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東京のインターから地方への転校 【バイリンガルの娘を育てたわたしのストーリー㉛】
Makoバイリンガル子育てです。
今日は我が家が経験した娘がミドルスクール時の
国内インター間の転校について振り返ってみます。
5歳でアメリカ系インターに入学した娘は高校卒業まで同じインターに通う予定でしたが、ミドルスクール(中学校)にあがる年に夫が地方へ転勤することとなったのです。
行き先は北海道の札幌です⛄
中学校に上がる大切な時期に地方へ転校すべきか否かという問題に直面しました。
地方インター学校長との面談
私たち家族は 札幌にインターナショナルスクールがあることを知るとすぐに学校にアポを取り学校見学とインタビューのため札幌へ向かいました。
学校HPからはアメリカの教育システムをベースにAPコースを提供。
WASC認定校、JCIS加盟校であり
1958年設立の60年以上の歴史のある学校
ということもわかりました。(編入の条件的にはグッド🥰)
留学生用にドミトリーも併設されているため
多国籍な生徒が通っているということもわかりました。
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ミドルスクールとはアメリカの中学3年間(日本の小学6年生~中学2年生)いう大切な時期にあたります。
![](https://assets.st-note.com/img/1725731854-8ERf4YeVJsgrSLd1wCutIZpP.jpg?width=1200)
学校に着くと、カナダ出身の学校長が待っていてくれました。
まずはアメリカの大学進学に関連する
アカデミック面での質問と要望をいくつか聞いてみます。
🌼3年後現在通っている東京のインターに戻りアメリカ大学の受験準備をする。その際、アカデミック面でもスムーズに戻れるようにしたい。
🌼アメリカトップレベルの大学へ出願用のエッセイやSATでハイスコアを狙える英語力と学習レベルを保持させることが可能か。
🌼アメリカの大学進学の相談ができる優れたカウンセラーがいるのか。
🌼クラブ活動や課外活動はどのようなことができるのか。
🌼学校の図書館にどの程度の書籍がそろっているのか
⇒娘が「本の虫」bookwormレベルの読書好き。
娘からの質問は🙋♀️
🌼学校内に売店やカフェテリアはありますか?
🌼スクールランチはどのようなメニューですか?
🌼乗馬はできますか?
とランチ、スナック、買い食い関連メインで🤣
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学校長も微笑ましい様子で笑顔で答えてくれました^_^
慣れた学校からの転校は娘も相当なプレッシャー。
直前まで「行きたくない」と泣いていましたがこの学校見学で少し安心したようです。
①ハイスクールで今の学校に戻ること
②好きな乗馬が思い切りできること
この2つを条件に、3年間だけなら北海道に
住んでみてもよい との結論に。
ちなみに、私の質問に対する学校からの答えは
完全にYESではありませんでしたが🤣
あとは引っ越しを進めていくのみとなりました。
老舗インターから地方へ転校を決めた理由
ミドルスクールでわざわざ東京のインターから地方インターに転校?
普通ならそのように思う年齢です。
元々いたインターでは、ハイスクールになるとアメリカの名門大受験のためのカリキュラム一色になり、学校としてもそこを狙っていける子供をターゲットに入学させる必要があり、入学も厳しくなることは承知していました。
そう、成績最重視です。
幼少期から学校の提供してくれるカリキュラムにのって課題をしっかりこなしていけば自然と力がついていくという安心感がありました。
例えば、学校での読書量が半端なく多いのが
当たり前という状況から
リーディング力が飛び抜けて高い生徒が多いことなども挙げられます。
小学校の時点で夏休みには学校のライブラリーから本を1人50冊など当たり前に借りている環境です。
夏休みの読書に関してはこちらの記事もどうぞ
https://note.com/asakobilingual/n/nd7fa5eef118e
夫に単身赴任にしてもらい 転校しないという選択もできましたが
我が家は次の4つの理由から転校することを選びました。
1️⃣ 東京老舗インターの先生方の反応
まずキンダー、エレメンタリーでお世話になった数名の先生に相談をしました。
この時期の転校でアカデミック面で遅れをとってしまうことに対しては以下の答えを頂けました。
『大丈夫!絶対行くべきよ!
家族は離れてはいけないわ。
日本では子供の教育のために単身赴任までするお父さんが多いのに私たちはただただ驚いています!
アメリカではありえないこと。
家族が一緒にいることより大切なことなんて
絶対にないのです。
貴女もご主人と離れてしまうなんて考えただけでつらいでしょう~😭』
最後の1行はアメリカ人の女の先生に本当に泣かれてしまって。。。
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この学校の先生たちの家族愛の深さを思い知らされた場面でした💕
2⃣ 乗馬が好きなだけできる
ちょうどこの転勤話が出てくる1年前の夏休みに、娘は札幌の乗馬スクールで開催された英語の乗馬サマーキャンプに参加していました。
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それ以来「北海道に行けば大好きな乗馬が思う存分できる」🐎ということがわかり、娘は
ことあるごとに「北海道に行って乗馬がしたい!」 と良く口に出していました。
東京で乗馬レッスンを受けられる場所は限られていましたし、お値段💲もそれなりで継続で
レッスンをうけさせてあげる余裕が無く。
もし札幌に引っ越しをしたら、好きな時にレッスンができると知り娘の気持ちは北海道に向き始めました🐎
3⃣ いつでも気軽に!スキー&スノボ天国
冬になればスキー&スノーボードがいつでもできる⛷ということも、”転校は嫌だけど、期間限定なら行ってみても良い” と思えたようでした。
学校見学の際の札幌のインターの先生のお話によると、冬の間は生徒はスキーウェアで登校。
学校の校庭にできる雪山でソリや雪遊びを毎日。
![](https://assets.st-note.com/img/1725759572-6awifuMzdVBLADgFTQR4W7EK.jpg?width=1200)
一番近いスキー場までは学校からも車で15分ほどで着くので、学校送迎ついでに親子でスノボと温泉も楽しめると聞き、ワクワクしました。
東京に住んでいる私たち親子からは、こんなに気軽にスキー&温泉が楽しめるなんて信じられない&夢のようなことだと思えたのです。
4⃣ 日本に数少ないインターナショナルボーディングスクール
自宅から通学する生徒が主な中、寮が併設されており、寮生活を選択することも可能な学校。
地方インターは生徒は日本人ばかりいうイメージが覆されました。
海外からの生徒がボーディングスクールとして入学していることがわかり、当時も台湾、韓国、ロシア、タイ、マレーシア、オーストラリアetc出身の生徒が寮生活を送りながら通学していました。
東京のインターではアメリカ人ばかりの環境の中で学校生活を送ってきた娘でしたが、こちらでは生徒の国籍が日本を含むアジア中心となることを知り、多様性を知る上でよい機会かと思えたのです。
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こうして我が家の3年間限定の札幌生活はスタートしました。
娘に先日、地方インターに行って良かったことを聞いてみると、
アメリカでの大学生活にとても役に立っていることが多くあったようでした✨
こちらも近いうち書いてみたいと思います。
長くなってしまいましたので、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました💛
お問合せやご意見はこちらから♬
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次回も是非遊びにいらしてくださいね(^^♪
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