全てのセールスパーソンへ:応援歌!
■露骨に表れる「結果」
営業職につきものなのが、結果と順位。
数値化された、具体的な結果と順位です。
それによって、
ある時には達成感と高揚感、優越感を手にし、
周囲から圧倒的な賞賛を浴びることもあれば、
挫折感と悲壮感、劣等感を覚え、
周囲から冷たい評価を受けることもある。
これは、
セールスという職業を選んだ以上、仕方のないことであり、
好むと好まざるとに関わらず、
真正面から受け止めなくてはいけない現実です。
今では営業研修講師を生業にしてはいますが、
僕自身だって、
売れない経験をしたことも当然あります。
屈辱感と挫折感に苦しみ、
同僚の結果を見ながら顔が引きつってしまったこともあれば、
会社に行く足取りが重たくなり、
事務所のドアを開けることが、物凄く苦痛だったこともあります。
更に、もう契約をとれないのではないかと感じ、
お客様とお話しすることに恐怖を感じたことだってあります。
これは偽ることのない正直な事実です。
■ブレークスルーのキッカケは意外なところに
ところが、
これも一ミクロンも偽ることなく、
綺麗事でもない事実ですが、
売れない時ほど、
その後の大きな飛躍につながることを学びましたし、
気づかされもしました。
何をやっても売れない、
結果が出ないという時期が、
まるで宝石のように、
その後のブレークスルーの決定的な原因を生んでいたことを、
僕は何度も経験しました。
売れない時期を最高の学びとし、
それを飛び越え肥やしにするために大事なことは、
まず大前提として、
売れなかったという現実を真正面から受け止めることです。
決して逃げてはいけません。
言い訳は最大の進歩の敵です。
逃げないとは、
嘘をつかない数字を、
誰よりも直視し、その原因を“自らの中”に見出すことです。
そして、そのうえで気丈に振る舞うことです。
笑顔の明るい人のところに、人は集まります。
■トップセールスはトップセールスになる前から…
忘れないでください。
「トップセールスは、
トップセールスになる前からトップセールスである」。
更に、目標を下げたり、下の順位を見ては絶対にいけません。
目指した目標数字や順位があるのであれば、
それを追いかけ続ける勇気が大事です。
下を見た瞬間、
人は妥協を覚え、
結果、際限なく下を見続けるようになります。
その悪循環から脱することは、
元に戻るまで何倍ものエネルギーを要するでしょう。
ハッキリ言いますが、
数字が出なくても、それ自体で死ぬことはありません。
僕は結果に苦しんだ時、
最後にはそう思うようになり、
開き直って明るくお客様と向き合わせていただくように努めました。
■営業職の宿命
今の僕には、
たくさんの営業に携わるクライアント様がいらっしゃいます。
考えてみると、
今この瞬間も、締めや月末に迫られ、
強烈なプレッシャーや挫折感を覚えている方もいらっしゃいます。
しかし、
これは営業職の短所であり、長所でもあるのですが、
みんな全員例外なく、
必ず月初にはゼロになるという事実に思いを馳せましょう。
つまり、
どんなに今月良かった人でも、
月が変わればまたゼロからのスタートが始まり、
どんなに今月悪かった人でも、
月が変わればゼロからのスタートが始まるわけです。
であるからこそ、先月を引きずっては絶対にダメです。
良かった結果でも、
悪かった結果でも、分析した後は、引きずらない。
過度に慢心することも、
過度にヘコむこともあってはなりません。
大谷選手だって、
10打席以上ホームランが打てない時もあるんです!!
であれば、
僕たちが、一時的に満足な数字が出てこないことだってあります。
諦めず、
自分の可能性を信じ、
セールスという素敵な仕事を楽しみましょう!!
■スランプ脱出の思考法
「売ろう!」ではなく「伝えきろう!」と、
楽しんでお客様と向き合わせていただきましょう!!
そんなプロのセールスを、お客様は求めています!!
僕は、営業職に挑戦することで、
今の自分を創り上げることが出来ました。
人生とは、
自分の想いと行動によってデザインすることが出来るのだと、
セールスに携わることで現実化することが出来ました。
仮に「セールスの神様」がいるのだとすれば、
売れない時でも人一倍明るく、
売れない時でも人一倍お客様を思い、
売れない時ほどこだわって、
愚直に行動を続けるセールスパーソンを応援するでしょう!!
少なくとも僕は、
そう信じて、結果を出してきました。
みなさん!!ファイトです!!
浅川は、応援しています!!
~人生はデザインするもの~
ライフデザインパートナーズ株式会社
代表取締役 浅川智仁