人はなぜ、コツを聞きたがるのか?
その理由はズバリ、「楽して成功したいから」ではないだろうか。
でも、世の中に、楽して成功できるなんて甘い話があるのだろうか、とも思う。
それを聞いてよいと思う人は下記の1つだけ。
それ以外人では聞かないほうがイイというのが私の持論である。
【それを聞くことによって、案外大したことないじゃん!と思考を切り替えることができて、挑戦に向けて動きだせる人】
これ以外の理由では、コツを聞いても、「へぇ~」と思うだけで自分自身の生活にはまったく変化をもたらさない。成功することもない。
最近、楽して成功するなんて、なんてもったいないのか、とも思うことがある。
楽ということは達成感が全くないのだ。
全く達成感もないまま、ただただ、お金や名声を手に入れることができることは、自分であって自分ではない誰かの人生を歩んでいる感覚に近しいのではないだろうか。
なんだかんだ、苦労しても、大変であっても、仲間と汗を流して頑張った経験というのは、何にも代えがたい思い出であり、そういった苦楽を共にした友人こそが、真の友情と呼べるような気がする。
私自身は、まだ、達観できる立場まで自分を追い込めていないのだが、きっと努力の先にはそういった未来があると信じている。
私は営業時代、全然契約が取れなくて、同期がバンバン契約している中でクレームを引き起こして、全然この仕事向いていないと思う時期があった。
クレームも1度ではなく、何度もあったし、本当に嫌になるばかりであった。そうした中、先輩に同行させてもらい、録音して、メモ帳に文字起こしして、それを丸暗記した。
そうして、売れている先輩と売れていない先輩のメモを比較して、何が異なるのか、どんな要素にどのくらいの時間をかけて話すのが一番成約率が高いのか研究をした。
一部、真似できないその人自身の魅力をもった営業スタイルの方もいたが、ある程度は真似することができた。
成約率が低い人は、クロージングが弱かったり、それははじめの質問の制度が低いから、という傾向があったので、最初と最後が最重要とことに気付き、そこをとことんこだわって色々なパターンを試した。
そうすることで、だんだんと営業成績がついてきて、営業20年目のベテランでも売れないといわれていた商品を1年目にして売り上げたりした。
(厳密には研修期間中で資格がなかったので、先輩に契約行為をしてもらったが・・)
そういう風に自分の中で試行錯誤して作り上げたものは、簡単には崩れないし、とても達成感がある。
これが、はじめからなんの挫折もなくバンバン売れていたら、全く達成感を得らず、虚無感を感じてしまったり、人からの承認欲求でしか自分の価値を認められなくなってしまう。
たぶん、人からの承認欲求が強い人は、割とエリートに色々なことができる人なのではないかと思う。
私自身色々できないことが多く、褒められない人生だったので(悲しい)承認欲求で自分を保つという手段がなく、自分自身で褒めることが当たり前だったのかもしれない。(なんか言ってて悲しくなってきたw)
自慢を自慢だと思っていないまま人に話す人というのも、たぶん承認欲求に敏感なのだと思う。
ちょっと長くなってしまったので、今日はこの辺で!!また来週!(^^)!
来週は、料理本のレビューをしていきたいと思います!!!
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