三月になって
弥生
木草弥生月(きくさいやおいづき)という読みが変化し、三月の異称として『弥生』と呼ばれるようになりました。『弥』という字には「ますます」という意味があります。なので旧暦では三月は木草芽吹く春ですので『ますます草木が生い茂る月』とされました。
地球温暖化のせいでしょうか、日本では梅はもう既に桜までもが咲き始めた、と友達から聞きました。暖かく過ごしやすいことに越したことはないですが、私が昔からなぜか感じていた「桜は4月!」の印象がどんどんと薄れていくのを感じました。二月中旬に咲き始めでもしたら流石に少し悲しいです。
ですが昔は「その月に咲く花をその月の呼び名にする」という風習があったので、三月は他にも『桜月』とも呼ばれました。
夢見草=桜
皆さんは桜が「散っているとき」と「咲いているとき」どちらが綺麗に見えますか。どちらも綺麗で選び難いですが、私としては、どちらかといえば散っているときです。宙に咲く様がたまらなく好きだからです。
私のおすすめ桜スポットの坂道、そこは地元の駅から出てすぐ、一直線に2kmほど神社に伸びている大通りです。そこの街路樹は全て桜で、若干のカーブを描いている道なので坂上から眺めると一面ピンクの道になります。
ですが私は桜は散ってる時こそ美しいな、綺麗だなまた儚いなと感じます。桜の木から花びらが徐々に薄れていき、寂しい気もしますが少し冷たくも春を感じる風にふぶかれる様がたまらなく好きです。
そんな夢の中にいるかのように綺麗に咲き、また儚くも美しく散る桜は『夢見草』とも呼ばれました。なので三月は『夢見月』とも言います。
ですが現在ではその意味が変わりました。
桜を見て夢を描く、そんな意味で『夢見草』と呼ばれるそうです。
今年はどんな新しいことが待っているのか、どんな素晴らしい一年にできるのか。そんな夢を描くような春になるといいですね。
三月になって
三寒四温の日々で季節と新しい色々の始まりを感じました。ふとスマホに目を向けると後輩が卒業式を終え、高校三年間の様々を語っていました。もう2年も経つのか!と少し驚きましたが、振り返るとそう後悔の節があるような年月の経ち方はしていないことに安心もしました。
「若いうちに、若いうちに!」とばかり考えてしまった一昨年に比べて、去年はやりたいことに加えて挑戦してみたかったことをまったり取り組めたり。(EPの発表やYouTube更新はやりたいことでしたが、Noteは挑戦してみたいことの一つでした。)
一年越しに少し、自信を持って春と会えた気がしました。これからの夏、秋、冬も一年前とは違った自分を見せれたらな、と思います。ますます生い茂る草木のように!
良い春になりますように!
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