氣功師のつぶやき
「トンレン」とは
古式マスターヨーガ、武当派太極内丹法における中心行法、トンレン。
チベット語で
トン=与える
レン=受け取る
氣を循環、融合し、詠む技術。
「トンレンに始まり、トンレンに終わる」
「全てはトンレンである」
と言われるほど、重要な行法。
これが出来なければ、何も出来ず、何もはじまらないと言っても過言ではない。
トンレンを通して、人を知り、自分を知り、真理に触れることが出来る。
見えないものを感じることで、意識は変わり、見える世界は変わる。
行者であるかにかかわらず、全ての人が無意識にトンレンを使っている。
あらゆるものは、循環の中に存在しているが故に。
意識をして扱うのかどうか。
人の氣を詠み、詠まれることは、少し怖いのかもしれない。
そして、新鮮で面白いのかもしれない。
難しく感じることもあるかもしれない。
でも、その全てが楽しいかもしれない。
探求するものにとっては、無限の可能性を感じるものである。