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サロンオーナーが自由に生きるために絶対にやらないといけないこと。


先日、お客様からこんなことを言われました。

永松さんのサロンに通い始める前にね、他の個人サロンに行ったんだけど、予約時間5分前にサロンへ行ってピンポンを押しても誰も出てこなくて・・・予約時間を過ぎてもこない。電話しても繋がらないってことがあったの。で、仕方なく帰ったんだけど、1時間以上経ってから「子供が熱が出てしまって、今日は無理です」って連絡が来たの。
せめて予約時間になる前に教えて欲しかったし・・・子供の熱なら仕方ないってわかってるけど、初めてのサロンでそうなると「今後も同じようなことが続くのかな」って。こちらも暇じゃないし、正直通おうとは思えなかったわ。

とのことでした。

とても残念ですが、実はこういうケースって少なくありません。
私自身もお客様側でそういう個人サロンの
「予約キャンセル」を体験したことがあります。
同じサロンとして本当に残念だし・・・「個人サロンは遊び半分、ルーズなところ」だなんて思われたらたまらない!って気持ちもあります。
もちろん私も・・・
今まで小さなエステサロンを13年やってきて
身内の不幸、交通機関の麻痺、食中毒でお客様との
お約束を守れなかったことがあります。

でも、いずれもお約束時間前にわかってたことで
事前にお客様にご連絡ができましたし

SUHADAのお客様はとても優しく
「いいのよ、気にしないで」と言ってくださり
私は本当に、心から救われたと思いましたし・・・
お客様に恵まれて感謝しかないと思っています。

でも・・・だからといってお客様の
その優しさに甘えてはいけない!と思うのです。

例え、自分や家族の急な体調不良、
身内の不幸だったとしてもそれはサロン側の都合です。

お客様にも都合があります。

結婚式など大事なイベントの前
心身ともに疲れ切って最後の砦みたいな気持ちでのご来店日
大事な約束よりもサロンを優先してくださったり
遠方から、飛行機や新幹線でお金と時間をかけてのご来店かもしれません。

どんな理由であってもお客様との
お約束を破ることに変わりはありません。

「約束を守る。」

そんな当たり前のことを、当たり前に積み重ねることが
信頼に繋がっていく。
だからこそ、簡単に約束を反故にしてはいけない。

いざって時に、お客様に受け入れてもらうには
普段の約束を大事にして信頼をコツコツと
積み上げるしかないと思っています。

積み重ねた信頼を簡単に失わないために
予想できることや、管理ができることは極力やる。

よく私は「身体強いよね」なんて言われますが
やっぱり体調管理は気をつけています。

これは、エステティシャンとして
お客様との約束を守るためでもあります。

小さなサロン、一人オーナーのサロンほど
「緊急事態」があったときに代わりがいません。

だからこそ、できる限り緊急事態にならないように
対策・予防することが大事なんです。

それをやっても避けられないことは仕方ないけれど
対策不足で信頼を失うわけには行きません。

サロンオーナー、エステティシャンといった接客業の私たちが、充実して働き方をしたり、旅行のために休んだり、プライベートと仕事のバランスを大事にし「自由」を得るためには、お客様を一番大事にすることが絶対に必要です。

それをしなければ、小さなサロンや個人サロンオーナーに
「楽しく働く」「自由に」なんてやってこない。

自分を犠牲にしてでもお客様に尽くせ、というわけではなくて・・・
お客様との約束を全力で守る。信頼を得る、という意味です。

ちなみに食中毒は牡蠣(笑)仕事のあるときは大好きな生牡蠣を食べるのを泣く泣くやめました。・・・辛いけど、これもプロ根性の体調管理ッ!!!

絶対に、お客様との約束を守る。
シンプルで、簡単なこと。

これを、いつもいつも当たり前に続けていくことが私たちの仕事です。

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