の助言をしてみる、という取り組みをしたことが、かなり活きているように思います。
今の時点で、このメンタルモデルを言語化するまではできてませんが、他人に説明をすることを前提にした学習が、功を奏しているようです。
また以前読んだ、「最高の脳で働く方法」で書かれていた、チャンク化も、こうしたマインドセットがあることで、できるものなのかなと思ったりもしました。