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2023年11月に読んで良かった作品

  • 稚野鳥子「箱庭モンスター」1巻

  • 澤枝すぽこ「三國さんのバラ園」1巻

  • 芦原妃名子「セクシー田中さん」4~7巻

  • 大武ユキ「フットボールネーション」18巻

  • 清水海斗、明石英之「ナリキンフットボール」 ヤングマガジン掲載中

1巻が出たばかりの「箱庭モンスター」「三國さんのバラ園」は、コミックDAYSで楽しみに読んでいたもの。このふたつは別途紹介するつもりです。

いいドラマになってありがとう「セクシー田中さん」

「セクシー田中さん」は実写ドラマが原作にハマって、昨年の「魔法のリノベ」に続いて「原作のよさを残しつつ面白いドラマ」になって何より。連載開始は2017年で、2017-2018年頃はヤマシタトモコ「違国日記」、雁須磨子「あした死ぬには」など「女性の生き辛さ」がテーマの作品が多かった記憶があり、「セクシー田中さん」も最初の頃はちょっと辛かった…が、4巻以降を読んでみたらその後のコロナ禍もありもう少し明るくというか強くなる傾向が出てきたのかな? という気がします。

「フットボールネーション」、GK権田選手がカタール大会中に読んでた!!

サッカーまんががふたつ。わたくし、川崎フロンターレを16~7年ばかり見続けている程度にはサッカー好きです。2010年「フットボールネーション」との出会いは衝撃でした。「どうしたら日本サッカーは強くなるのか」がテーマに「身体の使い方」を語るサッカーまんが、そして舞台ははぐれ者ばかりの地域リーグのチーム。
作者のサッカー愛がガチなため、巻によって収録されている現役選手との対談は、特濃。18巻に登場するは昨年のカタールワールドカップで活躍したGK権田修一選手で、何と「フットボールネーション」を現地に持っていって読んでいたとな!! 物語もこのままいけばGKの話になりそうで、次巻が楽しみ過ぎる!!

サッカーとお金と...「ナリキンフットボール」

「ナリキンフットボール」はヤングマガジン誌上でまだ始まったばかりで、「お金とサッカー」がテーマ。J2北九州モンキーズにJ1から移籍してきた主人公が、自分のことを「並みの選手」ととらえて、頭を使ってプレーしているのが面白い。J3リーグまでできてプロ選手の数は多いものの、現役が短いわりに年俸はさほど…なので資格持ちの大卒が増えているらしいときくサッカー選手のお金の話、知りたい!! サッカーものは現実とリンクしてるものが心に刺さるようです。

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