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子どもの時に気付いていない事って結構あった

子どもの頃はこれも普通の事だと思っていたので、その事に気付いた時にはこれも皆さんと見えてる世界が少し違うのかとガッカリした記憶があります。

雲一つない青空の日。皆さんがその景色を眺めていたら何が見えますか?

殆どの人は青い空間がただ広がっているのだと思います。

では私の場合はどうかというと。

その青い空間の中に、細かいもやもやとしたものが沢山飛び回っています。

カエルの卵のような、ミカヅキモのようなあれが飛んでいます。

いわゆる先天性の飛蚊症なのでしょう。

私の場合、物心ついた時にはすでに沢山目の前を横切っていました。別に色盲ではないですし全然視力が悪いという事も無かったです。むしろ良かった方ですので。ですがある頃を境に視力は悪くなってしまいましたが、大体の人が思う目が悪い程度かなと自分では思っています。

私にとってはその景色が普通の事だったので、特に気にしたことがありませんでした。特に生活上、支障をきたしたことも無かったので。

ですが私の目では本当に綺麗な青空や景色を見る事は出来ていないのだなと思うと、何処か寂しい想いがあります。

景色全体の中を横切る黒い影は目立ち煩わしく感じます。天気の良い日だけでなく曇りの日でも黒い影がよく見えています。


私って小学生の頃からずっとそんな景色を見ていたのですね。本当に綺麗な景色っていうものを見てみたいと思いますね、私には無理なの事でしょうけど。



こうやって色々書いていると自分の事を気付くきっかけになります。

ずっと自分にとっては普通の事だったのだけど、改めて考えてみると少し違うのだなと。

子どもの頃って良い意味でも悪い意味でも、何も知らないから幸せだったのだなと思いますね。

この目の事であったり、自分のセクシュアリティであったり。。

皆さんと同じならそれで良いのだろうけど、そうじゃないから何かと後々問題が起きてきたりこうして考えちゃうきっかけになったり。


私だけではなく皆さんも何かしら他の人とは違うものがあると思います。

その事で悩んだりする事も多くあると思います。

そんな時はその想いをこうやって書いてみるのも良いですし、誰かに見られたくないなと思うのであれば紙に書いてみるのも良いかもしれません。

書くことによってその問題が解決するわけではありませんが、ほんの少しぐらいは心が落ち着くことがあるかもしれません。


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