『習慣化』するのに大事なコツ
今回は、Voicyさんのハッシュタグテーマ
「ちょうどいい運動習慣」についてお話をしてみたいと思います。
皆さんは日頃、運動をされていますか?
この放送の何回か前にくびれを作る運動習慣をご紹介しました。
そちらをやっているよ!続けているよ!という方はいらっしゃいますか?
私は自分で言ったにも関わらず全然できておりません。
やっぱり腹筋は続かないんですよね。
本気で締めたくないのでしょうね。
まあいっか、の方が今の私には優先順位が高いということですよね。
そうです皆さん、全ては優先順位なんです。
たるんだお腹を引き締めたい。
くびれたウエストを作りたい。
その気持ちはもちろん本物です。
ですが、さぼりたい、動きたくない、腹筋は面倒だと思う、
その怠惰な気持ちの方が勝ってしまうのでやれないんですよ。
例えばこれが、1週間以内にくびれを5センチ縮めなければ
仕事がクビになるとなったら死ぬ気でやりますよね。
かつて楽天さんがそうでした。
会社の公用語を英語にするから、
基準をクリアしなかったらクビになるということで、
社員総出でめちゃくちゃ英語に取り組んだというのは有名な話ですよね。
そのときに辞めた人も結構大勢いらっしゃるそうです。
でも、そこでやめたくないとか、
もしくはこれを機に英語を習得しようと、
死に物狂いで頑張って、基準をクリアしたという話も聞きました。
このとき、英語を習得するぞ!と、
頑張れる人も頑張れない人も、それぞれの優先順位じゃないですか。
なかなか本題にいきませんが、
これも大事な話だと思うのでお聞きいただきたいです。
よく、予定があって行きたいけど行けないんです!という
定番の断り文句がありますが、それも全部優先順位ですからね。
その人にとっては、あなたがお誘いしたイベントよりも、
その人の予定の方が大事なだけです。
だから、本来は予定とかないんですよ。
だって、その人が大ファンのアーティストの
コンサートのチケットがあるから一緒に行かない?と言ったら、
もし予定があっても、それをキャンセルして変更して
コンサートに行きますよね。
だから簡単に予定は覆せるんです。
お誘いした、断られた、それはつまり単純に
私がお誘いしたことよりも他のことの方が優先順位が高い、
もうそれまでです。
そこで断られたからといって、何で来てくれないの?
なんて思う必要はなくて、その人と事柄に関して波長が合わない以上、
それまで自分の中で優先順位が高かった相手でも、
その言動を見て自分の中での優先順位を
改めて考え直す良い機会にすればいいと思います。
というわけで、やっと本題に移りますが、
運動習慣こそ自分の中で優先順位を上げていけるものじゃないと、
習慣にできないんですよね。
どんなメソッドだって、どんな運動だって、
いいに決まっているんですよ。
身体を動かし筋肉を動かしてあげるというのは、
めちゃくちゃ健康になるし綺麗になります。
そんなことは誰だって知っている。
やりたいけど続かないから、
こういうハッシュタグの企画になっているわけじゃないですか。
既にたくさんの方が素晴らしい運動習慣を
ご紹介してくださっていると思います。
それを聞いていかがでしたか? ここでもう1つ、
皆さんに知っておいていただけたらと思う情報があります。
人間は習慣にするのに21日間、つまり3週間続けば習慣化できるそうです。
何か始めました。
3日坊主とよく言いますけれども、
同じことが3週間続けられたら、
それは習慣化できることとみなしていいらしいです。
逆に、そこまで続かなかったことは、
今のあなたにとって優先順位を上げ難いことなんです。
やっぱり何事もたった1〜2回で変わるわけありません。
習慣化してなんぼ。
でも習慣化するのが大変なんですよね。
私は整体師という職業柄、
いかに皆様に習慣にしていただけるかどうか、
もうこれに尽きるんですよ。
Voicyも一生懸命お届けしています。
この数ヶ月はまちまちな放送になってしまっていますが、
基本的には毎日皆さんの健康習慣の底上げになるような
あの手この手をお伝えしているわけです。
ある人は、お風呂上がりのオイル塗布が簡単にできた。
でもある人は、逆立ちが全然続かなかった。
ある人はバストマッサージを続けました。
ある人はバストマッサージを3日でやめちゃいました。
メソッドが効くことはわかる。
でも続かないのであれば、
結局その人のことを健康で美しい人に変えて差し上げられないので、
意味がないじゃないですか。
ですから、今回の「ちょうどいい運動習慣」というのは、
私の人生の中で最も大きなテーマの1つです。
今回の話をまとめますと、
何か新たなことを習慣にする方法の1つ目、
自分の中で優先順位を上げる内容であること。
2つ目、まずは3週間続けられるものであること。
この2つは鉄則です。
それに加えて、習慣にしやすい方法としては、
一緒に取り組む仲間を作る。
友達と約束して一緒にやるとか、カップルで取り組むとか。
あとはゴール設定。
何月何日までにこうなる!とか、期限を設けるのも得策だと思います。
というわけで、次回は私の運動習慣についてお話をします。
▼音声で聴きたい方はこちら
(2022年9月30日配信分)
「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!