見出し画像

料理連載2年目へ!「あるものでごはん」【ふきのとうのオイルソテー】 3月1日(水)

ウェブ連載「あるものでごはん」は季節の野菜の簡単レシピ。

連載をはじめるときに、イメージした読者は、「料理したい、野菜をたっぷり食べたい、でも時間も道具もあまりない」ひとり暮らしのひと。

そんな人に、どんな料理だったら気軽に作ってもらえるだろう?いまは忙しくても、週末ちょっと余裕ができたときに、「そういえばあれ、作ってみようかな」そんな風に活用してもらえたら…と思いながら毎回レシピを考えた。

たったのこれだけで作れる!と思ってもらえるように、材料は最小限

野菜は常に1種類、調味料は台所にあるもので。

あれもこれもと買うと高くつくし、残った食材や調味料は使い切れるかどうかもわからない。でも、青菜一束、人参一袋「だけ」なら買いやすいし、気軽に試してもらえそう。

もちろん調理道具もシンプルに。

オーブンやミキサー、フードプロセッサーはひとり暮らしのひとは大抵持っていない。鍋やフライパンひとつで作れるなら、「やってみよう」と思ってもらえそう。

フライパンひとつで「焼くだけ」のレシピ

写真は2回目以降は親しい友人2人に交代で撮ってもらった。

毎回の撮影自体が楽しくて、仕上がった写真を見て毎回感激。料理中も自然に撮ってもらえたので、勢いというか、ライブ感が感じられる写真になったと思う。

ふきのとうを摘むところから撮影
揚げ物の衣は少量で
フライパンを傾ければすこしの油で大丈夫!

ウェブの連載はなかなか反応がわからず「今回のレシピどうだったかな…」と思うこともあったけれど、時折「あのレシピで作りました!」という声を聞かせてもらえることもあって、そんなときはすごくうれしい。

料理はたのしい。食べることは幸せ。
だれかと食卓を囲むだけでうれしい気持ちになる。

日々の暮らしはそれぞれに大変だし、疲れていることだってあるけれど、自分で作って食べることはひとつの「自由」だと思う。

今月のレシピは「ふきのとうのフリット」と「ふきのとうのオイルソテー」(レシピは写真↓をクリック)。

揚げ物はハードル高めだけど、衣も油も少量にとどめ、できるだけ作りやすいように工夫した。オイルソテーはさらに気楽にフライパンで焼くだけ!

都会の人はふきのとうは手に入りにくいかな…とおもいながらも、この時期の春の苦みやエネルギーをぜひ取り入れてもらいたくて。

過去1年分のアーカイブもあるので、色々試して、日々の料理に役立てていただけたらうれしいです!

photo: na.h.o


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?