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デザインの仕事に興味を持ったきっかけ


「自分にもできるのかも」

私は学生時代美術系出身ではなく情報工学を専攻していました。
授業ではものづくりの数値的な裏付けをするような実験的な授業が多く、何かの目的に対しての最適解を探す授業が主でした。

デザインに興味を持ち始めたきっかけは大学2年次の終わりに受けたデザインの授業でした。

その授業はスピーカーと何かを組み合わせて新しいプロダクト考えるというの内容でした。絵から書き起こして、簡易的な機能をまとめたり、最終的なモックアップでは粘土で具体的にサイズ感が分かるものを作り上げ、各フェーズごとにプレゼンまで行うという、研究色の強い工学部の中では異質で新鮮な授業だったと思います。

授業方針は工学部だったということもあり、問題解決をすることからのアプローチでデザインしていくというものでした。

扇風機のファンが回る中央部につけたり、水槽の下部につけるといった案があった覚えがあります。

それまでデザインは芸術に関する領域だと思っていたのですが、問題解決からのアプローチなら自分にもできる分野かもという可能性を糧にデザインの分野に導かれていくのでした。



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