市場に翻弄されるナース~お金のはなし⑫~
このnoteは投資完全初心者の朝活ナースが、自らの貯金を用い資産増加を図る悪戦苦闘日記なのである。前回は1週間にして約13万円もの含み損を追加してしまった哀れな仔羊の様子を描いた。果たして今週はいかに。。。そしてまたしても保有銘柄を組み替えるのである。
今週の市況
・アメリカの月消費者物価指数(CPI)が前年比4.2%上昇
この数値はコロナ後の反動を含むも、予想を大きく上回ることからインフレ懸念が強まり、米金融市場が不安定な動きとなる。
(ダウ指数 5日間の推移 出所:trading view)
・上記に連動する形で日経平均も不安定な動きとなる
週初めに大きく下落、週末にかけて落ち着きを取り戻す展開
(日経225 5日間の推移 出所:trading view)
以上からとても不安定であった一週間であったことが分かる。
また個別銘柄毎に上昇・下落があったわけではなく、ほぼ全ての銘柄において同一のトレンドとなった一週間であった。
2021年5月14日現在の投資結果公開
それでは今日も今日とて結論から申し上げよう。こちらが購入銘柄の一覧と現在の評価損益、そして前回5月7日との比較である。
まとめると、
①保有銘柄組み替え:売却 モダリス(4883)
⇔購入 東京電力HD(9501)
②①のため保有銘柄に対する利回りは改善。一方で約25万円の実現損を計上
③米国株式は日々大きな変動があるも前回差ではプラス
これまでの推移は以下の通りだ。約50万円の実現+含み損となっている。
保有銘柄の組み替えについて
①モダリス(4883)売却
これまで散々長期保有すると豪語していたモダリス株の売却を行った。約25万円の損失であった。売却の理由は以下である。
・長期的には成長の可能性がある銘柄という認識は変化なし
・一方で保有パイプラインの収益化は21年度下期を見込むとのことでそれまでのプラス材料が乏しい
・したがって下期までは株価の低迷が懸念される
⇒一旦保有銘柄からは外し下期にかけて再購入の可能性を探る方向へ転換
この判断に至るまで、意思決定に時間がかかりその分損失を拡大させてしまったことが反省点である。本来であれば4月6日に開催された株主総会の質疑応答で判断しても良かった。この学びを次に活かしたい。
②東京電力HD(9501)購入
原発問題等の意見もあると思うが、EVの普及等の将来を考慮すると電力需要は高まるであろう。すでに大きな設備を持っている東京電力はメインプレイヤーの一丁目一番地であるように思う。再生可能エネを含めた大胆な戦略に期待したい。
個別の状況
①パランティア・テクノロジーズ(PLTR)について
前回最も大きな下落をした保有銘柄がPLTRである。これは5/11の決算発表の前触れではないかと記載したが、その結果についてお伝えしたい。
悲しいことは決算発表が5月11日、つまり未来にあるにもかかわらず下落トレンドとなっていることだ。なにか大きなマイナス要素があるのだろうか。。。恐るべし。。。直近のGAFAの決算等を見ていると、好業績であった企業も決算発表後は株価が下落する傾向がありPLTRもそうなるのではと危惧してしまう。恐らく好決算+新しい好材料が必要なのだろう。非常に怖いが、果報は寝て待ての精神で頑張りたい。
決算結果は以下の通りである。
●21年度 第一四半期実績
売上高: $341M(+49%) ※予想:$332.2M
- BtoG: $208M(+76%)
- BtoB: $133m(+19%)
EPS(一株当たり利益): $0.04 ※予想:$0.04
●21年度 第二四半期予想
売上高: $360M(+43%) ※予想:$344.3M
いずれも予想を上回る素晴らしい決算であった。
前述した通り株式市場全体が不安定な中、前週からプラスに転じた点は非常に良かった。また、GAFAが好決算を発表した後に株価が軒並み下落していたが、PLTRも同様の傾向を見せることもなく安堵したのである。
引き続き保有を続けたい。
(PLTR 5日間の推移 出所:trading view)
最後に
今週も日々の値動きが多く、実に胃の痛い一週間となった。
穏やかに生きたいがこのヒリヒリ感もタマラナイ。。。
おしまい。(続く)