ひと色カフェ、再開と再会の日
1週間前の日曜日、「ひと色カフェ」へ遊びにいってきました。
ひと色カフェは、1年前に開催したイラスト作品展「ひと色展@横浜」内で開かれた、さちとピースさんがピアノを演奏し、うわの空さんとame。さんがお茶とお菓子でおもてなしをする…そんな素敵な空間でした。
再開のきっかけは、うわの空さんのお誕生日を祝って、さちとピースさんがひと色カフェの再開をプレゼントされたから!
「ひと色」と名前はついていますが、企画や運営、お客様を喜ばせるための様々な準備は、さちさんやうわの空さん、ame。さん、geekさんが行ってくださり、私は半分お客さんのような立場で遊びに行かせてもらいました。
私はここ一年、仕事がメインで左脳で生きている感じがしています。
創作意欲の右脳は、縁側のある和室でごろごろしてるような、水面に浮き輪でぷかぷか漂ってるような夏休みの子ども状態なので、「またいつか出てきたら遊ぼうな~」とほったらかしにしています。
なので、さちさんからお誘いがあったときも、なにも決めずにふらりと行こう、流れにまかせてみよう、と思いました。
日が近くになるにつれて、ふと、皆さんと色遊びできたらいいな、と思ったので、色鉛筆とスケッチブックをバッグに入れました。
右脳がこっちをみてニコッとしていました。
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さて当日。
石川県から横浜への日帰り旅です。
乗り換えをなんとかクリアして大倉山駅に到着すると、さちさんとgeekさんが出迎えてくれていて、一瞬の懐かしさのあとすぐに一年前の続きがスタートしました。
うわの空さん、ame。さんとも合流!
皆さんお変わりなく笑顔がキラキラで、再会がとても嬉しかったです。
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大倉山記念館も、一年前のまま。
昨日があの日だとしても違和感ないかも。
ワタワタとカフェの準備をしていると(私以外の皆さんはテキパキです。さすが!)、開始時間の13:30になっていて、早速のお客様が!
再会ってすごく嬉しいですね。
日常での出会いは立場から始まるけど、noteでは内面から知り合うので心が近いです。
さあ、カフェが始まりました!
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うわの空さんとame。さんの、芯から和むような笑顔とともに差しだされたお飲み物も、お菓子も、種類がたくさんで、可愛くて、なんて贅沢。
さちさんのピアノは全体をまるく包み、誰かの好きな曲がずっと奏でられています。
ピアノに合わせた歌声は生き生きと、それぞれの方から響く音色も美しかったです。
15:00ころ始まったライブ配信。
この先にも、会いたいひとたちがいます。
聞こえるように拍手をしました。
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「私はあなたを喜ばせたい」、
そんな気持ちがそこかしこにありました。
その居心地の良さのなかで、皆さん好きなことをしていました。
羊毛フェルト作品が生まれたり。
折り紙をしたり。
撮影したり。
noteを書いたり。
↑すうぷさんの実況中継的note!
楽しさをすうぷさん目線で追体験できました。
連弾、とても楽しそうでした🎶
↑りようさんによる、ここで生まれたことばたち。
色鉛筆の色名や、直前まで話していたことや、
いろいろが、ことばに。
おしゃべりしたり。
絵を描いたり。
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窓の外も暗くなり、気がつけば16:30。
終始あたたかな雰囲気に満ちていたカフェも終わりの時間です。
秋の洋館。お別れに少し切なくなります。
非日常をご一緒できて楽しかったな。
それぞれの日常へ戻る皆さんの姿に、今日集えた幸せをしみじみ感じました。
帰り道ではまさかの交通トラブルに巻き込まれましたが、付き添ってくださっていたりようさんの颯爽とした危機回避により、その日のうちに無事に石川へ戻ることができました。
おかげさまで少しの不安もなく、帰り道まで楽しい思い出になりました。
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帰宅して1週間。
うっかり食べられなかったお菓子など素敵なお土産をいろいろと持たせてもらったので、家でもほぼ毎日お茶を楽しんでいます。
幸せすぎる。美味しい。
そして、ぼんやりといろんなことを考えます。
私は自分の作品を観てくれた方がどう感じたのかを聞くのが好き。
いろの子にコラボ作品を寄せていただいた企画も、最高の楽しさでした。
今回のひと色カフェも、‘ひと色展’がさちさんたちのフィルターを通ったことで生まれた空間だったように感じています。
それはとうに私の手に収まるものではなく、そのひとに見える形に流れていくもの、私は観覧者のひとりとなってコラボ作品のときのように楽しませてもらっていました。
私にとって、金沢から始まり、福岡と横浜へと広げてもらったひと色展は、人生においてかけがえのない大切なもので、神様からのサプライズだったと思うくらい、幸運な機会をいただけたことを心から感謝しています。
各地域でのひとつひとつの思い出があるから、今、右脳が羽を伸ばせています。
私の中でなにかが明らかに満ちていて、絵を描かなくても焦らずにいられます。
それは創作する人にとって良いことかどうか分かりませんが、辛い焦りが消えて心が平和なので良いことだと思います。
また絵を描くときがきたら創作の苦しみとの並走が始まりますが、それもまた楽しみです。
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さちさんがひと色カフェについてのnoteをまとめてくれています!
この日の、皆さん目線の思い出です。
本当に、ありがとうございました!
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