パートナーと朝の家事を分解してみたら
おはようございます。朝時間を充実させるコミュニティ(通称:朝充)のすみちゃんです。
趣味の家庭菜園は7月後半の今、夏野菜のピークを迎えて家には野菜が溢れています。
3人の子どもたちも収穫に夢中。少しでも長く夏野菜が採れたら良いな、と思っています。
今回は、パートナーと朝の家事を分解してみたらお互いに良い効果があった、という話を書きます。
きっかけはザ・理系なパートナーからの提案
私は7,4,1歳の子育て中で、今年の5月に復職しました。リモートワーク中心ではありますが、勤務開始までに家事を完結させるのは至難の業。復職前にようやく洗濯乾燥機を導入したものの、ルーティン作りに苦戦していました。
そんな中、パートナーが仕事で「バリューストリームマッピング(VSM)」という何やら難しそうな手法を学んできました。
簡単に言うと、工場などのモノの流れを見える化した図を作成して全体を把握し、無駄な工程を見つけ出すというものです。
パートナーから「学んだことを実践したいので、家事でVSMをやってみない?」と提案があったので、朝に一番時間を取られている洗濯を例にやってみることにしました。
洗濯の工程を分解してみると
VSMの最初の工程は、改善したいプロセスを決めること。
業務だと細かな要件設定があるかと思いますが、今回は家事なのでざっくり
「洗濯の仕分け・下洗い〜洗濯・乾燥〜収納までの全行程」としました。
次に全体像を把握します。
「人ごとに分けて、洗濯物を全部書き出して!」とパートナー。ぜ、全部…?考えたこともなかった、と思いながら1つ1つ調べます。
「次は、それを収納場所ごとに仕分けしてね!」
うーん…。実は子どもの保育園用品など適当にクローゼットに置いていたものもありましたが、現状をそのまま書き出します。
洗濯の工程も書き出した後、「下洗いって何分かかる?」「洗面所とクローゼットを何往復すれば洗濯物をしまえる?」など、普段曖昧にやっていたことを数値化していきます。
細かな工程ごとの作業時間など、厳密に決めるには向かない項目もありましたが、話し合いながら色々分解して、以下のような改善案を決めました。
▶︎洗濯は2回(外干し分、乾燥機分)回すので、最初に仕分けをして外干し分だけ先に洗濯にかける
▶︎保育園児2人の園グッズは収納ステーションを作る(スチールラックをクローゼット内に設置して収納を増やす)
▶︎平日の洗濯物収納はリモート勤務の昼休みに完了させる
など。項目だけ書き出すと基本的な内容になりますが、洗濯の全体像が分かったことでぐっとやりやすくなりました。
他の家事の相談もしやすくなる
細かな流れを分解して考えたのは洗濯だけですが、とても効果があった!という話をすると、他の朝家事についても一緒に分解してくれました。
こちらはVSMではなく、タスクを細かく書き出して困っていることを相談する、という簡易なものですが、お互いの共通認識ができているのでやりやすかったです。
直近では、子どもがなかなか起きない食べない→今使っている学校・園行けたねスタンプカードをアレンジして、早く準備できたらプラスがあるようにしてはどうか、というアイデアをもらいました。早速試してみようと思います。
思いがけず良かったこと3つ
家事を分解してみて、良かったことが3つあります。
①パートナーと揉めずに家事の分担を話し合えた
まずはこちらです。私は物事をテキパキ進められるタイプではないので、自分が担当している家事は正直効率が良くないものもあります。この状態で「もう少し手伝って」とお願いすると手伝ってはくれるものの、モヤモヤが残りがちでした。
でも「効率化するためにアドバイスがほしい」というスタンスだと、お互いに共通の目標に向かえるので、効率の良くない部分も淡々と改善の対象になり、揉めにくいです。
②私が担っている朝家事を認識してもらえた
これは思わぬ効果でした。パートナーは朝6時半には家を出るため朝家事はほぼ全て私の担当です。細かく何をやっているか話す機会はありませんでした。明確な不満はないけど、朝からこれだけの家事をこなしていることを知ってほしい。そんなモヤモヤがどこかにあったので、分解の過程で家事の中身を知ってもらい、少しすっきりしました。
効率化のアドバイスをもらって私の家事時間が減るなら、物理的に家事を分担したり、外注することに匹敵する効果があります。
パートナーの追加分担はいざという時に取っておこうと思います。
③必須/必須でないものの判断が明確になった
特に洗濯では、乾燥機を使うなら服や肌着、タオルなどは基本2セットで回せます。
とことん着倒して、傷んだりサイズアウトしたら躊躇なく次を買う。お出かけ着は丁寧に洗濯して長持ちさせる。このメリハリが付けやすくなりました。
他の朝家事でも、効率が上がると分かった投資については迷わず、不要なものは極力増やさない判断がしやすくなりました。
夏休みに入って、学童のお弁当作りと送迎も追加される朝時間。まだ色々改善の余地はありますが、1つずつ向き合っていこうと思います。
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