自分棚卸し⑤ライフコーチになった私のストーリー | 本当の平等って何だろう?
こんばんは!ライフコーチのAsamiです!
今日は
☁️みんながみんな一緒って、本当に公平?
☁️本当の平等ってなんだろう?
っていうことを最後のテーマに置きながら、
自分の棚卸しも交えて書いていくね😊✨
・生い立ち
・おデブの不登校小学生
・不良になって色んな人を裏切った中学時代
・初めて憧れる存在を持った時
・大検の受験
・カナダ留学・アメリカ留学
・視界を失った交通事故
・初めての挫折。滑り止め大学へ編入
・ボストンでの就職活動
・他人軸で選んだ就職先
・就活での失敗点・アドバイス
まで話したね!
今日は大きく分けて3つのセクションになります。
①ライフコーチになった原点といっても良い私のパッション
②就職してからの葛藤・ストレス
③社会人になって疑問が生まれた「本当の平等って何だろう?」
初めて誰かをサポートする・成長を見守る経験をする
大学生活の経験で、わかったこと・学んだこと。それは、
・私は人が大好きということ
・人間の成長力を信じるということ(人は自らのモチベーションと力でどんんどん成長していく生き物だということ)
・人の成長を見守ったり、サポートしたりすることが自分のパッションだということ
そんな私は大学4年生の時に、ボランティアで留学生の新入生のメンター(指導係)をするようになったの。
私が大学に入りたての時は、一人ですごく苦労したし、慣れるのにも時間がかかった。だから、私は自分の後輩達には少しでもその苦労を軽減して欲しかった。だから、私がメンターになることで、後輩ちゃんが新しい環境に慣れるまでの時間も短くなればいいなと思ったんだ。
私の元には、4人のメンティー(生徒)がついたよ。まだアメリカに来たばかりの新入生たちに、少しでも早く環境に馴染んでもらえるよう、ノウハウを教えたり相談に乗ったりしたんだ!ワークショップやイベントを開催したりもしたよ!
メンティー達は自分の力でぐんぐん成長していって、1年後にはすっかり大学生活にも慣れて私の元を離れていった。その時の彼らの自力の成長には驚いたし、見ていてすごく感動した。
メンティー達から「Asamiがそばにいてサポートしてくれたおかげだよ!ありがとう!」って言われた時には、心から嬉しかった! メンティーだった子が、今度はメンターになったりして、そういうサイクルをどんどん作っていきたいと思ったよ。
今考えると、私がライフコーチになりたい!って思ったのは、この時に発見した自分のパッションがあるからだと思う。
成長したい!と思っている人をサポートすること。見守ること。そしてその人たちの目標達成を一緒に喜ぶこと。
それが私にとって、一番のパッション💖
Bitter Sweet な卒業式
短期大学2年半、4年生大学に編入して2年。とうとう卒業の時が来たよー。
長かったようで短かった、
苦しかったようで、同時に楽しい時期でもあった、
そんな大学生活だったなあ。
辛い時もあったし、ホームシックで泣きそうになった時もあった。
勉強が思うようについていけずに、徹夜で勉強した日も数え切れないくらい。
いろんな人と出会って、さよならをした。
いろんな人を知って、「私」という人間も知ってもらって、
私もその人達の人生の一部となった。
立ち向かって克服した苦手なこともあるし、
まだまだ成長が必要だってことも残ってる。
でも一つ言えることは、
この成果は、私自身の努力の賜物だってこと✨
自分のことを、心から誇りに思ったよ!
卒業式の時にはBitter sweet(甘くて苦い)な感情でいっぱいだったなぁ。
帰国して入社。外国人扱いされる
帰国した後は、外資系企業で働くことに。製薬関連のお堅いお仕事。私は大阪オフィスでの配属になったよ。
海外で約6年過ごした私だったから、入社直後は日米のギャップにと惑ったこともあった。
もちろん日本語が母国語だから、流暢に喋れるのだけど、難しい敬語とか漢字はかなり怪しかったんだ(笑)
覚書のことを「かくしょ」って読んで、新人教育担当の人に「もっと漢字を勉強しましょう」って言われたり😂
「ひな型」って言葉を知らなくて、同期に笑われたこともあったし😅
おやつにお菓子をジップロックに入れて持ってったら「外国人かよ」ってイジられたこともあったよ(笑)
ストレス湿疹:ギャップを痛感した研修期間
研修期間はね、正直めっちゃ辛かった。
(もちろん楽しい思い出もたくさんあるんだけど)
アメリカと日本のギャップ。学生と社会人のギャップ。
突然変わった人間関係や環境についていけない自分がいた。
例えば、
アメリカの大学では、質問があれば手を挙げて聞く。
自分の質問=自分がわからないこと、なんだよね。
だから、自分が思ったり疑問に感じたことは、聞いていいし、発言しても良い。
そんな環境に慣れていた私だったから、ある時同期に言われたの言葉にはとても驚いた。
「あなたが研修中に質問した内容は、私たち同期を代表しているんだよ。上司に同期全体としてどう思われるかを左右してる。だから質問の内容もちゃんと考えてから言って。」
今から考えると、これはその子個人の考えだと思う。日本人全員がそう思っているわけでもないし、これが日本の文化でもない(と思う)。
でも当時の私は「これが日本の考えなんだ」って思っちゃって。プレッシャーを感じた。
それから、自分の意見や思いを伝えることができなくなっちゃったの。
あと、対抗意識っていうのも日本の方が強いような気がしたなぁ(もちろん、環境や人によるけど)。
研修中の課題に対して、どれだけ早く終われるかのスピード争いをしたり。他の人の点数をやたら気にしたり。そういうのにもついていけなかった。
研修期間が始まってから、自分を押し殺すことが多くなったし、周りからのプレッシャー(多分私が勝手に感じてただけなんだけど)もすごく感じていた。
私が持っている「自由さ、マイペースさ、素直さ、楽観さ」が思うように出せなかった。
ある日突然、腕や背中にポツポツと湿疹ができ始めたの。
何件かの皮膚科に行ったけど、中々治らなくて。
この時の私は、人生の中で一番ストレスを感じてたんだと思う。
プレッシャーから解放されたOJT期間
OJT期間は、新入社員それぞれが違うプロジェクトに配属されて学ぶ場だった。だから、研修中に感じてた同期からのプレッシャーは無くなったの。
自由度も高くなってきたから、自分のペースで自分なりの学びを進めることができたよ。
湿疹はね、研修期間から解放された後から徐々に治っていったんだ!私って、周りからのプレッシャーが一番ストレスに感じちゃうみたい。
会社で落ち着き、出張をEnjoyし始める
私のお仕事は出張が多い業務だったの。だから、このお仕事ではいろんなところで行ったよ!
北海道、東京、神奈川、福井、愛媛、福岡、長崎、鹿児島。
タイミングが合えば休暇と合わせて観光したり、現地の美味しいものを食べたり。すっごく楽しかった!
どうしてそんなに平等を求めるの?そもそも平等ってなに?
研修期間が以降は、新しいチームに配属されている同期もいれば、まだ試験に受かってない同期もいたり、配属先が決まらなくてサポート業務をやっている子など、状況はバラバラになったの。
とっても忙しくしている子もいれば、のんびりやっている子もいた。
プロジェクトによって忙しさも違うし、業務内容や量も少し違ってきたりするんだ。
その頃から、同僚の中で「同じお給料を貰っているのに、この業務量の違いは不公平だ!」って言う子が何人か出てきたの。
言っている意味はわかるのだけど、私は「そんな言うほど不公平なのかな?」って思ってた。
みんながみんな、同じ仕事の量をこなせるわけでもないし。ゆっくりな子もいれば、テキパキできる子もいる。頑張っても試験に受からない子もいれば、スルって受かっちゃう子もいる。
自分自身だけで、他人の出来量なんてコントロールできないよ。
みんな違うのって当たり前じゃん。
だから何でそんなことで怒るんだろう?って感じだった。
だって自分が選んだ就職先で、お給料も事前に提示されてたでしょ?
それに合意したから、自分がその企業を選んだわけで。
そのお給料で自分の生活が不備なく送れてるんだったら、良いんじゃない?
他の人が多く貰ってても、少なく貰ってても、自分の満足度には関係なくない?
それって「あの子と同じお給料だけど、仕事量が多い私は幸せじゃない!」って言ってるようなもんだよね。
どうしてそんな人と比べるの?
なんでそんなにみんなと一緒じゃなきゃダメなの?
「自分が幸せかどう」かにフォーカスするべきだよ。
「私はこの仕事量で、このお給料を貰ってて、生活も不便なくできている。好きなものも買えている。」っていう風に、他人の状況を軸にして考えるんじゃなくて、自分の物差しで満足度を見てみたら良いんじゃないかなって思ってた。
私が思う公平性
みんなは平等って、どういう意味だと思う?
みんな同じものを、同じ量だけ与えられていたら平等なのかな?
でも人間十人十色で、それぞれ得意な事も苦手な事もあるよね。
育って来た環境もバラバラ。どんなものを食べて、どんな人と触れ合って、どんな経験をしてきたかも全員違う。
それなのに同じものを同じ量だけ与えるのが、本当に平等と言えるのかなぁ。
私の周りにいた人たちみたいに、「あの子は仕事ができないんだから、私と同じ給料をもらっているのはおかしい。」って思う人も世間にはいる。
でも私の考えは、与えられた環境でどれだけ自分なりに努力するか、サボるか、文句だけ言うかはその人次第。そして結果がどのようについてくるかもその人次第。
仕事ができると言われる人も、できないと言われる人も、同じお給料に合意して同じ条件で入っている。その先のことは自己責任だと思うのだけどなぁ。
ゆとりですがなにか?でのワンシーン
ここで私の中で「平等」について考えさせられたエピソードがあったので紹介するね。
「ゆとりですがなにか」というドラマのワンシーンなのだけど、この考え方は素晴らしいと思ったの!
ーーーー
小学校のクラスでの出来事。
そのクラスには、発達障害の生徒、大悟くんがいたんだ。
大悟くんは、算数が苦手。他の教科はできるんだけどね。頑張ってるんだけど、割り算だけみんなに中々追いつけなくて。
だから大悟くんは、明日から算数の授業だけ特別教室で受けることになるの。大悟くんだけ違う場所で特別な授業を受けることについて、担任の山路先生(松坂桃李)が話すんだ。そしてクラスのみんなに問いかけるんだ。
◎ 本当の平等って何だろう?
◎ みんながみんな同じものを持って、同じことをすることが平等?
クラスの中には、「割り算苦手なんだったら大悟だげ電卓使えばいいと思います!」って言う子もいたり「そんなの大悟だけずるい!」と言う子もいる。
「でも目が悪い子はメガネを使ってるのに、割り算が苦手な子は電卓使ったらダメなの?」っていう問題が浮上する。
山路先生は、「それは良い考えだと思う。メガネも電卓もみんなと一緒に勉強するために必要な道具だもんな」って言うの。
大悟くんが特別教室に行くのは、「みんなと一緒に社会に出るために必要な、特別な措置。大悟が電卓を使っていい時代がそのうち来ると思う。それが本当の平等。本当のゆとり教育(平等)だと、先生は思います」って言うんだ。
ーーー
この山路先生が言った言葉は、私の中でも本当に共感できたこと✨
・個性を尊重して、みんなと一緒に社会に送り出すことがゆとり教育であり、ゆとり教育が提供する公平性・平等性である☀️
・それぞれが自分なりの「心地よさ」「自己成長」「満足度」「幸福感」を見つける機会をあたられることが本当の平等✨
だから、全く同じ仕事量・仕事内容で、全く同じお給料をもらうことが平等にならない時もあると思う。
だって人によって、得意なこと、苦手なことがあるのってあたり前。
じゃあ、どうすればいい?
「苦手なことがある人」「家庭の環境やそれぞれの理由でみんなと一緒に進むのが難しい人」が一緒に進めるようにチャンスをあげたり、サポートをしてあげたりするのが良いんじゃないかな。
山路先生みたいに、私もそれが本当の平等だと思うんだ✨
今日はここまで😌
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