自治体も絡んだ親子ワーケーションが気になる(2021.11逗子)
2021のワーケーション振り返りがまだ終わっていないので、年をまたいだものの引き続きnoteを書いています。笑
2021.6月、7月と軽井沢でソロ&親子ワーケーションをしてきましたが、それはあくまでも個人手配だったり、ホテル側が企画した(ある意味街ぐるみではない)ワーケーションでした。
とはいえ、6月から「親子ワーケーションに関する新規事業」に(細々と)取り組んでいる中で、実際「ワーケーションする側」でなく「ワーケーションを企画する側」の目線も必要だなと思い始め、いくつかそういう観点で参加できないかなと探していたときに、目に飛び込んできたのがこちらでした。
緊急事態宣言直前に軽井沢で親子ワーケーションした後、
子連れで逗子流ファミリーワーケーション
親子ワーケーションのイベントの場合、大体日程が決まってしまっており、「ちょうど参加できないよ~」みたいなことが多いのですが、逗子のこのイベントは、
①1週間のうちどこでもIN/OUT可能(日帰りでもOK)
②市の助成があり託児も条件付きで無料で受けられる
(コロナ禍で受け入れ先を探すのは本当に大変!)
③アクティビティに無理がない(参加は任意)
という参加者にかなり自由度が与えられたイベント。これはとても嬉しい!(これからの時代、働き方・生き方は自分でデザインしていく時代になるので、ワーケーションも(ある程度サポートがある中で)自分で選んでいけるというスタイルは、私にはとても魅力的にうつりました。
ということで、今回は、逗子の3泊4日のワーケーションの記録です。
スケジュールはこんな感じ(DAY0)
スケジュール調整や、託児については、コーディネーターがいらっしゃったので、その方と随時メールのやり取りを行っていました。
あとは、やっぱり子どもを預けるので、託児の方との面談を希望。事前に1回お昼休みにお打合せさせていただきました(実際ワーケーション期間中のお打合せになったので雰囲気も何となく感じ取れました)。
事前にどのような人に預けるのか、がわかるのは安心感が違ったし、当日はじめてお会いした時も安心してお話することができたのがよかったです。(本当に良い方でした…!)
スケジュールはこんな感じ(DAY1)
大体平日ワーク→週末バケーション→帰宅、のパターンが身体も楽なので、今回は木曜日のお昼過ぎまで自宅でテレワークをし夕方に出発予定でした。が、当日想定外の予定が入ってしまい、荷造りも一切終わっていない状況。結局自宅で入浴し、荷造りをし、で、出発したのは夜になってからでした。(荷造りの時短は永遠の課題…)
移動手段は車で、だったので、道中夕食を取り、子どもは夢の中へ行ってしまい、逗子に到着したのは22時過ぎ。
今回の宿泊先は、FLAG ZushiのBルーム。いわゆる民泊な宿泊施設です。
ワーケーションは暮らすを日常に近づける要素もあると(個人的には)思っており、あれこれやっていただけるホテルよりも、その土地の暮らしを感じられるところで過ごしたいなと思っている派。
FLAGZushiは、ザ・住宅街に建っているリフォームされたお家の一室。普段戸建てに住んでいる我が家にはちょっと狭く感じてしまったものの、子どもは初めて見る2段ベッドに毎日大はしゃぎでした。苦笑
ということで、当日の仕事のバタバタもあり、家族揃って早めに就寝。
スケジュールはこんな感じ(DAY2)
朝ご飯の調達ができなかったので、金曜日は朝から逗子駅近くでモーニングを食べました。(逗子駅周辺は、結構朝ご飯食べられるカフェも多い印象)
その後、ひとしきり逗子駅でJRや京急バスの往来を見て(サムネイルのような往来が見れる歩道橋があるんです!)、9時頃イベントで用意いただいた託児へ連れて行きました。
当日は託児はうちの子だけだったそうで、保育いただく方(逗子在住)にマンツーマンで見ていただけることに。
午前中は室内でおもちゃしたり、持ち込んだドリルしたり。(お昼は一旦ピックアップして逗子駅近くでランチしました)
そして、午前も午後もJRや京急の駅までお散歩へ行ったり、図書館へ連れて行ってくださったり、外で持参したおやつ食べたり、と、大満喫。お迎えに行ったときは帰りたくないオーラいっぱいでした。
子ども目線でも、訪れた土地の雰囲気を感じてほしい、と考えていたので、もうパーフェクトのケア。子ども目線でも街を堪能できるケアをしてくださり、本当にありがたかったです。(託児時の外出の有無は賛否両論あると思いますが、やはり安全第一ですね。)
その間、親は、と言うと。
私は宿泊施設内で、夫はコワーキングスペース(KKR逗子松汀園)でそれぞれ仕事をすることに(コワーキングスペース利用が託児条件でした)。
どうしてもWEB会議はあるし、機密情報もあるので、他の人も同じ空間にいるシェアリングオフィスは気がひけるのが難点。その点、唯一の個室があるKKR逗子松汀園をチョイスしたけど、いわゆる旅館=畳/ちゃぶ台/黒電話的な感じで、趣が‥!これにはちょっと好き嫌いが出そうだなぁとも思いました。(夫は胡坐をかいてする仕事は、まぁ1日くらいならね、という感じでした)(ワーケーションはノーチェアノーデスクでもイケる人向き、というのはあながち間違ってはいない。)
16時に仕事を切り上げ、私が息子をピックアップし、徒歩で夕方の逗子海岸へ向かいました(夫とも海岸で合流)。2年ぶりの海の息子は初めて海を見た人レベルの大はしゃぎをし、案の定濡れました(着替えあってよかった)。そして私は久しぶりの夕焼けに心が穏やかに‥。仕事終わって夕陽を見ながら波の音を聞ける、これがワーケーションの醍醐味だなぁと思いました。
ちなみにランチは(子ども同伴でもOK!)こちらで。とても美味しかったです!
ディナーは葉山まで車で移動し、海鮮が美味しい居酒屋さんでいただきました。(店名忘れてしまった…)
そして、宿泊施設がシャワーしかなく湯冷めしそうだったので、夜は銭湯巡りをすることに!ということで、この日はあづま湯さんへお伺いしました。金曜の夜だったこともあり、駐車場はいっぱい!地元の方がゆっくりお風呂に入られていました。
スケジュールはこんな感じ(DAY3)
仕事のない、土曜日。個人的に一番楽しみにしていたアクティビティに参加です!ということで、千葉でもお世話になっている「原っぱ大学」の逗子のフィールドへ向かいました。
主宰のガクチョー(塚越さん)に連れられ、誕生日が10日しか変わらない男の子とパパと、我が家族(3人)の2組の参加。ということで、広い森の中をが貸し切り状態!子ども達はテンションマックスで駆け回っていました。笑
千葉フィールドで人見知りがなくなった息子はガンガン初めての大人にも話しかけるけど、初めての彼はシャイで口数も少なく。うんうん、わかるようちもそうだったもん、と思いつつ、最後には大声で笑うし、話しかけたら反応してくれるようになったし。やっぱり自然の中で解放されるって、とってもいいことだなと思いました。そして彼のお父さんが薪割りを楽しんでたのもいい感じだったなぁと。そこにいるみんなが心と身体を解放できる場が原っぱ大学。本当にいい出会いができたなぁと逗子フィールドでも改めて実感しました。
そして午後はコロナで公共交通機関にほとんど乗せてなかった息子のために、逗子→鎌倉→江の島→大船→逗子、と移動し、JR、江ノ電、湘南モノレールと、大事にしている絵本に出てくる乗り物に乗車。路面電車も吊り下げ式のモノレールも、実物はやっぱりすごい。ずっとかぶりつきで見てました。
この日のランチは、鎌倉の小町通りで。
ディナーは葉山牛ステーキレストラン 角車さんにお邪魔しました。葉山牛美味しかった…
銭湯巡り2日目は、佐野天然温泉 湯処「のぼり雲」へ。こちらはかなり規模も大きく、広々としたお風呂でした!
スケジュールはこんな感じ(DAY4)
最終日の日曜日。宿泊施設から荷物を運び出し、いざ葉山へ。
まずは腹ごしらえをしようと目当てのお店(ブレドール)に行くもモーニング2時間待ちと言われ断念‥ということで、HAYAMA BREAD Clubへお伺いしました。とってもおしゃれなお店で美味しかったです。
その後は、家族みんな大好きマーロウへ。今まで銀座や横浜、催事などでしか買ったことがなかったので、実際葉山の実店舗にお伺いしてめちゃくちゃテンションあがりました!(毎回8個くらい買って帰ります笑)
その後マーロウから程近いJAのお店でお買い物して、お昼前には葉山を出ました。
そして、向かった先は羽田空港国際線ターミナル。展望台から久しぶりに飛行機を見学しました!(土曜日の電車三昧に続き、日曜は飛行機三昧)
YouTubeで整備のお仕事紹介を何度も見ているので、空港の特殊車両の本物が見れて嬉しそうな様子でした。(空港で軽めのランチ)
そして、最後のワーケーションに併せて予約していたクロノゲート(ヤマト運輸の羽田ベース)の見学へも行きました!。
夫婦は2度目なのですが、息子は初めてのクロノゲート。自宅にある宅配便の絵本がリアルで動いているのが新鮮だった様子。そして、簡単なお仕事体験もさせていただき、一生懸命お土産をピックアップしていました。(帰りの車でぐっすり)
スケジュールはこんな感じ(DAYX)
ワーケーション参加後は、逗子市からのアンケートにお答えし、終了となりました。コーディネーターのAさん、託児いただいたFさん含めて、街のかたもとてもやさしく親切にしていただきました!
まとめ
短かったようで長くも感じたのは、3日間の総歩数が35000歩以上だったからかも…(相当いろんなところを歩いたので)。11月にしてはポカポカ陽気も続き、お天気もよく、相当過ごしやすい気候でゆったり過ごせました。
そして絵本を飛び出した、リアルの乗り物やお仕事の様子を見ることでの感動は、子どもにとってかなりいい刺激になった様子(やっぱりリアルも大事)。その土地でしか見れないものを沢山見れたことで、今でも「あの電車とかバスとか線路が上にあるモノレールとか‥」という話を良くしています。(とても印象に残ったんだろうなと思います)
私自身は、仕事を休まずでも休暇も取る、というのを今回もうまく実践できたところは○。あとは荷造りがもっとスムーズに出来たらいいし、なんならもっと身軽に行けたらいいのにな、という課題も発見。
そして、もうちょっと逗子の街を知りたかったな~という名残惜しさが残ったのも、ワーケーションとしては成功だったのかなと思いました。
街の雰囲気も人の温かさも感じ、とてもいい経験だった、逗子の親子ワーケーション。
まだまだワーケーションの可能性にチャレンジしてみたいなと思えた3泊4日でした。