浅見要介

デザイナーのひとりごと

浅見要介

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最近の記事

考えているようで考えていなかったり

今になってみると社会人になってからの数年間は考えているようで考えていなかったのではないかと思ったりします。 毎日見慣れないビルを見上げながら通勤したり、先輩のいろんな経験談を聞いたり、横文字を覚えたり、お金をもらっているだけで社会のことを少し分かった気になってみたりして。 その時間がデザインを考える上でどう役に立っているかと言われると答え難かったりします。 とはいえ今が考えているのかと言うと分かりませんが、また数年後に振り返った時に分かるのかもしれません。

    • 自分のルーツってなんだろうか

      今年で30になり、それまでにキャリアを進める中でさまざまな選択をしてきましたが、いつも選択をするときの基準として、「自分のルーツ」を意識してきたように感じます。 私のルーツを辿っていくと、以下の2点に収まるのではないかと思います。 (もしかしたら今後思い出し次第増えるかもです。) 父親の存在私の人生に影響をもたらしてくれたルーツとして最も大きいのは父親の存在です。 私がクリエイティブ職に就いたきっかけとしても父親の影響が大きいと思います。 私が物心がついた時に、父親は建

      • 他業種でも通ずるもの

        髪が伸びてきたので切りに行きました。 最近は暑いので少しでも髪が乱れると気になる季節です。 切りに行く場所は学生時代からよく行っていた、昔からある散髪屋です。 閉店間近に入店したのですが、店員さんはいつも通り気前よく迎えてくれました。 値段に対してとても丁寧に対応してくださるので、とても気に入っている場所です。 特に最近よく担当をしてくれるおじさんは気持ちのいい話し方で品があり、とても丁寧な対応をしてくださる方でした。 閉店間近だったので他のお客様はおらず、いつもはし

        • 気づいたら戻っていた

          先日、地元のこどもの日のイベントに参加しました。 気づいたら地元に居がちです。 川沿いには鯉のぼりとピクニック。広場にはフリーマーケットとバラ園。噴水の周りには親子が遊ぶ姿で賑わっていました。 こういったイベントでマスクを外して人が賑わう姿はコロナ禍が明けたんだなということを実感させてくれます。 もともと地元のイベントに参加するのが好きで、離れていても帰ってきてよく行っていました。 ローカルのイベントには都内にはない自然な活気を感じるのが好きです。 近年は地元の良さを感

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        記事

          「これがいい」ではなく「これでいい」

          こんにちは。デザイナーの浅見です。 今回は私が好きなブランドの無印良品について書いていこうと思います。 無印良品 無印良品は私が物心ついたときにはあったブランドです。 商品の良さはもちろんですが、サービスとしての体験価値だけでなく、それを通した思想の美しさが伝わるのが無印良品の好きなところです。 以下の文章は無印良品のメッセージというページから持ってきた言葉です。 この言葉は、質素でありながら品質も大事にしている日本人らしさにも聞こえます。 そしてこのメッセージを体

          「これがいい」ではなく「これでいい」

          デザインをするときの手描きスケッチ / デザインの道具箱

          デザイナーのアサミです。 今回は、私がデザインをするときの手書きスケッチについて紹介したいと思います。 手描きスケッチ手書きスケッチはデザイン手法の中で一番オーソドックスな思考法だと思います。アイデアを膨らましたり、整理したりとさまざまな使い方ができます。 ラフスケッチ ラフスケッチはスケッチの中でも簡易的で一番よく使います。 主にアイデアを考えたり、まとめるときに使用します。 クオリティの高い絵というよりはとにかくたくさん書いて、新しいアイデアを広げることを意識し

          デザインをするときの手描きスケッチ / デザインの道具箱

          デザインの仕事に興味を持ったきっかけ

          「自分にもできるのかも」私は学生時代美術系出身ではなく情報工学を専攻していました。 授業ではものづくりの数値的な裏付けをするような実験的な授業が多く、何かの目的に対しての最適解を探す授業が主でした。 デザインに興味を持ち始めたきっかけは大学2年次の終わりに受けたデザインの授業でした。 その授業はスピーカーと何かを組み合わせて新しいプロダクト考えるというの内容でした。絵から書き起こして、簡易的な機能をまとめたり、最終的なモックアップでは粘土で具体的にサイズ感が分かるものを

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          note、はじめてみました!

          はじめまして。 デザイナーの浅見です。 新しい記録の場としてnoteを始めてみました。 始めたきっかけきっかけは、昨年コロナウイルスが流行し、1日あっという間に終わるのを早く感じたことでした。 このままでは何も残らず日々が過ぎていくと感じるようになり、去年からアナログ日記でその日に感じたことや気づいたことを書き留めるようになりました。 それから書き溜めること1年。 日記が2冊目に差し代わるタイミングで、もっと日記の内容をしっかりとした形で記録したいという気持ちになってき

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