みるみる痩せられて、疲れも取れる超睡眠法
全裸睡眠は素晴らしい!
今日は睡眠について。
健康的かつダイエットにもなり、
熟睡もできて自律神経も整って綺麗にもなれる、
そんな良いこと尽くしの睡眠法についてお話をいたします。
皆さん、どうやって普段寝ていますか?
パジャマを着て、冷えないように靴下も履いて、
寒い時期は電気毛布もかけて、
そうやって着込んで寝ているという方も多いと思います。
今やナイトブラをつけて当たり前な時代にもなっていますよね。
今回は、そういった概念を一掃します。
申し訳ないですが、そういったものは全部いりません。
Voicyをお聞きの皆さんは耳慣れたことかと思いますが、
私は「全裸睡眠」を全力でオススメいたします。
全裸睡眠とは書いて字のごとく全裸で睡眠すること。
それが健康的かつ美容法にもなります。
なぜいいのかをこれから説明しますね。
私のVoicyで何度も登場している人間の三大エネルギー気血水。
中医学では、人間はこの三つのエネルギーで
できていると説かれています。
この気血水の三つのエネルギーが滞りなく循環している状態が、
健康的で快適な状態と言われているのです。
なので、中医学をベースとした整体や、鍼や漢方などは、
気血水の循環を促すことを目的に処方されたり
施術されたりしているかと思います。
そして人は、日中活動しているときというのは
交感神経を優位にさせてバリバリ活動モード。
このときは身体の修復というところはなかなか機能しません。
しっかり社会で成果を出していく、そういったモードです。
逆に夜の就寝タイムは、副交感神経が優位になって
内臓の働きが活発になり、
身体を修復させることが優先される時間帯となり、
そういった身体の動きになります。
なので、人間は寝ているときに身体を改善し向上させるんですね。
例え日中に弊害やストレスがあったとしても、
就寝中にこれらを修復します。
気血水を循環させるということが重要なんです。
だから寝ているときは、それらを阻害する要因は
一つでも排除しなければなりません。
阻害するものは何か、一つは光ですね。
光は日中特有のものですよね。
光があると、人間はその光を取り込もうとして目の瞳孔を開きます。
それがスイッチとなって交換神経モードが活動していくのです。
なので、副交感神経モードで身体を修復する機能に集中させるためには
光はなくさないといけません。
だから、寝るときは電気を消します。
明かりを煌々と付けたままだったり、
どこからか光が漏れて入ってきたりするような環境で寝ていると、
自分としては寝ているつもりでも身体は寝ていることになりません。
中途半端になってしまいます。
というわけで、睡眠中は光をとにかく遮断すること。
光の量が自律神経をコントロールすると思ってください。
続いて睡眠を阻害するもの、それは音です。
寝ていても外の音を耳は拾います。
雑音がしたり騒音がしたり、ガチャガチャ音楽が鳴り続けていると、
周りの音を耳は拾い続けるので、
自分的には寝ているつもりでも耳は動いています。
ここまで話してお気づきかもしれませんが、五感ですね。
五感を静かにさせること。
光の点で目。
音の点で耳。
異臭がする環境で寝るというのも鼻に良くないので、
いい香りとか、リラックスできる香りを
漂わせておくことが非常に大切です。
五感のうちの味覚。
これはちょっと睡眠とは違うかな。
寝ながら物を食べる人はいないですからね。
でも、食べたものが口に残ったままとか歯に詰まったままとか、
そういった口の環境が悪い状態のまま寝てしまうというのは、
これまた不快で睡眠を阻害する要因となるので
オフにしていただきたいと思います。
そして最後に触感、皮膚の感覚。
これこそ睡眠中に最も大事にしなくてはならない部分です。
だって、頭のてっぺんからつま先まで全身皮膚ですよね。
めちゃくちゃ面積が多いじゃないですか。
そして全身を修復するのが睡眠ときたら、
全身を覆っている皮膚が不快だったら睡眠の障害となって当たり前。
というわけで、真っ先に皆さんが思い付くであろうことは、
シーツの肌触りとか布団の重さとか質感とか、
寝るときに自分の身を包むものにフォーカスがいくと思います。
もちろんそれは大事。
自分がうっとりできる、心地がいいものを選ぶのは当たり前。
ナイトブラはどうですか?
締め付けるんですよ。
呼吸も浅くなるし、心地がいい部類とは違うと思います。
そして、さらに話を発展させていきますよ。
パジャマ、パンツのゴム、靴下はどうですか?
全て身体を硬直させる類のものではありませんか?
野生の動物を見てください。
何も身にまとって寝ていません。
私達人間も動物なんです。
ずっとさかのぼっていくと私達は動物と同じ。
野生に立ち返れば立ち返るほど、本質的な健康を目指すことができる。
これが動物です。
そして話を元に戻しますよ。
人間は三大エネルギー気血水の循環で成り立っています。
この循環は外からの刺激、
とくにギュッとした締め付けによって滞ってしまいます。
気血水の血というのは、
血液や血液が循環するエネルギーのことを指しますが、
ギュッと締め付けられると、その分血流が止められてしまいますね。
気血水の水も同じです。血液以外の人間に含まれる水分、
リンパ液や胃液などを含む身体の中の体液のことです。
この体液の循環も、
どこかしらに締め付けがあればあるほど滞ってしまいます。
ナイトブラ禁止という放送の中でも、乳がんの切除手術を行ったり、
胸の周囲の何かしらの手術を行ったりした場合、病院から
「数ヶ月はブラジャーをしないでください。
血流やリンパ液の循環が悪くなって、
治りが遅くなったり炎症が起きてしまったりするから。」
と注意されるという話をしましたね。
だから、医療的見解から言っても、
締め付けというのは血流やリンパの循環を阻害してしまうものなのです。
なので、中医学の観点で言おうが、西洋医学的な観点で言おうが、
締め付けるというのは人の循環を阻害してしまう要因なんです。
というわけで、日中バリバリ頑張っている現代人の私達。
寝ているときは無防備に身体を緩めて、
睡眠時間を効率的に身体を回復する時間にしてほしいんです。
だから私は全裸睡眠を推奨しております。
どこも締め付けはない。
中医学の観点で気血水どころか、普通に考えて
身体の循環の阻害をしない全裸睡眠に勝るものはありません。
でも、これだけだと恥ずかしいとか寒そうとか、
トライするに至らない人もいると思います。
全裸睡眠をするだけでどんどん痩せられて、
そして太りにくい体質にまでなれちゃうと聞いたらどうですか?
全裸睡眠をしたら肌のむくみも取れてくすみも取れて、
どんどん美肌になれると聞いたらどうですか?
この後、なんで今まで洋服を着て寝ていたんだろう、
もう全裸睡眠するしかないじゃん!と、
皆んなが決意を新たにするであろう話をしていきますよ。
みるみる痩せられる睡眠法
全裸睡眠が身体に良さそうなのは分かったけど、
寒そう、風邪をひきそう、これみんな言うんです。
でもね、やってみたらわかりますよ。
とても温かい。
むしろ、そういった循環を阻害されないので、気血水が巡るし、
血流も巡るのでどんどん代謝が良くなっていくんです。
前回の放送『ナイトブラ、つけるべからず』にコメントをくださった方は
「さっそく上半身裸で寝てみたら、
お腹が冷えるどころかものすごく汗をかきました。」
とおっしゃっていました。
そうなんですよ。
勇気をもって全裸睡眠をしてみた方がおっしゃるのは、
冷えると思ったら大間違いでめちゃくちゃ汗をかいた、ということです。
まさに代謝が上がっている証拠です。
代謝が上がる理由を説明しますね。
洋服を脱いだら、まず身体の表面が冷えますよね。
だから、体内を温めなければ!と発熱モードに切り替わります。
そして、中から熱を起こして全身を温めようとする生理機能が働くんです。
逆に体表が温かいと、外が温かいから中身は温めなくていいね、
と言って発熱するモードが眠ります。
というわけで、外から人工的に温められれば温められるほど、
中を温める機能が眠り続けます。
これがどういうことを意味するかというと、
代謝機能が衰えていくということです。
なので、新陳代謝ができない身体になっていくんですね。
そんな発熱できない身体は脂肪燃焼もできなくなっていくので、
どんどん脂肪もたまっていってしまうのです。
だから、全裸睡眠をすれば身体の中から発熱できて、
新陳代謝が良く脂肪燃焼までできる体質に変われるということなんですよ。
ずっと外側から温め続けた人は、この機能がだいぶ眠っているので、
全裸睡眠を始めた数日間は冷めやすいかもしれません。
そこを乗り越えていくと、段々中の機能が目覚めていき、
自分で発熱できる体質に変わっていきます。
これができるようになると自分で代謝できるので、
脂肪を燃やしやすくなる。
結果、太りにくい身体になっていくのです。
冷え性の人も同じ原理ですね。
寒いからといって靴下を履いたり、着込んで寝たりしていては、
中の機能がどんどん失われていきます。
特に、肩こりや腰痛といった筋肉が凝る人も、
体内の循環が悪いということなので、
全裸睡眠で解決しやすい体質となっていきます。
美肌作りも同じです。
肌が汚いというのは循環が悪いから。
中医学でいうと瘀血といった澱んだ血液、
それがくすみの原因になっています。
くすみが多いと、その分肌が汚く見えるんですね。
だから、停滞した血液によってくすんで見える肌も、
中身を代謝できる体質になっていくことで解決することができます。
人間は二足歩行で立って生活している生き物ですから、
下にあるものを上に循環させづらいじゃないですか。
ずっと立っている日は足がむくみますね。
これは地球に重力があるので、上のものは下にたまる。
そして自分で押し上げる筋力や代謝が足りていないと下に停滞し続けてしまう。
でも、寝ているときはどうですか?
横たわっているので頭も足も全部フラットですよね。
つまり循環させやすい環境にいるわけです。
そこで、パンツのゴムやウエストのゴム、ナイトブラのゴム、
そういったもので締め付けるというのは勿体ないですよね。
せっかく何の弊害もなければ循環できる状態にいるのに、
そのための睡眠なのに、それをいちいち遮断して通せんぼうしているんですよ。
はっきり言って無駄です。
なので、本来自分に備わった能力をまた発掘しましょう。
どうでしょう。
ここまで聞いたら全裸睡眠をやりたくなってきませんか?
そうするとね、こういった声も聞こえてきます。
「めちゃくちゃ全裸睡眠をやってみたいけれども、
家族の前だと恥ずかしくて寝られません。」、
そういった気持ちも分からなくはありません。
そういう方はこれがいいです。
大きくてどこも当たらない、脇も袖口も首元も一切締め付けないワンピース。
ゆるいウエストのゴムのパジャマだったらいいですか?
と聞かれることもありますが、
全裸睡眠の考え方は「なるべく動きを妨げられないこと」なので、
とにかく開放感を作ることが大事なんですよ。
ズボンというのは足を覆っていますので、
無意識に足をガードされて制限がかかってしまうので
本当はオススメではないですね。
少しの締め付けでも、気血水の気や生命エネルギーの循環に影響があります。
あと、こんなメッセージもいただきました。
以前の放送で、関節を冷やさないように温めましょう、
この話を聞いてネックウォーマーとレッグウォーマーを
買ってくださったそうなんです。
実践してくださってありがとうございます。
その方は、寝ているときもそれらを身につけて
寝てくださっていたようなのですが、ごめんなさい。
起きているときに関節を冷やさないようにして、
寝るときはぜひ全裸睡眠に切り替えてください。
最後に、全裸睡眠をすると疲れが取れます。
試しに、普通に洋服を着て寝たときと
全裸睡眠をしたときで比べてみてください。
全裸睡眠をして起きた日の朝は、
ものすごく身体が楽になっているはずです。
これだけ全裸睡眠を推奨していますが、
私自身はかなり生活が怠惰なので、
外から帰ってきたそのままの格好で寝てしまうことが
多々あるんですよね。
ブラジャーを着けたままだったり、靴下を履いたままだったりします。
そうしたら翌朝起きたとき、全く疲れがとれていない。
全裸睡眠を長くやっているだけあって、その違いは歴然です。
洋服を着たまま寝た朝はものすごく後悔します。
でも全裸睡眠をして起きた翌朝は、
ものすごく身体が軽くなっているんですよ。
一晩で本当にいろいろなものが治癒できる、
まさに自己整体ですね。
そしてこれは余談なのですが、私が歴代付き合ってきた人たちに
「れいかは寝ているときの発熱度合いが凄まじい。
同じ生活をすると、俺だけどんどん太っていくし疲れもたまっていくのに、
れいかは太りもしない。寝ているだけで痩せられるなんてズルい!」
と言われてきました。
それぐらい、寝ているときの自家発電度合いが凄まじいです。
全裸睡眠の成せる技、身体作りだと思います。
だから本当に皆さんにもやってほしいのです。
お金も何もかからないじゃないですか。
今すぐ誰だってできる。
こんな平等に皆さんを健康に導いてくれる技はなかなかありません。
今日から皆さん、パジャマを脱ぎ捨てて全裸で寝ましょう。
▼音声で聴きたい方はこちら
(2022年12月15日配信分)
「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!